2011年12月9日金曜日

SAM前世療法の確立その1

このタイトルからは、SAM前世療法という世界に例をみない特殊な前世療法が確立するに至った経緯を述べていきます。
SAMとは、oul pproach ethod の略です。「魂状態に接近する方法」を意味しています。
つまり、魂状態の自覚にまで催眠を深め、魂の表層に今も生きて存在している前世人格を呼び出し対話する、という信じ難い技法を用います。
一般の前世療法のように「前世の記憶を想起させる」という前提に立ちません。
「直接前世人格と対話する」という奇怪とも言える考え方に立っています。
つまり、クライアントの魂に潜んでいる「前世の者=死者」との対話をするわけです。
他から、奇怪、不気味、馬鹿げているなどの批判・非難を受けようとも、クライアントの意識現象の事実としてあらわれる現象であることは否定できません。
このSAM前世療法で、生まれ変わりの証拠応答型真性異言「ラタラジューの事例」があらわれたことによって、上記のことが証明できたと思っています。
(1) 霊信が告げた魂のしくみ
筆者あて第一二霊信で筆者の16項目の質問に対しての霊からの回答が返信されてきたことを公開しました。「SAM前世療法」は、この通信霊からの回答に基づいて作業仮説が設けられ、その検証の過程で定式化されていったという特異な前世療法です。
さて、筆者は、送信霊に対して最初の質問として次のように尋ねてみました。
「脳・心・潜在意識・魂の関係はどうなっているか、心は脳の生み出す付随現象なのか、それとも心は脳と別個の存在であるのかを教えてほしい」
この質問をM子さんに送信すると、その回答が第一三霊信として返ってきました。
その上で、さらに不明な点の質問を彼女に送信すると、第一四霊信として返信がありました。
大変入り組んだ説明をしていますが、その要点をまとめてみると次のようになります
①脳と心は別のものである。

②心は魂に属するもので、外部の情報を識別するための道具である。
③心は意識を管理するもので、心と意識(顕在意識・潜在意識)は別のものである。心の中心は、心臓を包むように、その位置を中心として存在している。
④意識(顕在意識・潜在意識)は、脳ではなく魂の表層(側面)のものたちが作り出している。
魂の表層のものたちとは、これまで転生してきたものたちと現世のものである。魂の傷とは、表層の前世のものたちの傷である。前世のものたちと現世のものは、互いに友愛を結び、それぞれの人生で得た知恵を与え合っている。
⑤意識(顕在意識・潜在意識)の座は霊体にある。霊体が個人的意識を持つ。
⑥死後、霊体は魂から離れる。霊体の持つ個人的意識は魂の表層の現世のものに取り込まれる。そして前世のものの一つとして表層に位置付く。

⑦魂は肉体すべてに宿り、霊体は魂を取り囲み、肉体を保護する役割を担う。霊体の色がオーラである。
⑧深い催眠中の魂状態としてあるときは、守護的存在や未浄化霊など霊的存在が降霊しやすい状況にある。守護霊との対話は、守護的存在と魂の求めが成立して行われる。
霊信は以上のような、魂の仕組みと、脳・心・意識の関係を告げてきたのでした。
霊の告げた脳と心の二元論は、前世の存在を前提としておこなう前世療法にとっては違和感はなく当然だとしても、それ以外のことについては、筆者には初耳であり、にわかにはとても信じがたい内容であり、理解に苦しむことばかりでした。
(つづく)

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