SAM催眠学序説 その55
注②で述べていることについて、私自身は、体外離脱状態を作り出している自覚はありません。
他者に対しては、SAM前世療法による「魂の自覚状態」に至ると、体外離脱を報告するクライアントが出ることは事実です。
注③については、この予言は的中しています。この霊信から3年後の2010年に『生まれ変わりが科学的に証明された!』(ナチュラルスピリット社) を出版しています。確かに生まれ変わりを扱うという内容は前著と同じですが、生まれ変わりの事実を認めるという明確な主張をしたことは「方向性が異なる」という霊信のとおりです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あなた方がより理解を深めるために、アトランティスでの出来事について深く掘り下げていこう。
どうしても知りたいと望む者に対しては伏せながら、物語を読んでいきなさい。
私はエドガー・ケイシーではない。
彼を守護するものであり、あなた(稲垣)に繋がるものである。注①
あなたは私からの霊信に安心を深めはじめている。
そのまま流れに身を任せなさい。
先ほどあなた方が話した「これから先」について少し伝えることがある。
あなた方の周りに集う者の中に、あなた方を必要とし、あなた方も同じく必要とする者たちがあらわれる。
あなた方は多くの者とそれを行うのだと理解しなさい。
アトランティスを中心にして集うのではなく、あらゆる過去世を通し集うのだ。
あなた方はこれまで繰り返した生まれ変わりの中でも再び出会う必要のある者たちと再会する。
今回触れるのは、M子の魂の傷ではなく、あなたについてのものだ。
あなたは、今の姿勢を保ち、語りを読み続けなさい。
あなたがこれまで今世を通し、より強い興味や探究心を惹き付けられるものを、あなたはそこで理解していた。
あなたはそれを科学的な見解から理解していた。
すべては「意識」であると理解していた。
言葉としての「意識」をあなたは理解している。
だが、その本質はまだ理解には及んでいない。
あなたがより覚醒するにしたがって、それは思い出されるものとなる。
そして、あなたは意図的に「体外離脱」状態をつくり出すことができた。
それは、あなた自身に対しても可能であり、他者に対しても同様であった。注②
その状態を通し、あなたはあらゆる存在と接触を持つことが可能であった。
あなたが「なぜか」と考えること疑うことは、あなた自身が生じさせる思考であると同時に、私たちが投げかけている課題なのだと理解しなさい。
あなたが催眠を深く探究したのと同じように、これからあなたは多くのものについて知ることとなる。
あなたとM子のアトランティスでの繋がりを掘り下げていこう。
簡単な言葉を用いて表現するとしたら、「あなたは科学者で、多くのものと地球の状態を理解した。そして、戦乱の中それを中止させることと地球の状態悪化を防ぐための方法提示を行った側であった」のだ。
だが、あなたの盲点は「提示した側について多くを知らなかった」ことである。
そこで行われたものをあなたは想定することが出来なかった。
それは、あなたの責任ではないものであったが、その頃のあなたにとっては「無知がもたらした惨事の責任」として傷を残した。
あなたが理解しなければならないのは、我が霊団が語るものはあくまで情報でしかないということである。
霊信によりすべてが進められるのではなく、あなた方の行動を通してのみ変化は生じるものである。
与えられるものは情報でしかなく、それを受け取り処理するのはあなた方である。
情報に対して感じる部分、その奥底にある魂の反応するものを感じなさい。
静と動を見極めなさい。
静は、あなたの魂の感じるものを受け取る状態であると同時に、あなたの内的目的に対して進行するものである。
動は、あなたの知性や理性を生かし、そしてあなたの感覚を生かし行動を通し、外的目的へと進行するものである。
あなたは「動」については優れている。
だが、「静」に関してはより理解を深めなければならない。
内側にあるものを捉えるのだ。
その瞬間、あなたに内存するすべてを包み込むのだ。
そしてそれらを観るのだ。
相反する状態のバランスを保ちなさい。
今回伝えるべきことは、あなた方を含め多くの者が計画に参加しているということである。
そして、あなたはいずれ前回とは異なる内容の本を出版することとなる。
全貌が異なるのではなく、方向性が異なるのだ。注③
それは、多くの人を惹き付けるものとなる。
そして、あなた方の参加する計画というゲームはあなた方の考えるよりも大規模なのだと理解しなさい。
楽しむ姿勢を忘れないようにしなさい。
そして、直感に従い周りの人間と連絡を取ることを怠らないようにしなさい。
それは、あなたに直接的にも間接的にも恩恵を与えるものとなるだろう。
ある意味では、童心に返りこのゲームを楽しむ必要がある。
深刻に捉えすぎないようにしなさい。
真剣に向き合うのは、その必要があると判断したときだけにしなさい。
あなた方は強制的な軌道修正を加える必要なく、あなた方の興味や探究心により前進するだろう。
口外することを禁ずるのは、アトランティスについての内容のみとする。
口外を禁止する必要があると判断が下るものについては、逐一伝えるものとする。
それ以外について、霊信を行っているということについては、あなたが直感で伝えてもよいと判断する相手であれば伝えなさい。
その中でもアトランティスについて触れるもの以外であれば、伝えることは許されるものである。
すべてを隠すことは、あなた方がこれから先多くの者と繋がるための道の障害となりかねないものである。
あなた方の目的は、多くのものの協力をもとに達成できるものである。
これまでの、そしてこれからの繋がりに感謝しなさい。
明日は一日、夜の霊信を読むまでの間、計画について、そして我が霊団について、そういったものに関して考えないようにして過ごしなさい。
「今のあなたという人間のあるがままに」過ごしなさい。
あなた方は流れにうまく乗っているのだと理解しなさい。
私たちは「監視」しているのではなく「見守っている」のだから。
神を感じることを忘れないようにしなさい。
これまで「神からの啓示や霊信」を受けた者がいないのではない。
気づかなかっただけだ。
神はいつでも、すべてとともにある。
それを理解しなさい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第8霊信おわり
第9霊信へつづく