SAM催眠学序説 その8
SAM催眠学序説その3「魂の二層構成仮説」で、次のように私は述べました。
「良好な催眠状態を、30分程度かけて、ぎりぎりまで深化させていくと、12歳~82歳の老若男女を問わず、誰でも「魂状態の自覚」に至り、その意識に至れ ば誰でも「魂表層の前世の人格」を呼び出すことが可能になり、前世人格との対話ができるという『意識現象の事実』が証明しています」
さて、潜在意識をどんどん遡行していくと、やがて誰もが「魂状態の自覚」に至る、という意識現象の事実は、これまでの催眠学でも、ワイス式前世療法でも、述べられたことはありません。
したがって、潜在意識をどんどん遡行していくと、やがて誰もが「魂状態の自覚」に至る、という意識現象の事実は、「魂の二層構造」、「自己内憑依」とともに、SAM催眠学の発見した催眠現象上の新しい発見だと言いうる成果だと考えています。
「魂の自覚状態」に至ると、それをモニターしている顕在意識は、体重(肉体)の感覚がなくなる、残っている「私という意識」が肉体とズレている、ときには肉体の外に遊離している、という報告をします。
こうした、感覚は魂状態に至ったすべてのクライアントのモニター意識(顕在意識)が報告するわけではありませんが、少なくとも、直近100事例において、93%のクライアントの潜在意識が、明確に「魂状態」に至ったことを報告しています。
これまでにこうした魂状態の自覚に至ったすべてのクライアントのうち、最年少は12歳少年、最年長は82歳女性であり、医師5名、大学教授3名、その他著作を持つ知識人数名を含みます。
したがって、「魂状態の自覚」を持つことは、普遍的現象であろうと考えられます。
興味深いのは、魂の表層に前世人格がまったく存在しない、つまり生まれ変わりの体験のない魂である、と答えた事例が14例あることです。
魂の最初の状態は、無知・無垢である、と告げている高級霊(アラン・カルディック『霊の書』)に照らしてみると、この14事例の当事者の性格特性には、好奇心が非常に強い、親切で人が良いという共通項がうかがえるようです。
魂状態の自覚に至ると、肉体の感覚が消失する、という報告から推測して、どうやら「魂そのものの状態」とは、肉体を持たない霊的存在と同様の次元に至ったと理解してよさそうです。
したがって、守護霊と呼ばれる高級霊との対話(魂状態の70%程度)、あるいはその他の高級霊の憑依現象、ときに私の守護霊団の一員を名乗る高級霊の憑依現象が起きています。
諸高級霊の憑依は、例外なく何らかのメッセージを携え、それを伝えるための必要から憑依現象を起こします。
また、霊媒体質のクライアントにおいては、未浄化霊の意図的憑依を起こさせることが可能です。
そして、里沙さんの守護霊に、魂状態においてこうした霊との接触がなぜ可能になるのかを尋ねたところ、「魂そのものの状態とは、肉体を持たない霊的存在と同様の次元に並んだと理解しなさい」という回答を得ています。
催眠下の「魂状態」のクライアントの脳波を測定しても、瞑想状態、まどろみ状態と同様の脳波しか出ないことは催眠学が明らかにしていますから、魂状態についての研究は、クライアントに生じる現象の観察と、クライアントの覚醒後の報告に頼るしか現在のところ研究方法はありません。
興味深いことは、魂状態を体験後のクライアントの一部に、守護霊との対話がふだんでも出来るようになった (指による回答を含む)事例や、ヒーリング能力が覚醒した事例が生じていることです。
魂状態の体験は、霊的資質を持っているクライアントに、その覚醒を促すようです。
タエの事例、ラタラジューの事例を語った里沙さんがその一人です。
彼女の場合は、守護霊の意図的憑依、ヒーリング能力、オーラを見ることなどの諸能力が覚醒したと思われます。
ただし、これは科学的な検証の俎上には乗せられないことではあります。
脳波だけの観点に限って言えば、きわめて深い瞑想状態においては、瞑想している当事者が「魂状態」に至っている可能性が十分あり得ると思われます。
明確に断言できることは、SAM前世療法における「魂遡行催眠」という特殊な技法によって、90%以上のクライアントを、「魂状態の自覚」に導くことが可能だということです。
下記に、そうした魂状態の体験事例を二つ紹介しておきます。
【事例その1】 は、モニター意識の詳細な記憶を再現している貴重な報告です。
【事例その2】 は、ワイス式前世療法のセラピストの報告で、ワイス式とSAMとの比較がされている興味深い報告です。
報告者は2名ともに30代後半の女性です。
SAM催眠学序説その3「魂の二層構成仮説」で、次のように私は述べました。
「良好な催眠状態を、30分程度かけて、ぎりぎりまで深化させていくと、12歳~82歳の老若男女を問わず、誰でも「魂状態の自覚」に至り、その意識に至れ ば誰でも「魂表層の前世の人格」を呼び出すことが可能になり、前世人格との対話ができるという『意識現象の事実』が証明しています」
さて、潜在意識をどんどん遡行していくと、やがて誰もが「魂状態の自覚」に至る、という意識現象の事実は、これまでの催眠学でも、ワイス式前世療法でも、述べられたことはありません。
したがって、潜在意識をどんどん遡行していくと、やがて誰もが「魂状態の自覚」に至る、という意識現象の事実は、「魂の二層構造」、「自己内憑依」とともに、SAM催眠学の発見した催眠現象上の新しい発見だと言いうる成果だと考えています。
「魂の自覚状態」に至ると、それをモニターしている顕在意識は、体重(肉体)の感覚がなくなる、残っている「私という意識」が肉体とズレている、ときには肉体の外に遊離している、という報告をします。
こうした、感覚は魂状態に至ったすべてのクライアントのモニター意識(顕在意識)が報告するわけではありませんが、少なくとも、直近100事例において、93%のクライアントの潜在意識が、明確に「魂状態」に至ったことを報告しています。
これまでにこうした魂状態の自覚に至ったすべてのクライアントのうち、最年少は12歳少年、最年長は82歳女性であり、医師5名、大学教授3名、その他著作を持つ知識人数名を含みます。
したがって、「魂状態の自覚」を持つことは、普遍的現象であろうと考えられます。
興味深いのは、魂の表層に前世人格がまったく存在しない、つまり生まれ変わりの体験のない魂である、と答えた事例が14例あることです。
魂の最初の状態は、無知・無垢である、と告げている高級霊(アラン・カルディック『霊の書』)に照らしてみると、この14事例の当事者の性格特性には、好奇心が非常に強い、親切で人が良いという共通項がうかがえるようです。
魂状態の自覚に至ると、肉体の感覚が消失する、という報告から推測して、どうやら「魂そのものの状態」とは、肉体を持たない霊的存在と同様の次元に至ったと理解してよさそうです。
したがって、守護霊と呼ばれる高級霊との対話(魂状態の70%程度)、あるいはその他の高級霊の憑依現象、ときに私の守護霊団の一員を名乗る高級霊の憑依現象が起きています。
諸高級霊の憑依は、例外なく何らかのメッセージを携え、それを伝えるための必要から憑依現象を起こします。
また、霊媒体質のクライアントにおいては、未浄化霊の意図的憑依を起こさせることが可能です。
そして、里沙さんの守護霊に、魂状態においてこうした霊との接触がなぜ可能になるのかを尋ねたところ、「魂そのものの状態とは、肉体を持たない霊的存在と同様の次元に並んだと理解しなさい」という回答を得ています。
催眠下の「魂状態」のクライアントの脳波を測定しても、瞑想状態、まどろみ状態と同様の脳波しか出ないことは催眠学が明らかにしていますから、魂状態についての研究は、クライアントに生じる現象の観察と、クライアントの覚醒後の報告に頼るしか現在のところ研究方法はありません。
興味深いことは、魂状態を体験後のクライアントの一部に、守護霊との対話がふだんでも出来るようになった (指による回答を含む)事例や、ヒーリング能力が覚醒した事例が生じていることです。
魂状態の体験は、霊的資質を持っているクライアントに、その覚醒を促すようです。
タエの事例、ラタラジューの事例を語った里沙さんがその一人です。
彼女の場合は、守護霊の意図的憑依、ヒーリング能力、オーラを見ることなどの諸能力が覚醒したと思われます。
ただし、これは科学的な検証の俎上には乗せられないことではあります。
脳波だけの観点に限って言えば、きわめて深い瞑想状態においては、瞑想している当事者が「魂状態」に至っている可能性が十分あり得ると思われます。
明確に断言できることは、SAM前世療法における「魂遡行催眠」という特殊な技法によって、90%以上のクライアントを、「魂状態の自覚」に導くことが可能だということです。
下記に、そうした魂状態の体験事例を二つ紹介しておきます。
【事例その1】 は、モニター意識の詳細な記憶を再現している貴重な報告です。
【事例その2】 は、ワイス式前世療法のセラピストの報告で、ワイス式とSAMとの比較がされている興味深い報告です。
報告者は2名ともに30代後半の女性です。
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- 【事例その1】
SAM前世療法を受けたきっかけは、昨年秋に事件に巻き込まれ、その後遺症にずっと苦しんでいたからでした。
私は催眠にかかりにくいのではないかと不安もあったのですが、先生から催眠感受性は高いとおっしゃっていただき、少しホットしました。
ただし憑依があると浄霊が必要であるとの説明を受け、イヤな予感がしました。
セッションが始まりましたが、なかなか過去世の人格が出てきません。
意識は普段と変わりなく鮮明なため、焦ってきました。
未浄化霊か?との先生の質問に、指が反応したときには・・・もう恐怖でパニックになりました。
ビビリなんです。
先生が、戻るべき場所へ安心して行くよう未浄化霊に諭している間、「そうそう、行ってちょうだい!!」と、私は心の中で懇願していました。
しかし、思ったほど怖くないかも・・と冷静になってきました。
浄霊が終わったと同時にスーッと肩の力が気持ちよく抜けました。
すると一筋の涙が頬を伝いました。
私が悲しいわけでは全くありません。
実体はよく分かりませんでしたが、魂の存在という意味では私達生きている者と同じであり、同じ悲しみ、孤独を抱えていた魂なのかな・・。
この機会に戻るべき場所に戻れてよかったな・・と思いました。
いよいよ過去世の登場です。
指で反応するか話すか先生に質問されました。
当然指で答えるのだろうと思っていましたが、言葉で話すと首がこっくり頷きました。
「うそ大丈夫!?」心の中でツッコミました。
先生がヨーロッパ、アジア・・・と質問しますが反応しません。一巡してヨーロッパのところで頷きました。
次に先生は国名を挙げていきます。
その 時から、唇がもぞもぞ勝手に動き出しました。
親不知を抜いたときに麻酔で唇が思うように動かない状態と少し似ています。
自分の意志ではなく、小さく唇が歪 んだり開いたり準備運動のようなことをし始めました。
すると「グィー・・」と言い始め、都市名のところで「アティッ・・」と言いました。
先生に「ギリシャのアテネ?」と聞かれ、「その発音じゃないん だけどなあ・・」と私は何となく感じ、過去世の者も何度も正しい発音にこだわるように声を発しました。
そして先生から質問を受けると・・・・意味不明な言語を勢いよく話し出してしまいました。
「うわっ!なんじゃこりゃっ!」
自分でも予想外でした。私は都市名の発音も瞬時に忘れてしまっている状態で、「今後も質問に答えられるのだろうか?」と心配になりました。
しか し、先生に再び質問されると「アティッ・・」と自然に口をついて出てきました。
「もう流れに身を任せるしかないなあ・・」と思いました。
- 【事例その1】
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以後は先生の質問に、異国?の言語で答えるというやりとりだけが続きました。
よくしゃべるのですが、話の詳細は私には分からないのです。
国名や都市もギリシャのアテネとは断定できない感じでした。
前世の人格は女性で子どもがおり黒髪、夫は支配者階級であること、霊能力のため幽閉され殺されたらしいことは何とか分かりました。
先生の質問は理解できるようですが、ただ日本語で答えられないので過去世の人格ももどかしそうでした。
死亡した年齢を聞かれて、私も非常に興味があったのですが、「○※・・」と答えるだけです。
「で・・一体あんたは何歳で死んだの~!?」と、私は 心の中でツッコむだけでした。
過去世の「だって・・・○※なんだもん・・」と困惑した気持ちだけが伝わってきました。
悲しみや怒りの感情は、泣いたり顔を しかめたり、早口になったりするので分かりました。
先生から好きな食べ物や父母兄弟などの呼び方を質問されると答えるのですが、それが見当はずれなのかどうかさえ私には分かりません。
ただ、外国語講座のように、必ず二回以上ゆっくり発音するなど正確な発音へのこだわりを見せ、「親切で根気のいい人だなあ・・・」と感心しました。
ついでに自分とそういうところが似ている・・短気なところも・・なんて思いました。
そして、過去世の人生の核心に迫りました。
昨年の事件の加害者から、この時代でも同じ被害を受け、今世はそのリベンジだということでした。先生の質問に強く頷き、感情をあらわにするので、このあたりは分かりました。
時代は紀元前のようで、「2000年以上の時を越え、魂の成長をかけて戦うのか・・・あわわ・・・」と少し気後れしましたが、妙に納得もしました。
霊能力の封印も解かれたようでした。
ヒーリング後、守護霊とのコンタクトでは、いくつか心の中で問いかけると首が頷くという形で反応がありました。
あんまり頷いてばかり(yes) のため、「いい加減だな・・自分で適当に頷いちゃってるんじゃないの?」と思いましたが、そのうちの一つは反応の通り先月実現したので、その他の質問につ いても経過を見守っているところです。
そしてSAM前世療法の神髄は、セッション後に日毎に現れてきました。
まず、現在置かれている状況が激変し始めました。
日替わりメニューのように次々と難問に直面もするのですが、思ってもみない人の優しさや協力も得 られるようになりました。
その度ごとに動揺もするし、「今回ばかりはそれ、ナシじゃないのか?」と弱気にもなるのですが、2000年持ち越した課題だと思 うと・・・半ば開き直りで受けてたつ決心が固まるようになりました。
不思議と後遺症の症状は徐々に減少してきたのですが、やはり自分の心身のコンディションによって大きくうずくときがあります。
「辛いな・・」と思った際に、何気に守護霊とのコンタクトを思い出し、問いかけてみました。すると、
「手を胸に当て癒しなさい。自分を信じ切れないから胸が痛むのです。もう大丈夫です・・・」とメッセージのようなものがありました。
実際その通り にしてみると、自然と落ち着くようになりました。
しかし、それで症状が完全に消失したわけではありません。
魂の傷は、癒す過程にこそ成長があると先生の霊 信であったように思いますが、確かにそうだと思えます。
-
- 守護霊との対話は、想念を感受したと同時に自分が言葉に置き換えているような感じに近いです。
こちらが求めなければメッセージはありません。
自分自身に問いかけ自分で答えを出しているようにも思えるため、「本当に守護霊なの?」と疑いました。
異国の言語にしても、「エクソシストみたいになったらどうしよう・・。
録音を逆送りにしたら実は悪魔語だったりして・・・。
そのうち首がグルグル回りだして緑の液体吐き出すのかな・・。」とビビリまくりです。
セッション後の自分の内なる変化についていけず、猜疑心丸出しの日々が数日ありました。
しかし、辛いときに問いかけると常に優しく返答がありました。
「心の言葉が私であってもあなたであってもどちらでもよいではないですか。あなたの内なる声だと思っても良いでしょう。
異国の言語かどうかも気に することではありません。
あなたにそれが起こったことで、人生が急展開している。
その現実の方に目を向けなさい。
今、課題にむかって生きていけること、そ のために支えてくれる人がいること、孤独ではないこと(目には見えない存在の守護があると感じられること)を実感できる幸せが、今一番大切ではないです か。
後はina先生の専門分野です。心配いりません。」
このメッセージは、得にはなっても害はないので、素直に受け入れることにしました。
問いかければいつでも答えは自分の中にある・・・そして守護霊は24時間営業・・・。その状態は贅沢のようにも感じます。
しかし、すべての人に守護する魂があるはずだと思うと、特別なことではないと思えます。
SAM前世療法は、魂の自己治癒力を開花させるような無限の可能性を感じます。
そしてその結果、それぞれの魂の持つ独自のパワーを、他者にも還元できるように感じています。
【事例その2】
今まで、ワイス式の前世療法を学んできた私としましては、催眠誘導のアプローチの違いに多少の戸惑いはありましたが、もともと被暗示性の高い私はスムーズにSAM前世療法の誘導に導かれていくことができました。
先生に、魂の側面である過去世のものを呼び出され、どこの国の人ですか?」と問われ、私の中に「イ」という国のイメージが浮かび、先生から「イ ンド?・・イギリス?・・・・「インカ?」とさらに尋ねられ、まさに「インカ」といわれた瞬間に、私自身が、手で顔を覆い、泣き呻き始めたことに驚きまし た。
そして、左胸を掻き毟るような動作をして「苦しい・・・」と。
そう彼女は、インカの時代に心臓をえぐられて、生贄になって死んだイルという名の20歳の女性だったのです。
10歳の頃に、太陽の力を受けてそ れを人々に伝えるような能力を持ち、生贄になったことも「人々のために自分が死ななくてはならない」と受け止めていたイル。
でも、その死は、やはり辛く、 悲しい出来事だったに違いありません。
そんなイルの気持ちが、私の中に次から次へと込み上げてきました。
先生に癒していただき、気持ちが次第に落ち着いていくことも感じることができました。なぜか、ワイス式の前世療法と異なり、視覚的なイメージが浮かばないのに、感覚で全てがわかるのでした。
そして、イルの過去世の後、先生に現世へ誘導されたにもかかわらず、また違う過去世へといってしまいました。
それが、イルとは違い笑えました。
まず、男のような声で唸る自分に驚き、続いて鼻を鳴らしたり、また唸ったり、発する声が完全に男になっていたことに本当に驚きました。
彼は、ド イツの木こりでした。結局のところ彼はどうしてこの場に出てきたのかわからず、「なんでかな~」と唸りながら、首を傾げていました。
そして、先生から「ま た今後ゆっくりお話を聞きましょう」といわれその後、私は現世に戻って来ました。
今回の先生とのセッションは、私にとってとても印象深く、ちょっとした衝撃でした。
今までワイス式では、どちらかと言うと「自分で作ってしまっ ているのではないか」という観がありました。
しかし、SAMでは、誘導から一っ飛びに、その人物になってしまったり、明らかに男の声、しゃべり方になって いることを実感できたからです。
となると、魂の側面のものたちが存在すると私は確信せざるをえません。
また、セッションの機会がありましたら、是非ほかの側面のものたちとの出会いもしてみたいと思いました。
メールで先生が尋ねられておりました「前世想起中の意識状態」ですが、過去世にありながら、過去世を語っている自分をしっかりモニターしている現世の自分がありました。そして、周りの物音や、話声もはっきり聞こえました。
それにもかかわらず、過去世のその人物はその人物自身を語っていました。
前のメールで、私は、ワイス式では、視覚での映像を見ることができ、SAMでは全く視覚的なイメージがないのに感覚でわかったといっておりましたが、ワイス式でも、視覚的なイメージではなく感覚的なイメージが出るタイプの方もおりました。
私たちが習ったところの先生によりますと、10人の被験者がいて、まず3人が視覚的な人で催眠に一番入りやすい、続いての3人が感覚的な人で次に催眠に入りやすい、そして次の3人が聴覚的な人で催眠に入り、最後の一人は、全く入れないということでした。
私は、今回の経験から、ワイス式のように物語風に催眠へ誘導していく上では、視覚や感覚的なイメージの出方が問題になるかもしれないと思いますが、SAMのように、「ふっ!」と過去世へ入ってしまうと即、その人物になりきっている。
見えようが、見えまいが、その人自身であることに、イメージの描きようがない感じを受けました。そのあたりが、大きな違いのように思えます。
注1: SAM催眠学では、魂状態において、話そうという自覚がないのに話し出す現象を「自動発話」、動かそうという自覚がないのに指や首が動く、涙が流れるなどの現象を「自動動作」と名付けています。
注2: 魂状態で起こった意識現象の体験報告は、下記を検索すると100事例ほど読むことができます。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2399316&id=24937201
(その9へつづく) -
- 守護霊との対話は、想念を感受したと同時に自分が言葉に置き換えているような感じに近いです。
1 件のコメント:
霊通や霊界が認められれば「死人に口なし」や「人生は一度きり」(この世の肉体の人生は一度だから変わらないか)の常識が覆されますね
また「永眠」という言葉が無くなり「他界」が主流になりますね
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