2011年12月4日日曜日

筆者に起きた超常現象その4の2

(その4の1からのつづき)
(2) 第二・三霊信の内容についての信憑性
第二霊信で通信霊は次のように告げてきました。
「稲垣を守護する霊的存在は、生前の私を守護していた存在であり、それよりも以前に多くの偉大なる者たちを守護していたものである。
だが、稲垣にはまだ打ち明けるべきではない。
それは、彼を疑いの思考へ誘う種となるであろう。
だが、ここで私があなたと稲垣に伝えるべきことは、私があなた方を繋ぐ理由である。
私は生前あなたとしての素質を持ち、稲垣の進むものと類似する方向性を持つ者であった。
そのため、私はあなた方を繋ぐものとして接触しているのだ」
第一霊信で、送信霊は「私はあなた方を繋げるものである」と告げてきました。
さらに、第二霊信でも「私があなた方を繋ぐ理由である」と告げていることから、この二つの霊信の送信霊は同一の霊であると思われます。
そして、この送信霊は、生前「M子さんの素質」つまり、霊媒としての素質と、「筆者の進むもの」と類似性を持つ者つまり、催眠に関わる者であったと告げています。
死者の中で、そのような霊媒の素質と催眠両方に関わって有名な人物は、エドガー・ケイシーしか筆者に思い浮かぶ名前はありませんでした。
もし、エドガー・ケイシーであるとすれば、ケイシーの守護霊は、ケイシーの死後、筆者を守護しているということになります。
このことを確かめるために、筆者はエドガー・ケイシーの没年を調べてみました。
果たしてケイシーは、筆者の生まれる三年前に死亡していることが分かりました。
したがって、この第二霊信の送信霊が、生前のエドガー・ケイシーであったとしても矛盾しないことになります。
そして、次の第三霊信で、次のような驚くべきことを告げてきたのです。
「あなたは、今語りかけている私が、エドガー・ケイシーを守護していたものと考えている。
その真偽を自分の中で晴らすため情報を集めた。
だが、そんなことをして何になる?だが、私があなたに「そうではない」と言えば、それは事実とは異なるものとなってしまう」
の送信霊は、言い回しから考えて、生前のケイシーを守護し、現在は筆者の守護をしていることを認めています。
つまり、この第三霊信の送信霊は、筆者の守護霊ということになります。
また、この結果、第一・二霊信の送信霊は、ケイシー霊ということになります。
ところで、問題は次の事実です。第二霊信は、2007年1月14日5時23分転送されています。
筆者がこれを読み、ケイシーについて情報を集めたのは同日の夜2「時頃でした。
そして、第三霊信は同日22時48分に転送されています。
つまり、この送信霊は、筆者の一時間ほど前の行動を指摘してきたことになるわけです。
もちろん、筆者がケイシーについて調べたことを霊信受信者M子さんは知りません。
また、彼女は、自分には透視能力がないと証言しています。
これらの事実を考え合わせると、第三霊信がM子さんの創作であるとすれば、彼女には透視能力があって、筆者の行動を透視した上で何故かそれを隠し、霊信の体裁をとって転送してきたことになります。
または、当てずっぽうの霊信を創作したのが、まぐれ当たりしたかです。
そうでないとすれば、そしてM子さんの証言を信じるとすれば、筆者の守護霊が、どこからか筆者の行動を見ており、このように告げてきたと考える外ありません。
結局、第七霊信に至って、送信霊は、やっと「私はエドガー・ケイシーである」と名乗りました。
さらに、
「何故今回の霊信で私が役割を担ったのか説明しよう。私はより新しい意識である。それにより、あなた方に近づきやすい状況を作り出すことができる。そして、より明確に情報を伝えることができる」
と送信してきた理由を告げています。
 
(つづく)

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