2016年1月11日月曜日

SAM催眠学序説 その81

SAM前世療法であらわれる不思議な意識現象

SAM前世療法の作業仮説ー魂表層を構成している前世諸人格を呼び出すーという仮説によるセッションそのものが不思議な意識現象の連続なのですが、そうした意識現象のうちでも、とりわけ不思議な意識現象を報告したいと思います。

ただし、以下に報告する意識現象の真偽は検証のしようがありません。
同様の意識現象をあらわした複数のクライアントの報告している性格特性などの共通性、私あて霊信、他の定評ある霊信の告げている内容などから、「そのようである」という推測が可能だというレベルの報告です。

1 現世が魂として最初の人生の人がいるらしい

【第17霊信】

「あなたという存在も、(魂の)側面の者であり、すべての側面の者は友であると理解しなさい」
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上記の「魂の側面」という語は、第12霊信では「魂の表層部分」という言い方をしています。
したがって、「側面」よりは「表層」という言い方のほうがイメージしやすいので、SAM前世療法の用語は「魂の表層」という言い方で統一しています。

そこで、霊信によれば、現世の「わたし」という存在を担う者が、魂の表層の一つとして位置付いている、と告げていることになります。

もし、前世がない人、つまり、生まれ変わりをしていない魂の持ち主がいるとすれば、その人の魂表層には「現世の者」のみが存在しているということになります。

そして、実際のセッションで、そういう前世の無いクライアントが十数人出現しています。
なぜこのことが分かったというと、「魂遡行催眠」というSAM前世療法独自の技法によって、魂状態の自覚までぎりぎりまで催眠を深め、魂状態の自覚に至っていることを確認し、目指す前世人格に何度呼び出しをかけても顕現化しないということが起こるからです。

そこで、「あなたは現世の者ですか?」と尋ねると「そうだ」と回答が返ってきます。
さらに、「あなた以外に魂表層には前世の者たちがいるはずですが分かりますか?」と尋ねると「いない」という回答、または「分からない」という回答が返ってきます。
 
さらに、「現世の者であるあなた以外に前世の者たちがいない(いるかどうか分からない)ということは、あなたは現世が最初の人生であって生まれ変わりをしたことがないのですか?」と尋ねると「そうです」、または「分からない」という回答が返ってきます。

こうした「現世の者」とのやりとりから、どうやら生まれ変わりを体験していない、つまり魂として最初の人生を送っている魂の持ち主が存在していることが分かってきたということです。

このことは、魂に生まれ変わりの最初があるのが当然だと考えれば、納得のできることだと言えそうです。

「タエの事例」で、霊界に上がったタエは、私の問いかけに次のように答えています。
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私::魂のあなたは、そこにずーっと居続けるのですか?

タエ:・・・・入れ替わります。

私:「わたし」が入れ替わるとは、また誰かに生まれ変わるということですか?

タエ:はい。

私:それまでその世界にいるわけですか。で、その世界の居心地はどうですか?

タエ:気持ちいいー。

私:また生まれ変わりたいと思わないくらい、気持ちがいいのですか?


タエ:・・・分かりません。・・・生まれ変わる?

私:次に生まれ変わるのが、もうイヤというぐらい、居心地がいいのですか?

タエ:・・・分かりません。
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このやりとりで見えてくるのは、タエの魂には「生まれ変わる」という意味が理解できないらしい、ということです。

タエの守護霊の告げたところによれば、被験者里沙さんの生まれ変わりの最初の人生は「天明、タエが初」だと告げています。

したがって、タエの魂には、前世がない、ということになります。
そのように解釈すれば、生まれ変わりをしていないタエの魂が「・・・分かりません。・・・生まれ変わる?」という回答は、もっとものことだと了解できます。

そして、このタエの回答は、セッションであらわれた前世を持たない十数人のクライアントの回答と、符合すると言ってよいと思われます。

そしてまた、この十数人のクライアントの共通した性格特性には、次のような符合が見られます。

① 幼い頃から非常に好奇心が強く、好奇心に駆られるとすぐ行動に移してしまう。
したがって、自分は落ち着きのない性格だという自己評価をしている。

②素直で、明るく、悪気がなく、いわゆる「いい人」だという評価を他者から受けている。

③一方で、ナイーブで傷つきやすく、職場の上司からの叱責、仲間からの裏切りなどで自信を失い、劣等感からうつ状態に陥る場合がある。

上記3点の共通した性格特性については、以下に紹介する、アラン・カルディックの『霊の書』に述べてある高級霊の告げたところを信ずるとすれば、納得できるのではないかと思われます。

カルディックが通信霊に対して、「魂の最初の状態はどのようなものですか?」と尋ねたところ、通信霊は「無知、無垢です」とだけ回答しています。

最初の人生を送っている魂の持ち主は、無知であるがゆえに好奇心が強く、無垢なるがゆえに素直で明るく 悪気がなく、一方で無垢なるがゆえに傷つきやく、うつ状態に陥りやすいということなのでしょう。

ちなみに、十数人のクライアントの八割は、特に不都合な症状はなく、好奇心に駆られSAM前世療法を体験したい、ということが動機であり、二割がうつ状態の改善という主訴でした。

八割、二割それぞれのクライアントは、「自分の魂は現世が最初の人生であり、前世はないのだ」という意識現象の事実を認めると、それぞれが、自分がそうした魂の持ち主であるがゆえに、これまでの種々の出来事に思い当たることがあり、その理由が納得できた、というセッション後の感想を述べておられます。


2 守護霊から人間に生まれ変わった人がいるらしい

【第9霊信】

今日は、私たちのように守護する存在について語ろう。
これは、あなたが学んだものとは異なるものである。
守護する者の中には大きく分けると、「生まれ変わりをしたことがある、かつては人として存在していた者」と「生まれ変わりをしたことがない者」がある。
これをM子は、より分けるために「守護霊」と「ガイド」として区別をつけていた。
彼女の中では「守護霊」とは生まれ変わりを経験した者であり、今後生まれ変わる者や生まれ変わりを必要としない者を含めたものである。
そして、「ガイド」とは生まれ変わりを必要としない者である。(中略)
エドガー・ケイシーは守護霊である。
だが、彼やあなた(稲垣)を守護する者は「ガイド」である。
今ここで語る私は、M子のガイドであり、人として生まれ変わることを選択していない。
守護霊もガイドも霊的存在であることに変わりはない。
本質的には同じものである。
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上記第9霊信に、「守護霊とは生まれ変わりを経験した者であり、今後生まれ変わる者や生まれ変わりを必要としない者を含めたものである」という不可解な文言があります。

どこが不可解かと言えば、守護霊とは、人としての生まれ変わりを経験し霊的成長進化を遂げた霊的存在であって、人としての生まれ変わりを卒業しており、再度人として生まれ変わりをすることがない存在であると考えられるからです。
にもかかわらず、守護霊の中には再度人として「今後生まれ変わる者」がいる、と告げていることが私には不可解でした。

霊信を文字通り受け取れば、現世の人の中には「前世で守護霊を経験している者」がいるということになります。

そして、SAM前世療法のセッションにおける意識現象の事実として、魂表層の前世の者たちの中から、守護霊を経験していたという者の顕現化することが、ごく稀に起きています。
そうしたクライアントは10人に満たない数でしかありません。

そして、守護霊の経験の前世を持つクライアントは、現世では高い社会的地位や豊かな財産を持つ、あるいは社会的に著名な人など特別な人ではなく、ごく普通の庶民と言ってよい人ばかりでした。
たとえば、学習塾の経営者である女性、地方紙の新聞記者である男性、鍼灸師である女性などでした。

これらクライアントに共通している特性は、何らかの形で人々のお役に立ちたいという志向が高いこと、霊的な事象への関心が深いこと、第三者からは思いやり深く親切な人という評価を受けていることでした。

そして、顕現化した前世で守護霊であった者に、「あなたは本来、人間に生まれ変わる必要がない存在のはずですが、あなたは自ら望んで人間へと生まれ変わったのですか?」と尋ねたところ、全員が、上位の高級霊あるいは神から、「霊的真理を地上の人間に広めよ」と指示され、敢えて人間へと再び生まれ変わった、という回答でした。

その中の一人の女性クライアントは、ハラハラと落涙しながら、「もう霊界へ戻りたい。生まれ変わってみて、人間世界の酷薄さ、醜さに疲れ果てた。けれども、使命を果たさないまま戻るわけにはいかない」と嘆いたことが強く印象に残っています。

スピリチュアリズムと呼ばれる思想では、イエス・キリストは霊格のきわめて高い魂の持ち主であり、生まれ変わりの必要のない存在であるが、地上の人間を救うために神からの命を受けて、貧しい庶民である大工の子として生まれ変わったとされています。
この話と、守護霊から巷の庶民へと生まれ変わった、というクライアントたちとは、自然の符合があるように思われます。

ちなみに、守護霊であった前世の者が顕現化した契機は、私の、「現世の者にもっとも強く影響力を及ぼしている前世の方は出てきてください」という暗示によっています。

なお、守護霊であった直後の生まれ変わりが現世である場合と、守護霊であったときから人間に生まれ変わって現世に至る間に、人間としての生まれ変わりをいくつかしている場合の両方の場合がありました。

また、魂表層の一つとしての守護霊であった者が、そのまま現世の者の守護霊を兼ねている場合と、それとは別個に現世の者を守護している守護霊が存在している場合の両方がありました。

いずれにせよ、守護霊の中には再度人として「今後生まれ変わる者」がいる、と霊信で告げていることが、SAM前世療法のセッションであらわれた「意識現象の事実」として確認できたということです。

ただし、こうした意識現象の事実が、「客観的事実」であるのか「クライアントの願望の投影されたフィクション」であるのかは検証不能ですから、判断留保としておくのが公正なあり方であろうと思います。
また、精神医学の立場から判断するかぎり、覚醒中のこれらのクライアントに精神疾患の傾向は見られず、精神的に安定した社会生活を送ることが出来ている人たちだと言えます


3 宇宙人の前世を持つ人がいるらしい

SAM前世療法にあらわれる意識現象の中には、地球外の星の住人つまり、宇宙人であった前世の者が顕現化する事例がめずらしくありません。

これまでに、そうした宇宙人として過ごした星の名前を列挙してみますと、プレアディス(昴)・シリウス、北斗七星のうちの一つ、ゼータ星、木星の月のうちの一つ、北極星、オリオン星座のうちの一つ、太陽などと答えています。

また、地球人が名前をつけていない星だ、と答える事例もあります。

そして、「太陽の住人である」と答えた宇宙人の前世人格に、「太陽は高熱の星であり、とても生物が住める環境ではないが、あなたはどのような状態で太陽で生きていたのか?」と尋ねてみたところ、「意識体として存在していた」という回答でした。
「意識体であったあなたには器としての肉体がないはずだが、死はどのような形でおとずれるのか?」とさらに尋ねると、「自分の意志で決める」ということでした。
このような宇宙人の前世人格が共通して答えていることは、「自分の住んだ星は地球よりはるかに生きやすい星であり、醜い争いや憎しみ合いなどのない、穏やかで平和な環境に恵まれた星であった」という回答でした。

しかし、そうした恵まれた環境の星での生まれ変わりを繰り返しても、霊的な成長進化の促進があまり望めないので、敢えて戦争の絶えたことのない過酷な環境である地球に生まれ変わることを志願し、地球人に生まれ変わった、ということでした。

興味深いことは、現世の直前が宇宙人の前世であったクライアントに、高い割合でうつ状態の主訴があることでした。
おそらく、地球人としての初めての生まれ変わりによる、過酷な地球の環境での生きづらさから生じるうつ状態であろうと思われます。
また、このことは、魂として最初の人生を送っている、生まれ変わり体験のない、無垢な魂を持つクライアントの中に、過酷な環境によって自信を失い、うつに陥る場合があることと符合しているように思われます。

それ以外の宇宙人の前世を持つクライアントたちの共通性が認められる点は、考え方や感受性が、普通の常識的な人たちから見ると、「どことなく変わっている、ズレがある」と言われていることでしょうか。
宇宙人と地球人の感性や価値観がまったく同じではなかろうと想像すれば、こうした評価を受けることは当然かもしれません。

ちなみに、里沙さんの守護霊も、「人間以外の宇宙人として生まれ変わっていることもある」と告げていますし、スピリチュアリズムでも、宇宙人としての生まれ変わりを認めています。

4 考察のまとめ

さて、SAM前世療法のセッションにあらわれる3点の不思議な意識現象を報告してきました。
魂の実在、生まれ変わりの実在を認める立場でこうした意識現象を考察してみますと、魂はどこまでも霊性の成長進化を志向するように出来ていること、そして、魂の成長進化のためには負荷をかける必要があること、が見えてくるのではないでしょうか。

このことは、生まれ変わりは、惰性で、たまたま偶然に、おこなわれるのではなく、霊性の成長進化という方向性、目的性があり、そのために、現世を生きるうえで、何らかの形で負荷を課せられ、あるいは自ら課して生まれ変わっている、と結論づけてよいように思われます。

この結論を受け入れるならば、今、自身に降りかかっている苦境、生きづらさをは、魂の霊性を成長進化させるために、現世に生まれ変わったうえでの当然の負荷だという了解が可能になるのではないでしょうか。
そして、この了解を受け入れ(目覚め)、負荷あることを当然として人生に立ち向かうとき、その人の霊性は、ワンステップの成長進化を遂げたのだ、という評価ができると思われます。
「霊的真理」とは、こうした魂の本来的方向性、本来的目的性に目覚め、負荷ある現世を生き抜くことが含意されているのではないでしょうか。
こうして、自分の魂の表層に存在している前世諸人格と現世人格が友愛を結び、統合されるとき、魂表層全体の霊的成長進化に貢献するための現世の生き方への覚醒が促されることになります。

私あて第15霊信は次のように告げています。

「あなた方は一日を通し、生まれ変わる。そして、日々進化していく。生と死の過程は日々おこなわれるものである。今日という一日が始まり、あなた方はその先へと進んで行く。その先に、あなたの魂が、そしてあなたとともにあなたの魂から生まれた多くの者が存在し、同じものを見つめていくのだと理解しなさい。それらの者たちの、協力を求めるのだ。友愛、それは自身の魂による者たちこそ真の友愛である。あなた方は、自らの魂の側面である者たちと友愛を築くのだ」


そしてまた、負荷ある人生は、そうあるものと思い定めて生きる苦しい人生の過程の瞬間瞬間に、peak experience(至高経験)がおとずれ、苦しい人生をその都度鼓舞してくれる喜びの恩恵が瞬間瞬間に贈られてくる、いうのが私の体験的実感です。


その典型を、魂の成長進化の促進のために脊柱側湾症という負荷を自ら課して現世に生まれてきた、という里沙さんの守護霊の語り、および里沙さんの実際の生き方の事実が、体現していると思われます。

こうして述べてきたことは、観念的・道徳的「人生論」ではなく、SAM前世療法セッションであらわれるクライアントの諸意識現象が示している「事実」にほかならないと考えています。


2 件のコメント:

猫 さんのコメント...

唯物論者は稲垣さんの理論も否定してます…

コピペ

日本では稲垣勝巳さんのラタラジューの事例の退行催眠で『応答型真性異言』という学んだことのないネパール語をしかも会話できたという懐疑派の虚偽記憶説でも説明できない実験の成果があります。

実験の動画もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=E-VsBfgJH5A&index=2&list=PLiSAMaS04nxZWE3xyb7Rv4xEXH7Aeo7Ch

また脳が意識を作る唯物論にについてもまだ証明はされてなく仮説の段階であり量子脳理論みたいな魂を量子論で研究されている学者もいますがどう思いますか?

臨死体験についても脳神経外科のエベンアレグザンダー医師や木内鶴彦さんの事例は説明できないと思います。

他にも臨死体験は患者だけでなくの周囲にいる健康な人も共有したり互いに連絡し合っていない複数の人々が、内容の合致する出来事を目撃した「臨死共有体験」というものがあったり、普通の臨死体験でも聴覚からのイメーシでは知り得ない離れた場所からの情報を見て現実の出来事の一致の幽体離脱」があります。

臨死体験を脳内現象と言う人はは離脱体験で「見た」出来事が、詳細に“実際の出来事と一致するという事実”について全く説明していません
(投稿者:猫,投稿日時:2015/12/29 14:53:56)


ご投稿ありがとうございます。
ご指摘の件ですが、たとえば「臨死体験」という事象それ自体の研究と、それが魂によるものだという研究は別ものとして考察する必要があるかと思います。
いわゆる心霊現象については、霊魂仮説だけではなくESP仮説や脳内現象でも説明可能となってしまい、現状、”霊魂仮説を採用する積極的な理由がない”というのが実態かと考えます。
科学とする場合の霊魂仮説の弱点は、「死後の世界」というものを想定せざるを得ないということです。その場合、「死後の世界」と「現実の世界」の説明責任は肯定側におかれるのですが、その理論構築が十分でない印象を受けます。 (回答日時:2016/01/13 17:14:23)

http://www.sciencecomlabo.jp/supernatural_power/ghost.html

稲垣勝巳 さんのコメント...

猫さん

「唯物論者は稲垣さんの理論も否定してます…」と述べてありますが、回答者の文面のどこにそのような否定論が具体的に展開されているのでしょうか?

そもそも応答型真性異言「ラタラジューの事例」については一切触れることを回避して、臨死体験やら霊現象に論点をずらして、一般的抽象論を述べてあるだけではありませんか?
おそらく回答者は猫さん紹介の「ラタラジューの動画」をきちんと視聴していないと思われます。
あるいは、これを視聴していても反証が挙げられず、この具体事例について「生まれ変わり仮説」を否定するだけの立証責任が果たせないので、無視されているのかもしれません。

私は「ラタラジューの事例」が、なぜ「生まれ変わり仮説」を支持せざるをえないのか、動画中の解説で具体的証拠を挙げて説明責任をきちんと果たしているつもりです。
「生まれ変わり仮説」を支持するには、現世の個性・記憶・人格など心的要素を来世へと搬送する「何らかの意識体」を認めざるをえないことになるのは、論理的必然でしょう。
この「現世から来世へと心的要素を搬送する何らかの意識体」をイアン・スティーヴンソンは「心搬体(サイコフォ)」と呼ぼう、と提案しています。
「心搬体」とは「霊魂」という用語につきまとう宗教色を脱色し、中立的な科学的用語を意図していると思われますが、いわゆる「霊魂」と呼ばれている意識体と同義です。
したがって、「生まれ変わり仮説」を支持することは、そのまま「霊魂仮説」を「積極的に支持する理由」に直結しています。
応答型真性異言が、ESP仮説や脳内現象では説明不可能なことは、本ブログでも再三述べてきました。

「現状、”霊魂仮説を採用する積極的な理由がない”」などと述べる回答者は、「ラタラジューの事例」の反証可能性から目を背けて、この事例を否定する立証責任を回避し、とぼけているいるとしか思われません。

ちなみに、この回答者は明治大学科学コミュニケーション研究所の所員の方になっています。
また、統括研究員は明治大学石川幹人氏になっています。
石川幹人氏には、1年近く前に、手紙を添えて「ラタラジューの事例」のセッションDVDを明治大学あてに送付してありますが、未だになしのつぶてです。

「生まれ変わり仮説」を支持する「ラタラジューの事例」について、反論者が、具体的反証を挙げてこれを否定するという立証責任を果たした例は、これまでありません。
今回の猫さんへの明治大の回答者も同様です。

そもそも、科学的事実である「応答型真性異言」を取り上げることをなぜか回避して、検証不能な「心霊現象」一般について述べているだけですから。
アカデミズムに所属する明治大学の研究者が、「生まれ変わり仮説」を認めることは社会的に広汎な影響を及ぼすことは必至です。
唯物論者からの心ない攻撃・非難も覚悟せねばならないでしょう。
したがって、できるだけこのテーマを避けて、「現状、うやむやにして」通りたいという大学人の立場と限界は、私も十分理解しています。
しかし「ラタラジューの事例」という生まれ変わりを示す濃厚な「科学的事実」が起きたことは否定できません。
こうした、現行唯物論科学で説明不可能な、しかも反証可能性にひらかれている応答型真性異言「ラタラジューの事例」という超常現象に正対し探究してこそ「研究者」という職業ではないでしょうか。
この私の考えは、日本のアカデミニズムの現状では「ないものねだり」なのかもしれません。

回答者が「稲垣の主張を否定しています」という認識は、明らかに猫さんの早合点です。
「稲垣の主張を回避しています」という認識が正解です。
猫さんに反論があればどうぞ。