2012年11月7日水曜日

霊信と意識現象との不思議な符合

ここでいう「霊信」とは、高級霊とおぼしき存在からの通信のことを指しています。
具体的には、2007年1月~2月に届いた私あての霊信(本ブログに公開済み)と、定評のある海外の霊信を指しています。
私あての霊信を真とする判断は、偶然では説明できない複数の予言が当たっているからです。
予言の一つは、2007年1月時点で、3年後の2010年の拙著『生まれ変わりが科学的に証明された!』の出版を予言していることです。「あなたはいずれ前回とは異なる内容の本を出版することとなる。全貌が異なるのではなく、方向性が異なるのだ」という予言でした。
二つ目の予言は、「前世療法についてだが、あなたは自らの霊性により独自性をもつようになる。あなたの療法は、あなたにしかできないものになる」という形で、SAM前世療法創始の予言をしており、それがが1年後に当たっていることです。
三つ目の予言は、「あなたは今世で出会うべき女性がいる。その女性とは、あなたが過去世において死別した愛する者である」というものでした。この出会うべき女性は、この予言の1ヶ月後にセッションにやって来ました。また、このセッションから4年後の別のセッションで、私と前世をともにしたという男性クライアントの前世人格が、再会した女性クライアントの前世人格が語った内容と一致する内容を語っています。もちろん、二人のクライアントどうしの事前の接触は一切ありません。超ESP仮説を考慮しないとすれば、この二人のクライアントの語りの一致は偶然とは思われません。
というわけで、私は私あての霊信内容に信をおいてよいと思っています。
その私あて第9霊信が次のように述べています。
「守護するものの中には大きく分けると、生まれ変わりをしたことがある、かつては人として存在した者と、生まれ変わり変わりをしたことがない者とがある。・・・守護霊とは、生まれ変わりを経験したものであり、今後生まれ変わるものや、生まれ変わりを必要としないものを含めたものである。そして、ガイドとは生まれ変わりを必要としないものである」
この霊信が届いたときに、私には一つの疑問が生じました。霊信を文字通り解釈すれば、守護霊の中には、「今後生まれ変わるもの」が存在する、ということになるからです。
守護霊とは、生まれ変わりを重ね、霊的進化を遂げた存在であり、言わば生まれ変わりを卒業した存在であるにもかかわらず、守護霊の中には再度人間に生まれ変わるものがいる、ということが本当にあるのだろうか、という疑問です。
この疑問に対する回答が、セッションに現れる「意識現象の事実」が示しているようです。
つまり、霊信の述べたとおり、前世が守護霊だと答えたクライアントが現れているのです。
というのは、(守護霊であった前世というのは妙な言い方ですが)前世が守護霊である、と答えた事例が5例現れているからです。5例のうち、男性3名、女性2名です。主訴は、4名が生まれ変わりのあることを実感したい、1名が原因不明の深い人間不信の改善でした。
5例のうち、かろうじて口頭で対話できたのは3例、2例は指による回答の対話でした。 
5例に共通していることは、より高次の存在の強力な要請によって、霊的真理を地上に広めるために人間として生まれ変わった、という回答でした。と言っても、5名とも特別な地位にある人ではありません。
ただし、5名ともに、謙虚であたたかなものの言い方であり、非常に好感のもてる人柄でした。
一人の女性は、「苦しむ人たちを救いたい」と悲痛な訴えをし、もう一人の女性は「霊界に戻りたい」と泣きました。
一人の男性は「地上の人間があまりに荒んでいるので人間嫌いに陥った」と嘆きました。この男性が、人間不信の改善を主訴にもっているクライアントでした。興味深いことに、この男性は、幼少の頃より、高い位置から底なしの深い穴のようなところへ落下していく夢を繰り返し見てきた、と語っていることです。霊界から地上へと生まれ変わったことを象徴している夢ではなかろうかと思われます。
というわけで、セッションで現れれた「意識現象の事実」として、私あて霊信の述べているように、霊界の住人である守護霊から再度地上の人間に生まれ変わっているものが存在しているらしいというといことです。
もう一つの興味深い「意識現象の事実」は、現世が最初の人生である魂の持ち主だと答えた事例が12あるということです。
魂の自覚状態を確認後、「あなたは前世人格のどなかですか?」と尋ねても、返事がないので、仕方なく「あなたは魂表層の現世の者ですか?」と聞くと、「そうだ」と答えます。
「では、魂表層の前世の者と交代してください」とお願いしても、「いない」「分からない」という回答です。
「あなたは生まれ変わりを経験していないのですか?」と尋ねると、「そうだ」と答えたクライアントが12名いるということです。
12名に共通する性格特性が、①好奇心が極めて旺盛で、好奇心に駆られてすぐ行動する、②友だちから親切で人が良いという評価を受けている、というものでした。
海外の定評ある霊信、アラン・カルディックの『霊の書』の高級霊からの霊信によれば、「魂の最初の状態は無知・無垢である」と述べていますから、これに照合すれは、最初の人生を送る魂の持ち主が好奇心旺盛であること、親切で人が良いことは納得できるというわけです。
「前世が守護霊であった事例」、「初めて人生を送っている魂の事例」の両事例ともに、その真偽の科学的検証は到底不可能です。
こうした場合、信頼できそうな霊界の住人からとおぼしき霊信に照合するしか私には手がありません。
その結果、現れた「意識現象の事実」と、霊信の述べていることには、確かに不思議な符合があるようだと思われます。

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