2012年3月6日火曜日

なぜ数百回もの生まれ変わりがあるのか

生まれ変わりの回数については、科学的検証はできません。
ちなみに、筆者の生まれ変わり回数は、現世が369回目であると筆者あて霊信は告げています。
また、今かかわっている52歳男性クライアントの守護霊は、彼の生まれ変わり回数を459回目だと告げています。
「ラタラジューの事例」を語った里沙さんの守護霊は、彼女は3回目の生まれ変わりであると告げています。
ここでは、信頼性の高いと思われる里沙さんの守護霊の語りに焦点を当てて、また多くのクライアントの語りを参考にして、生まれ変わりの回数が数百回も必要である理由について考察してみたいと思います。
里沙さん守護霊やセッションで語られるところによれば
①生まれ変わりの決定は、霊界次元で魂と守護霊、あるいは神との間の契約による。
②契約とは、魂の成長進化のために乗り越えるべき人生の課題を決めることである。
しかし、魂が現世の肉体に宿ったときを境にして契約内容は忘却される。
③急速な成長進化を望む魂の願いは、苦難の人生を自ら選ぶことによって叶えられる。
里沙さんの魂はそれを選んでいる。
初回は16歳のタエとして人柱になって落命した。
2回目はラタラジューとして貧困のナル村村長としての苦労を重ねた。
現世では脊柱側湾症の痛みに耐える人生を送っている。
つまり、人生上の負荷が大きいほど成長進化は促進される。
④しかし、生まれ変わりをしたからといって、成長進化が保障されたわけではない。
成長進化の機会が与えられたということである。
選び取った人生で、成長進化のための課題に立ち向かう生き方をするか、安逸な人生を送るかどうかは、それぞれの魂の主体性に任されているらしい。
⑤したがって、生まれ変わりの回数分に比例して、急角度の右肩上がりに直線的成長進化がおこなわれることは稀だと考えられる。
停滞(足踏み状態)や、わずかずつの成長進化を繰り返すことがほとんである。
⑥多くは、生まれ変わりによる成長進化の機会を生かせずに、前世と同様の過ちを繰り返し、成長進化に資することのない足踏み状態(停滞)の人生を繰り返す。
あるいは、わずかな成長進化しかできない人生を繰り返す。
右肩上がりではなく水平線状、ないし極めてなだらかな右肩上がりの成長進化でしかない。
⑦このことは、ソウルメイトと呼ばれる魂どうしとして、夫婦・親子・兄弟・ライバル等の関係で生まれ変わりなが
ら、敵対関係や憎み合う関係を繰り返す事例が稀ではないことからも推測できる。
⑧里沙さん守護霊の語り、セッションでの前世人格の語りから判明してきたこうした事実を重ね合わせてみると、生まれ変わりを卒業するためには、数百回の人生を繰り返すことはむしろ当然だと思われる。
魂の成長進化は容易ではないと言えそうである。
⑨こうしたことは、魂の表層には、不本意な人生によって生じた傷に苦しむ複数の前世のものたちが、今もその苦悩を訴え続けて顕現化する、というセッションにおける意識現象の数多くの事実からも裏づけられる。
SAM前世療法で現れる意識現象の事実の累積から、現段階でおおよそ言えそうな、数百回もの生まれ変わりの理由は以上のようなことです。

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