2013年7月16日火曜日

SAM前世療法の成立 その10

第12霊信が告げた魂のしくみ
前記事「その9」で、私あて第12霊信で、私の16項目の質問に対しての霊からの回答が返信されてきたことを述べました。
「SAM前世療法」は、この霊からの回答に基づいて作業仮説が設けられ、その検証の過程で定式化されていったという特異な事情を帯びている霊的前世療法です。
さて、私は、通信霊に対して最初の第1質問として次のように尋ねてみました。
「脳・心・潜在意識・魂の関係はどうなっているか、心は脳の生み出す付随現象なのか、それとも心は脳と別個の存在であるのかを教えてほしい」
これに対して、送信霊は、A四用紙1枚半に渡って回答を返信してきました。
その回答で不明なことをさらに質問としてM子さんに送信すると、その回答が第13霊信として返ってきました。
その上で、さらに不明な点の質問を彼女に送信すると、第14霊信として返信がありました。
大変入り組んだ説明をしていますが、その要点をまとめてみると次のようになります。
①脳と心は別のものである
②心は魂に属するもので、魂が外部の情報を識別するための道具である。
③心は意識を管理するもので、心と意識(顕在意識・潜在意識)は別のものである。
心の中心は、心臓を包むように、その位置を中心として存在している。

④意識(顕在意識・潜在意識)は、脳ではなく魂の表層(側面)のものたちが作り出している。
魂の表層のものたちとは、これまで転生してきたものたちと現世のものである。
魂の傷とは、表層の前世のものたちの傷である。
前世のものたちと現世のものは、互いに友愛を結び、それぞれの人生で得た知恵を与え合っている。

⑤意識(顕在意識・潜在意識)の座は霊体にある。
霊体が個人的意識を持つ。
⑥死後、霊体は肉体から脱落し、魂に吸収される。
霊体の持つ個人的意識は魂の表層に取り込まれる。
そして前世のものの一つとして魂表層に位置付く。
⑦魂は肉体すべてに宿り、霊体は肉体を取り囲み、肉体を保護する役割を担う。霊体の色がオーラである。
⑧深い催眠中の魂状態としてあるときは、守護的存在や未浄化霊など霊的存在が降霊しやすい状況にある。
魂状態での守護的存在との対話は、守護的存在と魂の求めが成立したときに可能になる。

霊信回答は以上のような、魂のしくみと、脳・心・意識の関係を告げてきたのでした。
霊の告げた脳と心の二元論は、前世の存在を前提としておこなう前世療法にとっては違和感はなく、当然だとしても、それ以外のことについては、私には初耳であり、にわかにはとても信じがたい内容であり、理解に苦しむことばかりでした。
この私あて霊信が告げてきた、魂のしくみは、これまでの定評ある諸霊信(シルバー・バーチの霊言、アラン・カルディックの霊の書、モーゼスの霊訓、マイヤーズ通信など)にも告げられたことのない内容で、ほんとうかいな、というのが正直な感想でした。
しかし、この霊信内容が検証の結果、ほんとうであるとすれば、通信霊(稻垣の守護霊団)の実在が間接的に証明されることになると思いました。
このような魂のしくみについての情報は、受信者M子さんにはとても創作できるとは思われなかったからです。
そして、私の記憶に浮上したのは第11霊信の次の文言との符合でした。

あなたは、探究心を重要とする。あなたがまだ理解していないものについて、誰も理解を完全にしていないものについて強く引き寄せられる。そして、前世療法についてだが、あなたは自らの霊性により独自性を持つようになる。あなたの前世療法は、あなたにしか出来ないものになる。

魂のしくみについては「誰も理解を完全にしていないもの」であり、その秘密をわれわれ(守護霊団)は、稻垣に開示した。
その開示された魂のしくみに基づいて、稻垣にしかできない前世療法を編み出してみよ、という守護霊団からの信託を受けたのではなかろうか、と思われたのです。
(その11につづく)

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