(その3の4)のつづき
(5)スピリチュアリストへの道
前ブログで、筆者は霊現象についてはまったく無関心で生きてきたと述べました。
しかし2006年8月末、自分自身に突如ヒーリング能力があらわれ、その説明は霊界と治療霊の存在抜きには(霊的真理抜きには)考えられない事態になってきたように思われました。
そして、ヒーリングの諸改善効果という「動かぬ証拠」の報告を受け、ようやく「霊的真理の初歩段階」を卒業しかけているいるのではないかと感じています。
やはり人間は、最後は自分自身の直接体験に、科学的説明が不可能であろうとそれを越えて確信させる、自明の真実性を認識すると言わざるをえません。
交霊能力のあったスピリットヒーラーであるハリー・エドワーズは、高級霊界が霊的治療によって地上の人々を霊的覚醒に導く計画であることを知っていたと言います。
(ハリー・エドワーズ著、梅原隆雅訳『霊的治療の解明』国書刊行会)
里沙さんの守護霊が伝えてくれた、「人を救うという計画」という語りがそれを指しているとすれば、「人を救う道に進むという神との約束を果たす時期が来た」筆者は、前世療法とヒーリングを道具に、人のお役に立つ道に進むような流れに沿って動いているのかも知れないし、その流れに任せてみようと思い始めたのです。
そして、これからの自分が、前世療法とヒーリングを与えられた道具として役立たせる道を実践していくことができれば、ヒーリングの謎も守護霊の語りの真実性も、おのずと開示されていくのではないかと思いました。
また、そうした開示がされないにしても、生まれ変わりの科学的探究の道を愚直に進む過程で、懐疑的な態度を転換し、霊的現象をありのままに認めていくようになっていくのではないかと思われました。
2009年5月9日におこなった「ラタラジューの事例」の逐語録をこのブログで公開しています。
そのセッションの冒頭で、里沙さんの守護霊に憑依していただき、これからおこなおうとしている応答型真性異言の実験セッションが、霊界の霊的真理啓発の計画のうちに組み込まれていることを確認しました。
つまり、退行催眠中に起きた応答型真性異言は世界でわずか2例であるにもかかわらず、これから呼び出すラタラジュー人格が、ネパール語で応答的に会話することを、里沙さんの守護霊は直前に予言したということです。
果たして、予言どおり前世人格ラタラジューは、ネパール人女性対話者カルパナさんと、24分間にわたるネパール語による会話をおこないました。
この会話分析結果と、話者里沙さんがネパール語を学んだ形跡が皆無である検証結果もブログに公開してあります。
筆者は自信をもって、「ラタラジューの事例」は、世界3例目の催眠中に起きた応答型真性異言事例であると断言できます。そして、生まれ変わりは科学的事実である、と宣言します。
こうして、筆者は、「ラタラジューの事例」との出会いにより、守護霊の実在と生まれ変わりの事実をはっきり認めざるをえなくなったということです。
このことは、霊との交信の実在、霊の実在、生まれ変わりの事実など霊的真理を認めるスピリチュアリストへの道を歩き始めたという明確な自覚を持ったということです。
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