SAM催眠学序説 その157
前ブログ「 SAM催眠学序説 その156」で、「クライアントのなかには、霊として誕生し、初めて肉体に宿った魂として人生を送っている事例があります」という紹介をしておきました。
ここに紹介するのは、そうしたまれな魂の持ち主のセッション後の感想です。
このクライアントは、生きづらさに悩み続けてきた51歳の女性教員です。
ブログに掲載することを了解していただき、紹介することができました。
なお、セッション期日は、2022年11月22日であり「SAM催眠学序説その156」の記事掲載前日です。
また、クライアントのメールが届いたのはセッション5日後の2022年11月27日です。
以下の点線内部分がクライアントのメールです。
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【主訴】(注:セッションの申し込み時に書いていただいたもの)
ただただ、自分の前世を知りたいです。
私の現世が前世にどんなつながりを持つのか知ることで、今後、苦手なことや思い通りにいかないことを乗り越えていければと考えています。
よろしくお願いします。
【セッション後の感想】(注:セッション5日後)
こんにちは。
先日は大変お世話になりました。
11月23日付け(注:SAM催眠学序説その156)のブログで、人間としての前世のない人格の事例を取り上げてくださり、ありがとうございました。
私は、人間の前世があるものと信じきっていたため、結果は意外であり少々残念でしたが、今回のブログを読ませていただき、自分なりに理解できたと思います。
ワイス式の落とし穴についても納得しました。
また、今までの人生で生きづらかったり、人間の汚い所が許せなかったりというのは、ガイドから初めての人間としての人生だったからなのかもしれないなと実感しました。注①
ブログのコメント欄からお送りしようと思いましたが、プライベートな内容なので、メールとさせていただきました。
セッションにおいては、大変貴重な体験をさせていただきました。
両腕は勝手にくっつき、体はホワッと体重を感じなくなりました。
しかし、私が余計なことを頭で考えてしまうため、顕在意識が強くなっていたのかもしれません。
また、先生からお聞きした話、大変興味深く拝聴いたしました。
面白すぎて時間があっという間に過ぎました。
先生の今までのブログはほとんど読んではいましたが、実際にお聞きするとたいへんわかりやすく、「あの難解な文章は、このことだったんだな」とつながり、脳や意識、魂、霊といったものがどうにつながりあっているのか、よくわかりました。
帰宅後、先生のブログを始めから再び読み直すことにしました。
自分に取り込み、今後の生活に役立てていきたいと思ったからです。
また、先生のスピリットヒーリングにより、出産以来苦しんできた骨盤の痛みが引き、立ち上がるのも、動くのもとても楽になりました。
これには主人も驚いていました。
人間としての人生が始まったばかりですが、一つひとつすべてが勉強であると自覚し、魂を成長させる努力をしていきたいと思います。注②
徐々に寒くなってきました。
くれぐれもお体にはお気をつけください。
時が来ましたら、改めてセッションをお願いします。
許されるのであれば、守護霊様との対話がしたいです(^^)。
先生と先生の治療霊団の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
(感想メールおわり)
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さて、以上の感想を読まれてどのように思われたでしょうか。
疑わしいのは、事前にガイドの前世がある事例(SAM催眠学序説 その156)をクライアントが読んでおり、ガイドの前世であったらいい、というその願望が無意識のうちに投影されたガイドの架空前世の顕現化ではないか、ということでしょうか。
しかし、時系列からしてクライアントが、セッション翌日に掲載した「その156」をセッション前に読めるはずがありません。
さて、こうしたガイド(高級霊)の前世の顕現化現象は、その真偽の検証は不可能ですから、そのまま「意識現象の事実」として真偽の判断は留保としておくしかありません。
そして、高級霊であるガイドからあえて人間に生まれ変わった理由は、神からの指示である、ということでした。 人間世界に生まれ変わり、地上の人間に霊的真理を何らかの形で広めること、そうした使命遂行のなかでさらに霊的な成長・進化を果たすことが人間に生まれ変わった理由だということでした。
魂の成長・進化のためには負荷が必要です。
注①「今までの人生で生きづらかったり、人間の汚い所が許せなかったりというのは、ガイドから初めての人間としての人生だったからなのかもしれないなと実感しました」という述懐は、SAM前世療法セッションによって、クライアントがこうした負荷を納得し受け入れる洞察ができた結果だと思われます。
また、注②「人間としての人生が始まったばかりですが、一つひとつすべてが勉強であると自覚し、魂を成長させる努力をしてきいたいと思います」という述懐は、注①の洞察の結果、これからの人生後半へ立ち向かう決意のあらわれだと思います。
クライアント氏には、このコロナ感染禍のなか「ただただ、自分の前世を知りたい」という衝動?によって関東多摩地方から列車を乗り継ぎ、はるばる3時間余をかけて東海美濃地方の可児市までSAM前世療法セッションにおいでいただいたこと、感想メールをいただきブログ掲載を快諾いただいたことにこの場を借りてあつくお礼を申し上げます。
こうした、クライアントの生きる力を呼び起こすためのお役に立てたことは、前世人格の顕現化を可能にするSAM前世療法ならではの醍醐味であり、SAM前世療法創始者としてこのうえない喜びです。
2022年もあと残りすくなくなりました。
新しい2023年が、読者のみなさんにとって、22年にも増して魂の成長・進化の1年となりますように心よりお祈り申し上げます。
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