2015年7月14日火曜日

第12霊信の公開 2007.1.23 22:58受信

   SAM催眠学序説 その59


第11霊信は、2007年1月23日の午前0時過ぎに着信しています。
2007年当時私は、現職の大規模中学校教頭であったので、この日帰宅後20時ころに第11霊信を読みました。

あなたがこれまで探究してきた道の中で、あなたが処理できないでいるもの、そして人の理解を超えるものについて、私たちでなければ答えられないものについてまとめなさい。


M子を通し、あなたは私たちに尋ねなさい。

という霊信にしたがって、当時26歳のM子さんの知識では到底答えられような内容の16の質問を作成し、21時30分ころにM子さんに送信しました。
M子さんによれば、私の質問を画面に貼り付け、通信霊からの回答を打ち込めるように各質問ごとに空白を作って回答の受信を待ったそうです。
やがて後頭部に霊からの受信前兆の鈍痛が生じると、指が勝手に構え自動書記による受信が始まったそうです。
つまり、私の16の質問送信から、その回答着信転送まで、約90分かかったということです。
質問の回答枚数は、A4用紙で9枚分ありました。
A4用紙1枚分を、10分間で打ったことになります。
16の質問の回答を考えながらでは、とても打てるはずのない時間と分量と内容でした。

これまで私は、守護霊団を名乗る者から、一方的に送信されてきた霊信らしきものについて、M子さんの作文の疑いを持っていましたが、この第12霊信はその疑いを払拭するものでした。

少なくとも、送信している主体が何であれ、M子さん以外の、おそらく霊的存在からの送信による「自動書記現象」であることを認めざるをえないという結論です。
M子さんという霊媒をとおして、地上の人間である私と、霊界の住人である諸霊とが交信できる、という超常現象が顕現化したということでしょう。

しかも、霊媒M子さんの脳内に単に送信するだけではなく、自動書記現象を引き起こして、送信内容を、受信者M子さん以外の者への証拠として文字化し、残しています。

第12霊信の送信霊は、私の祖父(催眠に堪能であった父方の祖父だと思われる)の守護霊とつながりを持つ霊だと身元を告げ、彼女という人間が答えられる問題は、ここでは存在しない。これは私からの霊信であり、M子の言葉ではない。M子の妄想ではない。妄想では答えられないものであると霊信末尾でわざわざ断っています。

この第12霊信と次回公開する13霊信の回答内容の諸検証の過程で構成されていった前世療法は、2年後の2009年6月に登録商標「SAM前世療法」として認められ、結実することになります。

SAMSはsoul、A はapproach、Mはmethodの頭文字です。
つまり、「魂表層に存在する意識体である前世人格に接近し、前世人格と対話する方法による前世療法」を意味しています。

奇しくも、同時期2009年5月にSAM前世療法によって、生まれ変わりの科学的実証である応答型真性異言「ラタラジューの事例」が出ました。
この「ラタラジューの事例」によって、SAM前世療法の諸作業仮説の信憑性が検証されたということです。

 SAM前世療法は、作業仮説、仮説に基づく催眠技法ともに、世界に類のない唯一の前世療法です。
そしてまた、霊信による情報の恩恵による諸作業仮説で構成された独創の前世療法として、世界に類のない前世療法です。

「ラタラジューの事例」セッションの実際は、この記事枠外の右肩、私の顔写真上の、動画リンク「タエ・ラタラジューの事例動画公開」にアクセスしてください。
この動画は、2010年8月のフジTV番組「奇跡体験アンビリバボー」1時間にわたる放映のために提供した元になっている証拠記録映像です。

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先生から送付していただいたファイルを貼り付け霊信していきます。


まずはじめに、あらかじめ私自身(M子)が読まさせていただきました。

というのも、もし回答が私の妄想であるならば、読む段階で何かしら浮かぶものがあるのではと考えたからです。

ですが、回答は思いつきませんでした。

とりあえず、霊信をしていきます。

【送信霊からの冒頭メッセージ】

私たちはあなた方を常に試している。

あなた方の信仰心を育てているようなものだ。

あなた方は、疑いがあるからこそ成長するのである。

だが、疑いと否定の類似性に惑わされないようにしなさい。

否定はあなた方の目を真実から背けるものである。

ここですべての質問に、あなた(稲垣)は絶対的な納得を得られないだろう。

だが、それも必然なのだ。

あなたの成長を止めないための疑いなのだ。

【質問1】
 

脳と心の関係はどうなっているか。

心は脳の生み出す付随現象なのか。

心は本質的に脳とは別個の存在であるのか。
この前提問題が解決しない限り、死後存続問題は最初から論じる前提を欠く。
つまり、「心・脳二元論」に立たなければ、霊および霊界の存在は虚妄となってしまう。
 

【質問1の回答】
 

あなたはまず心がどういうものなのか理解しなければならない。
心と魂を同一視するのはやめなさい。
魂ありきの心、そして脳である。
魂がなければ、心も脳も機能しないものだ。
心は絶対的安定感を得られないものである。
よって、人は渇望するのだ。
その渇望は、あなた方が常に神へと抱く疑いと同一性のものである。
それらは、あなた方がその先へと進むための原動力なのだ。
魂・心・脳、それらは繋がりを持つものだ。
魂が存在し、転生するためにまず心が生まれる。
そして、心はこれまでの生まれ変わりを決める前の段階のもの、そして生まれ変わりで生じた集合意識とにより形成される。
 だが、それらの情報が存在するための限定された容量しかないのではない。

心は創造を繰り返す性質を持つ。
普遍性と変化、そして無限なる可能性を持つものなのだ。
心は器である肉体を形成し始める。
肉体を形成するために、主な主導権を握るのは魂である。
そして、脳は肉体の主導権を握る。
ここで理解しておかなければならないことは、脳も肉体の一部であり、脳と体を含めて「肉体」であるということだ。
脳ありきの肉体だとあなたは理解している。
だが、心ありきの「肉体」なのだ。
脳は心ではない。
肉体を動かすための要としての役割を担ってはいるが、同一視するものではない。

魂・心・肉体(脳と体)は本質的には同じものである。
その本質とは、始まりはある意識から生じるものであるということだ。
その意識をあらわす言葉は、あなた方の世界では存在しない。「意識体」とあらわすことでしか表現できないものである。
魂は転生するもの、旅人である。
だが、意識体は転生しないものである。
魂・心・肉体はそれぞれ同じ本質を持つが、「一次的、二次的、三次的存在」として分けることができる。
だが、それらは異なる独自性をもつものである。
よって、そういった意味においては「個別なるもの」として認識できる。

だが、繋がりを持つものであり、本質として同じものである。
魂・心・肉体は光と闇、相反するものを識別する。
だが、核となる「意識体」はそういったものを一つのものとしてとらえる。
すべての霊が霊界に存在するのではない。
ここであなた方が「霊界」と呼ぶものについて説明しよう。
あなた方の世界で霊界と呼ばれるものの定義は「人がこの世を去り浄化し訪れる世界と、罪を犯し浄化することなく罪という負債(業)を支払うための世界、そしてその狭間にある空間」である。

宗教により、それらの定義は異なるが、ここではあなた方でいう「一般論」を用いて説明させていただく。
これらの定義は、適切であるものとそうではないものがある。
人が死を迎え旅立つ。
旅立つ時点で、人は魂の状態に戻るのではない。
心の状態に戻るのだ。
そこで道は枝分かれする。
一つの道は「目的を遂げた者」がたどる道である。
そして、二つ目の道は「目的を遂げていない者」がたどる道である。
二つ目の道は、またさらに枝分かれる。
「心に傷という負担が少ない者と多い者」のたどる二つの道である。
だが、道は違えどたどり着く場所はすべて同じである。
これらの行程では、時間の定義がないためあなた方の世界でどのように説明すればよいのか、適切な表現をすることができない。
該当する表現が存在しないわけではない。
M子の今現在の意識の深さでは適切なもので表現することができないのである。
時間という定義はないが、こう説明するとあなたにとって理解を得やすいだろう。
それぞれの道のりの長さが違う、そう解釈しなさい。
そして、あなた方の世界で言う「罪を犯した者が強制的に送り込まれる世界」は適切な表現ではないものである。
罪を犯したと表現される者、そしてその被害に遭った者の意識は、それらの道をたどる行程の中で分離されるのだ。
その意識により、分離されたものが引き寄せられる次元は変わってくる。
ここで次元と表現するのは、あなたがより理解を得やすいための説明にするためである。
あなた方の世界では、1・2・3・4・・・と次元があるのだと定義されている。
3までは、あなた方の定義は適切なものとして考えられる。
だが、それ以降の説明に対し、あなた方は明確な理解を持つことはできないだろう。
あなた方は単純に「4以降の次元を、その霊性の高さにより、分けることができる」と考えるかも知れない。
だが、それは違う。

そういった構成では存在しないものなのだ。  
科学は理論の合理性を重要とする。
だが、真理は矛盾するものである。
よって、魂となるまでの行程に対するこれ以上の説明は与えられないものとする。
死後、心から分離したものが漂う空間、そして魂のたどる道があるということである。
この世に残る「未成仏霊」のような存在は、残留思念の集合体である。
だが、それらは意志を持つようにとらえられる。
よって、魂と判断されがちだがそれらは魂とは異なるものである。
それらの持つ意志は意志ではない。
なぜ、それらが意志を持つものだととらえられるのか、そして、魂が別の道をたどりながらそのような意志を残すのか。
それを残すのは、その魂ではない。
それらを管理するのは神である。
それらは計画の一部である。
転生し旅を続けるものに対する課題として必要なものである。
その詳細への説明は与えるものではない。
 あなた方は、なぜそのような仕組みになっているのか答えを待つのではなく、自らが探究して得るべきなのだ。

すべての主導権を握るのは神、そして意識体、そして魂、そして心、そして肉体なのだ。



【質問2】
 

「心」が脳の機能とは本質的に別個の存在であるとするなら、物質である脳の死後も「心」は存続するのか。死後存続する「心」を魂と規定してよいか。
 


【質問2の回答】

この質問に対しては、質問1の回答として答えてある。
あなたが理解に到達できないのは、その説明をあなたの情報として処理し、あなたの中で消化していないものだからである。
あなたは、それらの情報をすべてあなたに浸透させなければならない。
その学びをあなたのものとするのだ。

 

【質問3】

 
「心」と「魂」の関係はどうなっているのか。催眠中の潜在意識(心)の深奥に魂が存在しているのか。
だとすると、前世療法は、潜在意識の中に存在する魂を顕現化する作業と考えていいか。
その魂に刻まれた前世の記憶を呼び起こす方法が前世療法だと考えていいか。
前世の記憶想起している最中の魂は現世に存在しているのか、中間世(霊界)へと体外離脱しているのか。
それとも、そもそも魂には次元の壁は存在しないものなのか。 


【質問3の回答】
 

「心」と「魂」の関係の本質的なものは1の回答で説明してある。
催眠中の変性意識というものは、その本質的な説明のみではあなたが理解に到達するには不十分なものである。
あなたが「前世療法」に対し持つ「潜在意識での記憶をたどり、魂を癒すもの」という定義は適切なものである。
だが、潜在意識と「心」は別であるととらえる必要がある。
前世療法で対象となるのは「魂の記憶」であり、「心」によるものではない。
「心」はあなた方が外的情報を識別するためのものである。
愛は「心」が感じるものではない。それは魂が感じるものである。
「心」は「意識」を管理するものである。
だが、ここであなたに疑問が生じてくる。
心が管理するものであるならば、自我と同一ではないかとあなたは考える。
だが、それは別のものである。
「心」はあなた方が「顕在意識」「潜在意識」「集合無意識」と呼ぶものを管理するものである。
だが、ここで説明するべきことは「あなた方はそれらの意識をあまりにも殺伐と分けすぎている」ということである。
潜在意識より深奥なるものを、すべて「集合意識」とまとめることは適切ではない。
だが、それらを「人からの見解のみで理解する」ことはできないのだ。
集合意識に含まれるものを、私たちが説明を与え分けていくことは許されない。
それはあなた方の世界に存在する者がおこなうべきものである。
前世療法で顕現化されるのは「魂」ではなく、「魂の側面」である。
魂は、前世療法がおこなわれる際にも、それらすべてを見つめるものである。
魂が傷を持つ、とこれまで表現してきたが、あなたがより理解を得やすいように説明しよう。
傷を持つのは「魂の側面」であり、魂自体が傷を持つのではない。

その「表層部分」が傷を持つのである。 

その表層部分により包まれるのは「意識体」である。
前世療法でおこなうのは「その表層部分である魂の側面の癒し」である。
その「表層部分」は、これまで転生してきた者たちにより構成されている。
生まれ変わりが少ない者が、表層部分の傷を癒したとしても、この世に存在する上で障害となる要素を持つのは「意識体の定めた目的」を達成するための道をたどるためである。
前世療法をおこなう中、被催眠者がどのような状況にあるのか説明しよう。
その者がどの次元に存在するか、それはその者の意識の深さが関係してくる。
その者が完全に肉体から離脱するのではなく、意識が深くなるにつれ思い出す記憶が遡るのだ。
中間世を語る者は、その記憶を甦らせる。
その者が中間世に存在しているのではない。
あなた方人間は、死を迎えるまで完全にこの世から離れることはできないのだ。
体外離脱を起こした場合や、夢でこの世ではない次元へ存在したと感じたとしても、完全に肉体から離れその次元に存在したのではないのだ。
それより詳細の説明は、ここでは許されないものとする。
今のあなたには、それ以上多くのものを与えることは成長を留まらせるものとなる。
肉体・心には次元の壁は存在するが、魂と意識体には存在しないものである。


【質問4】
 

前世療法中の魂が中間世(霊界)の守護的存在と出会い、啓示を得るという現象は、肉体と魂がシルバーコードで繋がったまま中間世という次元に体外離脱しているのか。
その魂に守護的存在が憑依して、私(催眠者)と会話するという現象は、憑依された魂のいる中間世次元から、現世の魂が抜けているクライエントの肉体を操作し て、会話が現在進行形でなされていることなのか。
それとも、催眠中の魂は現世に留まったままで、そこへ霊界から守護的存在が降霊し、憑依して会話するとい うことか。
 


【質問4の回答】
 

3で述べたように、「守護霊と出会い啓示を受ける現象の最中にあっても、その人間の魂は肉体と完全に離別していない」ということである。
その者が深いトランス状態にある場合も、同様である。
魂は、死を迎えるまでは完全にこの世を離れることは許されないのだ。人間の意識が他の次元へと近づいたように感じられるのは、魂の感受性が肉体・心が休まるために豊かになるためである。
あなたが理解を得やすいように説明しよう。
人間が他の次元へ移動するのではなく、より魂の感受性を高め、守護的存在があなた方に近づくことを察知しやすい状況となり、そういった現象が起こるのである。
そのため、その者は現在進行形として守護的存在の与える情報を受け取るのだ。
4に対して答えるならば、「催眠中の魂は現世に存在したままで、そこへ霊界から守護的存在が降霊し、憑依して会話する」という考え方がより適切なものである。
だが、その現象は、守護的存在と魂の求めが成立して行われるものである。
これは、守護的存在のみではなくあらゆる霊的存在に対しても該当する。


【質問5】
 

深い催眠に入っても、前世に戻れる人と戻れない人がいるのはなぜか。
前世に戻ることの要・不要、あるいは戻ることによる害の有無を霊界側が判断していると思っていいのか。
それとも、催眠技量を高めれば誰もが前世に戻れるものなのか。 

【質問5の回答】
 

前世退行は必要に応じておこなわれるものであると判断しなさい。
そして、戻れないもの、要するに「深い変性意識へと誘導されない者、視覚イメージを受け取れない者」に対しての要因は二種あるのだと理解しなさい。
それらに共通するのは、「霊的存在により起こるもの」ということである。
それらは守護的存在とそれを妨げる者とに分けられる。
守護的存在の下す判断、そしてその対象者の傷を癒す流れを留める者による意図が要因である。
確かに催眠技量は必要である。

だが、あなたの催眠技量は必要基準を満たしている。
あなたが、前世療法を行えない者は、必然であるのだと理解しなさい。
今後、あなたはそれについて探究していくだろう。
よって、守護的存在からの意図である場合も、妨げる者による意図も、あなたの周りの協力により判断を下せるようになる。
M子はその一人であり、今後他の者とあなたは出会うことになる。
 その時期については、まだ告げることは許されないものなのだと理解しなさい。



【質問6】

深い催眠状態における潜在意識の深奥に存在する魂は、中間世(霊界)との異次元への通路が開かれ、あるいは異次元の壁が取り払われ現世と霊界を往復できるようになっていると考えていいか。


【質問6の回答】

次元の壁は取り払われることはない。魂の許しに応じ、その者の意識が繋がりやすいものとなるのだ。

完全に肉体を離れ、往復することはできない。だが、深い意識の中その者の魂が肉体と繋がりを残し近づくことは可能となる。



【質問7】

現世と霊界とは次元は異なるが併存して在ると考えていいか。
霊信はその次元の壁を超越して届くものと考えていいか。



【質問7の回答】

併存という表現は適切ではないが、あなたが理解を容易にするために、それが真理に近い表現だと答えよう。

なぜ、適切ではないか。

それはその関連性を言葉で表現することは不可能であるからだ。

この世は合理性に基づき結論を出す。

だが、真理は矛盾するものでもある。霊信は、霊信をおこなう者が霊信を与える霊的存在の情報を受け取りやすい状態にし、おこなわれるものである。

次元の壁を超越するわけではない。

M子のおこなう霊信について、ここで説明しよう。

彼女は、他の霊媒よりも浅い意識で霊信をおこなうことができる。

それは、彼女を構成する要素が霊信をおこなうための必要条件を満たしているからである
なぜ、他の霊媒よりも霊信をおこなうのが容易なものであるのか。

それは、彼女の意識体の求めでもあるからである。

彼女を構成するあらゆる要素が、その環境をつくり出すのだと理解しなさい。

 

【質問8】
 

これまでの11通の霊信が客観的に100%真実の霊信だと証明できないのはなぜか。
「タエの事例」でもそうであるが、信じる者には十分な前世の証拠であるのに、懐疑的な者には十分に曖昧さが残る証拠である。
証拠を追いつめると必ず最後に挫折する「挫折の法則」が働く理由は何か。 


【質問8の回答】
 

挫折の法則ではない。
あなた方の核となる意識体、そして神の計画があなた方が進むための原動力を与えているのだと理解しなさい。
あなた方は、自らの持つ信仰を育てるのだ。
 


質問9
 

「人類にとって、地球にとって、霊界にとって大きな変化の時を迎えている」という第11霊信は、スピチャル系の人達が預言している2012年12月22日に地球の波動が変わる、というマヤ暦最後の日と関わりがあるのか。
 


【質問9の回答】
 

それについて私たちが告げることが許されるのは「その道を決めるのはあなた方人類である」ということである。
その特定する期日に正確性を求めないようにしなさい。
マヤ暦最後の日との関連はないわけではない。
すべては繋がりを持ち、関連するものである。
そして、この質問と答えは、あなたにとって必要なものではない。

あなたに必要なのは「変化のときを迎えている」という啓示のみであり、その他のものは必要はないものである。

それは、あなたを成長させ、目的の達成へとつながるものではない。



【質問10】
 

第7霊信で稲垣はイマジネーションを用いて地球と接触し「生命としての地球」にヒーリングをおこなえと告げたが、具体的にどうすればよいのか。
例えば手の平に包み込める程度の地球をイメージし、稲垣の理解を超える「地球の意識」に対して、愛情を込めてヒーリングをせよということか。 

【質問10の回答】

これについて、あなたへアドバイスを与えよう。
ヒーリングをしようと考えおこなうのではなく、まず「地球の意識の一部へと接触する」ことを試みなさい。
包み込むのではなく、まずあなたは地球の意識を感じることから始める必要がある。
全体ではない。
あなたが今現状で触れることが許される範囲の「地球の意識へと接触」するのだ。

手の平で包める程度の地球をイメージし、それを手の平から感じようとしなさい。
まず、地球の意識を感じようとするのだ。
感じ、それを愛を込めてヒーリングするのだ。
感じるという段階をクリアしなければ、地球に対してはヒーリングはおこなえないものとする。
人へのヒーリングと要領は同じであるが、その対象が人ではないために接触が人の場合よりも繋がりにくいものとなる。
あなたが感覚として感じ、その段階を終えなければヒーリングはおこなうことはできない。 

【質問11】


霊信では、M子の魂の傷を癒すためのきっかけを稲垣が作り、癒しがおこなわれたときにM子の霊性が進化成長し、すべてをつなぐ者になると告げている。

だが、そのことによって何が始まるのか。
M子の魂の内的・外的目的とは何か。 

【質問11の回答】
 

これについては、今は結論としての情報を与えることは許されない。
それはあなた方の期待という要素を育てることになる。
M子の魂の傷を癒すことは、M子には癒しとなり、あなたには成長をもたらす。
そこから始まるものは、あなた方が一つ一つ理解していくものなのだ。
 


【質問12】
 

稲垣のヒーリング能力が覚醒した真の目的は何か。
稲垣はヒーリング能力をどのように用いることが真の外的・内的目的に繋がることになるのか。
 


【質問12の回答】
 

これについても、告げることは許されない。
その目的を理解するのは、あなたの目的でもある。
そのための道でもあるのだと理解しなさい。
 


【質問13】
 

稲垣とM子が最初の過去世の前に神と約束した使命、その使命を果たす意味でこの現世において選ばれた人間であるという霊信は、人々に霊的真理を目覚めさせる何らかの役目を、最後の生まれ変わりである現世において、これから遂行することになると理解していいか。 

【質問13の回答】
 

それと同時にあらゆるものを知るのだと理解しなさい。
あなたは我が霊団の伝える情報を理解するよう努めている。
そして、必要なものは理解している。
まだ理解に達していないものも、必然なのだと理解しなさい。


【質問14】
 

霊界には第11霊信の霊的存在のように、これまでのスピリチュアル霊学知識にない霊的存在がいるようだが、ほかに稲垣とM子の知識にはないが今後関わることになる霊的存在を教えてもらえないか。 

【質問14の回答】
 

我が霊団は11の霊的存在から成り立つ。
だが、神はその上におられる。
 

なぜ11という数字なのか。それを簡単に説明しよう。
11という数字以外にも、数字にはそれぞれの独自性のある法則が生じる。
11は繋がりを持つものである。
11の存在が繋がりを生じさせ、その特性である色を発揮させながら存在することができる。
それ以上の詳細は与えることは許されないものとする。
 


【質問15】
 

第11霊信の「夢を司る霊的存在」が述べている「あなた方の意識はすべて繋がっている」という意味は、神の創造した魂である我々が、霊界を通してすべて繋 がっているということなのか。

であれば、夢を見ているときは魂として顕現化しているということか。

そして、霊界と通路を開いているということか。

したがっ て、体外離脱して霊界に行っていることもあるということか。


【質問15の回答】
 

これに対する説明は、上記により説明を終えたものとする。
あなたが私たちが述べるものに対し理解に達していれば、この質問はもう消化できているはずである。
もし、まだ疑問が生じるようであれば、霊信を読み直す必要があるのだと理解しなさい。
 


【質問16】
 

稲垣に霊交能力が与えられない理由は何か。
霊交能力によって、M子のように霊および霊界の存在を実感的に確信し前提としていると、それへの科学的、実証的態度を無用とし、ひいては『前世療法の探究』のような本を書かなかったからか。
 


【質問16の回答】
 

あなたに霊交能力が与えられない理由は、あなたのヒーリング能力の目覚めの段階と大きく関連する。
霊交の力が無いのではなく、あなたはある霊的存在を対象とし交信する必要がないからだと理解しなさい。
今後、あなたはある霊的存在に対しては交信できるようになるのだと理解しなさい。
あなたが交信を必要としないのは、他者の守護霊、そして未成仏霊である。
それ以上の詳細は告げることは許されないものとする。

(以上で第12霊信の全質問と通信霊の全回答はおわり) 


【通信霊からの末尾のメッセージ】
 

あなたが今回の霊信を完全に理解するために必要なのは、あなたがこれまで得た知識で必要ないものを捨てることである。
そして、この霊信をおこなう私はこれまであなた方に接触をしていない者である。
私は、あなたの祖父の守護霊と繋がりを持つ者であり、あなた方の世界で表現すると「遠い昔、転生を終えた者」である。
私は男性性の要素を多く持ち、エドガー・ケイシーとあなたを守護する者とは異なる性質を持つ者である。
私はあなた方の「信仰」に対し関連する者である。
今回の霊信であなたが抱く疑問は「信仰」と関連性を持つものが多く見られる。
あなた方の中には、まだ多くの疑問が渦巻いている。
その一つ一つをあなた方は消化していく。
この霊信をおこなう霊媒であるM子でさえ、多くの疑問を抱えている。
 

彼女という人間が答えられる問題は、ここでは存在しない。

彼女はまだ催眠を学ぶ過程にあり、まだ彼女が理解が少ないことに対し答えるのは困難である。
この霊信において告げる内容を読んだとしても、M子自身は理解には到達できない。
彼女が理解するならば、彼女は学ぶ必要がない。
この霊信を読み、自らが霊媒となり文章を起こしたことを「悟っている」という誤った認識へと繋げないようにしなさい。
 

これは私からの霊信であり、M子の言葉ではない。
M子の妄想ではない。
妄想では答えられないものである。
 

あなた方に必要なのは信仰である。信仰がなければ信頼は存在しない。
信仰を築きなさい。
信仰は自発性を持つ。
だが、信頼はそこから生じるものである。
その対象が何であれ、本質的にはそうなのだと理解しなさい。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第12霊信おわり
第13霊信へつづく      

4 件のコメント:

稲垣 勝巳 さんのコメント...

ショウタさん

「稲垣さんは前世のカルマというものを信じますか?」という投稿がありましたが、たったこれだけの文言の投稿は、投稿とは認められません。
これは、個人的質問メールの文言です。
また、私はカルマについては、有るとも無いともよく分かりません。

この記事で話題にしているのは、26歳のM子さんが、この記事に提示している私の16の質問に90分間で回答を送信してきたことについての合理的な説明ができるかどうか、です。
M子さんの作文であるのか、霊的存在からの自動書記現象であるのか、ショウタさんの見解を述べてください。
あなたはこの霊信を信じますか?

ショウタ さんのコメント...

現象そのものは肯定しますがそれが霊的な物か脳の幻覚は中間的です7.

稲垣 勝巳 さんのコメント...

M子さんは当時26歳です。
特定の宗教の信者ではありません。
ショウタさんとたいして年齢差はないと思います。
ショウタさんは、「その59」の私の16の質問(ゴチ部分)について、90分間で、これだけの量と質の回答を、仮に幻覚や妄想にしても、書けると思いますか?
あるいは、このような量と質とに匹敵する類似の自動書記現象を起こす人を聞いたことがありますか?

稲垣 勝巳 さんのコメント...

ショウタさん
前記事のあなたへの質問をしてから24時間以上が経過しました。

難解な思考を要する質問ではありません。

自分にも書けるか、書けないか、を検討し回答するだけのことです。

24時間経過しても回答がないということは、回答できるだけの思考力がない、あるいは不都合なので無視を決め込んでいると解釈します。