2011年10月12日水曜日

生まれ変わりの証拠「ラタラジューの事例」その2

これから紹介するラタラジューの真性異言会話実験セッションは、2009年5月9日におこなったものです。
里沙さんの守護霊との対話 
筆者は過去に二度、里沙さんの守護霊とおぼしき霊的存在に憑依してもらい対話実験をおこなっています。セッションに入った最初の段階で同様の対話実験を試みました。それまでの前世療法をおこなってきた過程で生まれた、いくつかの疑問を尋ねてみたいと思ったからです。
 そして、その一番の目的は、こうした生まれ変わりを実証するための実験セッションが、われわれ人間に許されるかどうかを尋ねてみることでした。守護的存在からの許可が下りなければ、その警告を尊重し、それに従うのが、霊的存在を認めるようになっていた実験者としての敬虔・誠実な態度であると思っていたからです。
次は里沙さんが、魂状態の自覚に入った直後からのやりとりです。なお、守護霊が憑依しているとおぼしき間の声はかすれた囁(ささや)き声になり、一呼吸おいては一語一語を探して話すような、きわめて緩慢な口調に変わりました。
TH あなたは魂の表層にいるものの中で現世の方ですか? 口頭で答えてくれますか?
CL はい。
TH あなたは現世の方ですね。
CL はい。
TH あなたは、私が知る限りでは、三回目の生まれ変わりの方ですね。一人はタエで、もう一人はネパール人村長さんのラタラジューです。これから、その方と交替してもらおうと思っていますが、その前にあなたの守護霊とお話したいことがあるので、これから五つ数える間、祈ってください。守護霊にどうぞ降りて来てください、どうぞ憑依してくださいと祈ってください。そうすると、守護霊が降りて来てあなたに憑依してくださるはずです。そして、私とお話してくださるはずです。では数えますよ。一・二・三・四・五。・・・あなたは里沙さんの守護霊でいらっしゃいますか?
CL ・・・はい。
TH お久しぶりですね。この前あなたは、自分は霊界では異例の存在で、それは私に霊界の情報を伝えるのが守護霊としての使命だからそうですが、そして、私の求めに応じて、いつでも降りてきてくださるということでした。そこで、お聞きします。今日は、里沙さんのすぐ前の人生のラタラジューを呼び出すセッションを始めようとしています。それについて守護霊であるあなたの許可は出ますか?
CL ・・・はい。
TH もう一つお聞きします。「タエの事例」は、あなたよりもっと上におられる方の計画によって 、私に贈られたとあなたは前回答えています。それが本になることも、新聞に載ることも、テレビに出ることもすべては計画に入っていたということでした。では、今日ラタラジューを呼び出すセッションをやることも、ひょっとして、計画のうちに入っていますか?
CL ・・・はい。
TH 私はこれから真性異言という里沙さんが学んだはずがないネパール語で話せるかどうかを実験的にやろうとしています。そういう実験的なセッションを許してもらえますか?
CL ・・・はい。
CO あなたの方から私に何か注意することがあったら、おっしゃってください。
CL ・・・一つあります。・・・ラタラジューは・・・若い頃人を殺しています・・・   深くは・・・。
TH それを暴くな、ということですか? 深くは追及してはいけませんか?
CL はい。
TH 分かりました。ラタラジューの犯した罪については深く追及しないことをお約束します。他にはありますか?
CL 魂の・・・ 構造は、・・・複雑です。・・・魂を包む・・・意識は、・・・過去に・・・生まれ変わった・・・ものだけではありません。多いものは、二千、三千・・それらは・・・みな魂の・・・要因・・・。
TH 生まれ変わっているのは、すべて人間として生まれ変わっているのですか?
CL ・・・人・・・以外のものも。・・・宇宙・・・。
TH 宇宙人ですか? 地球外の星の生物として生まれ変わっていることもあるということですか?
CL そうです。・・・魂は・・・すべて・・・霊界の意識と・・・繋がりながら・・・   分かれた・・・。
TH その魂の集団として一つであるようなものを、あなたに分かるかな、類魂と呼んでいいのかな? その類魂から分かれて生まれ変わると聞いたことがあります。そのように解釈していいですか?
CL ・・・近い。
TH 実はタエのセッションのときに、あなたはこんなことを言いました。タエの魂は、どんどん生まれ変わっていって、最後は私の一部になりますとおっしゃっていた。あなたを守護霊だと私は思っていますが、類魂としての守護霊なんですか?
CL そうです。
TH もう一つ、聞きたいことがあります。あなたのような存在をハイヤーセルフと呼んでよろしいですか? 地上の人間たちにはそう呼ぶ人たちがいます。非常に叡智に満ちた存在で、自分の中ではないはずで、霊界にいるあなたのような存在を指してハイヤーセルフと呼んでいると考えていいのですか?
CL それぞれ、・・・呼び名は・・・自由。
TH それでは、あなたを里沙さんにとってハイヤーセルフと呼んでもいいですか? 間違いではありませんか?
CL いいです。
TH もう一回いいですか? これから私のやろうとしていることは、生まれ変わりの現在もっとも有力な証拠とされている真性異言という現象を、ラタラジューが話すかというセッションをやろうとしています。地上の人間である私が、生まれ変わりの証拠を科学的につかもうということは間違ったことではありませんか? 許されますか? 科学的に証明しようとしています。
CL ・・・許されます。
TH そうですか。それを聞いて安心しました。もう一つ。ラタラジューはネパール人です。それなのに日本語が分かるということは、翻訳、仲立ちをしているのは魂の表層の「現世のもの」と考えてよろしいですか? 「現世のもの」は、魂の表層のものたちとお互いに友愛を結んで、知恵を与え合っていると聞いています。そうであるなら、魂の表層にいる「現世のもの」が、日本人である私とネパール人であるラタラジューの間を取り持ってくれて、翻訳のようなことをしてくれていると考えていいですか? 違いますか、これは。
CL ・・・あなたの言ったことはそのとおりです。・・・私たち魂は・・・自然に理解できます。
TH それでは、これから三つ数えますから、あなたは憑依を解いてください。代わりに魂の表層にいるラタラ
ジューと交替をしてください。そうしたら初めに私が日本語で話しますから、ラタラジューにも日本語で答えてもらいます。その後、ネパール人の女性がここにいますから、ネパール語でやりとりできるかというセッションをしていきます。では、三つ数えますよ。ラタラジューと交替してください。一・二・三。
(つづく)

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