2011年12月6日火曜日

筆者に起きた超常現象その4の4

(その4の3からのつづき)
(4) 第一四霊信の予言の信憑性について
 
第一四霊信の送信霊は、自分の素性を告げてはいません。2007年1月25日のこの霊信では、次のような予言を告げています。
「ここからは、神による霊信であると理解しなさい。
あなたは今世で出会うべき女性がいる。
その女性とは、あなたが過去世において死別した愛する者である。
その者は、まだしばらくはあなたと再会することはない。
あなたは、その者にある約束をした。
それは、その者の死後、あなたが彼女へと誓ったものである。
そして、その者は死後、あなたからの約束を聞いていた。
何故出会う前に、あなたにこの話を語るのか。
それは、あなたがそのことに興味を抱くということが重要だからである。
あなたはその者が誰なのか、いつ出会うか、どのような死別を経験したのか、それらに興味を抱くだけでよいのだ。そこから、あなたは引き寄せられていく。
あなたの魂の傷を持つものは求め始める。
それでよい。あなたは、それを許すだけでよいのだ。
あなたは、あなたの魂の傷を持つものが求めるものと再会するだろう」
この謎めいた予言の一ヶ月後、2007年2月24日に予言された女性と思われる人物と、筆者は出会うことになりました。
その詳しい経緯は省いて要点のみ紹介します。
この女性クライアントは、筆者の知人の紹介で、その知人に伴われて前世療法を受けにやってきた30代半ばの女性でした。
彼女が深い催眠状態に入って前世人格が最初に発した言葉が、「先生、お懐かしゅうございます。会いとうございました」というものでした。
前世人格が語った前世の場面は、中世フランスの教会付属の学校でした。
彼女は、その学校の12歳の女生徒でした。
このときの筆者の前世は、36歳の聖職者で、政争に敗れた失意の政治的指導者でもあって、医学の心得も持つその学校の指導者であったということでした。
12歳の少女は、筆者を慕い、憧れのまなざしを注いでいたと語りました。
やがて年を経て、筆者は聖職者としての位階が上がり、成長した少女は望んで筆者の身の周りを世話する仕事にに就いたそうです。
筆者も彼女を愛したそうです。
しかし、彼女は、何かわけがあって20代前半で早世したと語りました。
第一四霊信の予言が脳裏をよぎった筆者は、彼女の霊界での記憶を尋ねてみました。
筆者があなたの魂に向かって何か誓ったことはあるか、それはどんなことか、という問いです。
彼女は、筆者が誓っていることを知っているが、その内容を話すことは禁じられているから話すことは出来ないと回答しました。
催眠覚醒後、このクライアントは、催眠中に語った記憶をほとんど思い出すことがきませんでした。
この前世療法のセッション概要は、以上のようなものです。
そして、これ以後三年近く経った今日まで、このクライアント以外に筆者とのこうした愛情関係のある前世を語る人物との出会いはありません。したがって、この神からと称する第一四霊信の予言も現実のものとなったと思われます。
(つづく)

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