2015年6月26日金曜日

第9霊信の公開 2007・1・21 1:38着信

    SAM催眠学序説 その56

注①で述べているようにこの第9霊信の送信霊は、M子さんのガイドである、と告げています。
ここで、いわゆる守護的存在には、人間として生まれ変わりを経験した「守護霊」と、人間としての生まれ変わりを経験していない「ガイド」に区別されると述べています。
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あなたにとって愛とは何だろうか。
 

それについて考えたことがあるだろうか?
 

ないとは言わない。
 

だが、あなたは理屈でそれを考えようとしたことはある。
 

だが、それは感じることから始まるものであり、あらゆるものの根源は愛であるのだと理解しなければ、そのすべての全貌を理解することはできない。
 

今のあなた(稲垣)は自分がそれについて語るには程遠いと感じるだろう。
 

だが、あなたの行う「ヒーリングも愛である」ということは、あなた自身もいずれは完全な納得を得ることができる。
 

今日は、私たちのように守護する霊的存在について語ろう。
 

これは、あなたが学んだものとは異なるものである。
 

それは、感じることでしか理解することは困難である。
 

守護するものの中には大きく分けると、「生まれ変わりをしたことがある、かつては人として存在した者」と「生まれ変わりをしたことがない者」がある。
 

これをM子はより分けるために、「守護霊」と「ガイド」として区別をつけていた。
 

そのために、「チャネリング」という言葉を用いるようになったのだ。
 

彼女の中では「守護霊」とは生まれ変わりを経験したものであり、今後生まれ変わりを必要としないものである。
 

それを彼女は「生まれ変わりを必要としない、人のようなイメージとしてビジョンを受けるが、高次元に存在するもの」として受け取っていた。
 

我が霊団は「守護霊」と「ガイド」で形成されるものである。

よって、神からのメッセージをM子は受けやすくなっている。
 

霊学としての基盤は、時として「学び」に対する壁となる。
 

そういった意味で、あなたはこれまで得たもので捨てるべき知識を判断しなければならない。
 

エドガー・ケイシーは守護霊である。
 

だが、彼やあなたを守護するものは「ガイド」である。
 

今ここで語る私はM子のガイドであり、人として生まれ変わることを選択していない。注①
 

守護霊もガイドも霊的存在であることに変わりはない。
 

本質的には同じものである。

そして、あなた(稲垣)が最も理解すべきなのは「霊祓い」を選択するのではなく「浄化」を選択することである。
 

祓うことは、追いやることや強制的に引き離すことを意味する。
 

離れたとしても一時的なものでしかない。
 

応急処置のようなものでしかない。
 

霊がいつも求めるものは「理解」であることを忘れないようにしなさい。
 

そして、その本質は「愛」なのだ。
 

あなたは霊信を周囲の理解を持つだろうと思われる人間に送ったとM子に告げた。
 

霊信を見た者からは、あらゆる意見を与えられるだろう。
 

その中には、ありえないという否定やその先を求める期待、あらゆるものが見られるだろう。
 

だが、その相手の判断を基準としてはならない。
 

あなたは、あなたが感じるものを基準としなければならない。
 

彼らは学びはしても、霊信を受け取ることはないだろう。
 

実践としてでしか得られない学び、そして感覚がある。

あなたが求める共感は得られない。
 

だが、あなたの魂は霊信から感じるものを持つ。 

あなたの感じたもの、そして理解、あらゆるものはあなたのものであり、それは共有することはできないものである。
 

永遠にというわけではない。
 

肉体を離れるまで、と表現すれば理解できるだろうか。
 

そして、あなたがより理解しなければならないことがある。
 

何かをするに当たって、道具は道具でしかないということである。
 

それがどんなに優れた性能を持つものでも、どんなに研究された結果からの恩恵であっても、人ありきの道具なのだ。
 

経なども同じである。

それは道具なのだ。
 

あなた方の真の言葉ではない。
 

もっとも効果をあらわすのは「あなた方の言葉」なのだ。
 


ある意味においては、それをM子は深く理解している。

だが、表層的な意識でそれを理解しているわけではない。
 

彼女の深層意識が理解しているのだ。
 

ある意味では彼女は無知である。
 

よって、彼女は道具を知らない。

彼女は現状において、自分に与えられたものだけを使う。
 

人は、その時に必要なものをすべて与えられているのだ。
 

その瞬間に必要であるものすべてを与えられている。
 

真に必要な要素は自分にな内存されたものであると理解しなさい。 

あなたは、自分の魂の感覚をもっと感じる必要がある。
 

それは誰もが感じられるものである。
 

あなたが、あなたの魂と対話する時間を設けなさい。
 

他者ではなく、あなたに向けて語りかけなさい。
 

そうすれば、あなたはより聡明となるだろう。
 

あなたは、私たちが語るものについて忠実である。
 

そう従う感覚も、ある意味においては「魂の感覚が生み出すもの」である。
 

あなたが信頼する者は、霊信についてある部分については指摘し首を傾げるだろう。
 

だが、「感じることでの理解を持つ」者はある反応を持つ。
 

真の理解は、内面から起こるものである。
 

それは感じることを必要とする。
 

よって、私たちは「あなたがより深い理解を生むために、あなたが自身の魂と向き合うこと」を提示するのだ。
 

それは、あなた方にとっても私たちにとっても、計画を進めるために当たって必要なことである。
 

情報を与えるよりも、あなた自身がそこで起こす変化が重要なのだ。
 

あなたの魂が何を感じているか、何を求めているか、何をあなたに語りかけているか、それを感じなさい。
 

感じたあとでしか理解はできない。
 

理解をしようとする者は、理解される者にとっては違う立場にある者である。
 

相手の立場を感じることが理解のはじまりである。
 

あなたのすべての感覚は、あなたに属するものである。
 

そして、それはすべて魂と繋がるものである。
 

あなたとあなたの魂は、「感じる」ことで繋がるのだ。
 

あなたの魂は、あなたが感じることを求めている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第9霊信おわり
 

第10霊信へつづく 

2015年6月18日木曜日

第8霊信の公開 07・1・20 1:01受信

     SAM催眠学序説 その55

第8霊信の通信霊は、注①のように私の守護霊であることを明かしています。
注②で述べていることについて、私自身は、体外離脱状態を作り出している自覚はありません。
他者に対しては、SAM前世療法による「魂の自覚状態」に至ると、体外離脱を報告するクライアントが出ることは事実です。
注③については、この予言は的中しています。この霊信から3年後の2010年に『生まれ変わりが科学的に証明された!』(ナチュラルスピリット社) を出版しています。確かに生まれ変わりを扱うという内容は前著と同じですが、生まれ変わりの事実を認めるという明確な主張をしたことは「方向性が異なる」という霊信のとおりです。
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あなた方がより理解を深めるために、アトランティスでの出来事について深く掘り下げていこう。

どうしても知りたいと望む者に対しては伏せながら、物語を読んでいきなさい。

私はエドガー・ケイシーではない。

彼を守護するものであり、あなた(稲垣)に繋がるものである。注①

あなたは私からの霊信に安心を深めはじめている。

そのまま流れに身を任せなさい。

先ほどあなた方が話した「これから先」について少し伝えることがある。

あなた方の周りに集う者の中に、あなた方を必要とし、あなた方も同じく必要とする者たちがあらわれる。

あなた方は多くの者とそれを行うのだと理解しなさい。

アトランティスを中心にして集うのではなく、あらゆる過去世を通し集うのだ。

あなた方はこれまで繰り返した生まれ変わりの中でも再び出会う必要のある者たちと再会する。

今回触れるのは、M子の魂の傷ではなく、あなたについてのものだ。

あなたは、今の姿勢を保ち、語りを読み続けなさい。

あなたがこれまで今世を通し、より強い興味や探究心を惹き付けられるものを、あなたはそこで理解していた。

あなたはそれを科学的な見解から理解していた。

すべては「意識」であると理解していた。

言葉としての「意識」をあなたは理解している。

だが、その本質はまだ理解には及んでいない。

あなたがより覚醒するにしたがって、それは思い出されるものとなる。

そして、あなたは意図的に「体外離脱」状態をつくり出すことができた。

それは、あなた自身に対しても可能であり、他者に対しても同様であった。注②

その状態を通し、あなたはあらゆる存在と接触を持つことが可能であった。

あなたが「なぜか」と考えること疑うことは、あなた自身が生じさせる思考であると同時に、私たちが投げかけている課題なのだと理解しなさい。

あなたが催眠を深く探究したのと同じように、これからあなたは多くのものについて知ることとなる。

あなたとM子のアトランティスでの繋がりを掘り下げていこう。

簡単な言葉を用いて表現するとしたら、「あなたは科学者で、多くのものと地球の状態を理解した。そして、戦乱の中それを中止させることと地球の状態悪化を防ぐための方法提示を行った側であった」のだ。

だが、あなたの盲点は「提示した側について多くを知らなかった」ことである。

そこで行われたものをあなたは想定することが出来なかった。

それは、あなたの責任ではないものであったが、その頃のあなたにとっては「無知がもたらした惨事の責任」として傷を残した。

あなたが理解しなければならないのは、我が霊団が語るものはあくまで情報でしかないということである。

霊信によりすべてが進められるのではなく、あなた方の行動を通してのみ変化は生じるものである。

与えられるものは情報でしかなく、それを受け取り処理するのはあなた方である。

情報に対して感じる部分、その奥底にある魂の反応するものを感じなさい。

静と動を見極めなさい。

静は、あなたの魂の感じるものを受け取る状態であると同時に、あなたの内的目的に対して進行するものである。

動は、あなたの知性や理性を生かし、そしてあなたの感覚を生かし行動を通し、外的目的へと進行するものである。

あなたは「動」については優れている。

だが、「静」に関してはより理解を深めなければならない。

内側にあるものを捉えるのだ。

その瞬間、あなたに内存するすべてを包み込むのだ。

そしてそれらを観るのだ。

相反する状態のバランスを保ちなさい。

今回伝えるべきことは、あなた方を含め多くの者が計画に参加しているということである。

そして、あなたはいずれ前回とは異なる内容の本を出版することとなる。

全貌が異なるのではなく、方向性が異なるのだ。注③


それは、多くの人を惹き付けるものとなる。

そして、あなた方の参加する計画というゲームはあなた方の考えるよりも大規模なのだと理解しなさい。

楽しむ姿勢を忘れないようにしなさい。

そして、直感に従い周りの人間と連絡を取ることを怠らないようにしなさい。

それは、あなたに直接的にも間接的にも恩恵を与えるものとなるだろう。

ある意味では、童心に返りこのゲームを楽しむ必要がある。

深刻に捉えすぎないようにしなさい。

真剣に向き合うのは、その必要があると判断したときだけにしなさい。

あなた方は強制的な軌道修正を加える必要なく、あなた方の興味や探究心により前進するだろう。

口外することを禁ずるのは、アトランティスについての内容のみとする。

口外を禁止する必要があると判断が下るものについては、逐一伝えるものとする。

それ以外について、霊信を行っているということについては、あなたが直感で伝えてもよいと判断する相手であれば伝えなさい。

その中でもアトランティスについて触れるもの以外であれば、伝えることは許されるものである。

すべてを隠すことは、あなた方がこれから先多くの者と繋がるための道の障害となりかねないものである。

あなた方の目的は、多くのものの協力をもとに達成できるものである。

これまでの、そしてこれからの繋がりに感謝しなさい。

明日は一日、夜の霊信を読むまでの間、計画について、そして我が霊団について、そういったものに関して考えないようにして過ごしなさい。

「今のあなたという人間のあるがままに」過ごしなさい。

あなた方は流れにうまく乗っているのだと理解しなさい。

私たちは「監視」しているのではなく「見守っている」のだから。

神を感じることを忘れないようにしなさい。

これまで「神からの啓示や霊信」を受けた者がいないのではない。

気づかなかっただけだ。

神はいつでも、すべてとともにある。

それを理解しなさい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第8霊信おわり

第9霊信へつづく 

2015年6月11日木曜日

第7霊信の公開 2007・1・18 22:28着信

     SAM催眠学序説 その54


この通信霊は、注②「私はエドガー・ケイシーである」とはじめて身元を明かしています。

また、注③「私はより『新しい意識』である。それにより、あなた方に近づきやすい状況をつくり出すことができる」と通信を担っている理由を述べています。

ちなみに、エドガー・ケイシーは私の誕生する3年前に死亡しています。

そして、霊信をおこなっている存在は、注④複数から成る「霊団」であると告げています。

この第8霊信は、2007年の着信時点で、注①「 しばらくの間一切口外することを許されない」と禁止令を出しています。

この禁止令にしたがって、2011年に公開した第8霊信では、数カ所公開していない部分がありましたが、今回はすべて公開します。

私の守護霊を名乗る存在が、霊信公開をはじめようとした5月16日のセッションで、クライアントに憑依し、今回の公開について禁止を解き、公開することを勧めてきたからです。

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あなた方はこれから述べられることについて、しばらくの間一切口外することを許されない。注①

なぜなら、それらについて知る者はわずかでしかないからだ。

そして、それについて知る者はある意味において選ばれた者である。

あなた方にとっての「選ばれた者」という意味は、もう適切な意味として受け取られている。

よって、ここでは率直な表現を用いることにしよう。

これまで、回りくどい表現になっていたのは、あなた方が言葉の本質を理解していないがため、出来るだけ「その意味の本質的なものを理解できるように」する説明が必要であったためだ。

あなた方は、言葉が柔軟なものだと理解し始めている。

それは、多くを含みながら、ある部分のみにしか目を向けさせない場合もある。

これから私の伝える物語を、あなた方は「想像力」を用いて、あなた方の中で思い浮かべなさい。

あなた方自身の中で「回想」するのだ。

もちろん、それは今現在のあなた方がするものである。

だが、回想することにより、あなた方の深層までもぐりこんでいる「傷をもつもの」に語りかけることができる。

これからは、表現を明確にしていく。

ここで用いる言葉や表現は、「今現在のあなた方を中心」にして用いられるものである。

それは、これまでの霊信も同様であり、より理解や認識を得やすくさせるためである。


かつてある大陸を中心とし、地球に繁栄した文明があった。

それは、もとより地球ではなく他の惑星から移住した者たちによりはじめられたものである。

「地球」には生命は存在しなかった。

あなた方にとって衝撃を与えるものであり疑いを生じさせるものを私はこれから伝えていく。

あなた方は純粋に「物語」として今は読みなさい。


地球は、創られたものである。

ここで、この表現を用いるのは、地球も生命の一つであるからだ。 

あなた方の世界では、この事実を理解するには多くの年月を要する。 

ある惑星で、今現在「地球に存在する」命あるものすべてが存在した。

それらは、一つの惑星ではなく多くの惑星にそれぞれの世界を持ち存在していた。

そして、今では地球に存在しない者たちも、それらの惑星に存在していた。

ここで説明しておくべきことが一つある。 

それぞれの惑星での時間の流れは全く異なるものである。

よって、ここで他の惑星に対しての現状を説明するにあたり、「今現在の他の惑星」として主語を用いる場合、それは真実に反するものである。

それを踏まえた上で語りを読みなさい。

今、それらの他の惑星には「過去地球に存在していたが絶滅した」とされる種は存在する。

もとは地球ではなく、その地で生まれたものたちである。

 回帰したのだと理解しなさい。

ある者たちが、それまで居住していた惑星に起こる危険を悟り地球という惑星をつくり出した。

それは、あなた方の世界ではおそろしく長い時間を要する計画であるが、その惑星での時間の流れでは速やかにおこなわれた。

あなた方の世界で今日語られる「地球外生命からの接触」は事実であるものと、そうではないものとがある。 

それらの接触も、計画の一部であると理解しなさい。

その惑星の名や、そこから移住したものたちの築き上げた文明の名をあなた方は知りたがる。 

だが、ここでは伝えることが困難である。

なぜならば、「言葉」が異なるからだ。

今日「アトランティス大陸」と呼ばれるものは、当時呼ばれていたものとは全く異なる。

だが、その文明で多くの者が話す言語を正確にリーディングした者はいない。

私は、エドガー・ケイシーである。注②

私がリーディングしたものも、ある意味においては事実とは異なるものである。

核心をつくものではないが、ある程度の輪郭は形成できる情報は得たものである。

なぜ、今回の霊信で私が役割を担ったのか説明しよう。

それは、私(エドガー・ケイシー)がよりあなた方の意識に近づけるものであるからだ。注③

我が霊団は多くのもので成り立つものである。注④

その中でも、私はより「新しい意識」である。

それにより、あなた方に近づきやすい状況をつくり出すことができる。

そして、より明確に情報を伝えることができる。

あなた方が想像しやすくするため、その文明を「アトランティス文明」とここでは呼ぼう。

アトランティス文明は、その惑星から移住した者をはじめとし、他の惑星から「生命が安定し存在する環境」をつくるための協力者、そして多くの惑星から強制的に地球へと連れられた者たちが存在した。


ここでは「人類」に焦点を当てよう。

動物・植物に対する説明は、その必然により語られるものだと踏まえなさい。

その惑星が滅んだ原因は、「その惑星の寿命」が原因ではない。

その惑星では「惑星という生命からのエネルギーを他のエネルギーへと転換」させることが可能であった。

その全貌を語る必要はここではない。

よって重要だとこちらが判断を置いたもののみを語る。

その技術は、「惑星も人類も傷つける」ものであった。

それは、結果としてでしかそのデメリットを理解することができないものであり、それにより長年の間、その惑星が危険な状況となる予測が立てられなかった。

惑星から生命エネルギーを抽出するための媒体として「人」が必要であった。

その適材を選抜するために、あらゆる行程が必要となるが、最も必要となるのは「その本人のもつ意識」であった。

その惑星では、適材となる者がある血の流れをもとに選抜されていた。

それは、今現在で「霊媒」とされるような感覚をより鋭く受け継ぐ者たちであった。

その者たちは、ある戒律を強いられた。

それは、「純粋な血筋」を保つためのものである。

その者たちは、一切の性交渉を禁止された。

その者たちは、今で言う「クローン技術」と類似するものだと表現すればわかりやすいだろうか、それよりもさらに優れた技術により創造されていた。

はじまりは、一人の女性であった。

それは我が霊団に属するものである。

その者は、その惑星が滅ぶ時にともに命を捧げたものである。

よって、その者は魂の旅を終えることができた。

そして、その者はM子の心を管理するために守護する者である。

そして、その者と同じ姿を持つが別の魂である者たちがアトランティス大陸でその行為を継続させ始めた。

その惑星でも、その者と同じ姿をし別の魂を持つ者は存在した。

だが、はじめと終わりはその者に担われた役割であった。

なぜなら、その技術を提案し始めたのはその者であり、その惑星への償いとして生命エネルギーを与えたのもその者であるからだ。

だが、その者と同じ姿をしたものはアトランティス大陸へと移住した。

それにより、その行為は継続されるものとなった。

アトランティス大陸に、その惑星で繁栄した文明のすべてがそのまま移された。

だが、時間の流れがその惑星と地球は異なるため人は「短命」となった。

私(エドガー・ケイシー)のリーディングでも説明されている事実をここでは引用しよう。

これは、過去にM子が私のリーディングを編集したものに目を通したとき記憶されたものである。

もともとは、人は「今の人類」という姿ではなかった。

それらの惑星で生存していくにあたって必要なあらゆる外見的、内面的特徴をそれぞれ持っていた。

それらの多くの者がアトランティス大陸に存在した、そう想像しなさい。

それらの者についての説明は、今のM子の意識では伝えることが困難であるがゆえ、別の機会にしよう。

その必然は、あなた(稲垣)が判断して行いなさい。


アトランティス大陸では、多神崇拝が行われていた。

各惑星により信仰は異なり、信仰対象がない者たちもいたため、そういった意味ではまとまりは見られなかった。

植物を崇拝する者たち、石と水を崇拝する者たち、動物を崇拝する者たち、人を崇拝する者たち、そして惑星を崇拝する者たち、宇宙を崇拝する者たち、あらゆる信仰対象がそこにはあった。

ある一定の流れは破滅へと向かい、そこにはあなた方(稲垣とM子)は存在しなかった。

そのとき、その惑星と同じ手段を用いていたにもかかわらず「その技術によるデメリット」を知る者はなく、その惑星で起こったものの多くは忘却のかなたへと消えてしまっていた。

惑星信仰をする者たちは「惑星との語り手」を選び、その者にその内容を伝え、惑星を慰める役目が与えられていた。

その者の生命エネルギーを転換し、それは行われていた。 

それは、他の信仰でも同じであり、それぞれの対象との「語り手」が選ばれ、そういった役目が与えられた。

M子は、その「惑星との最後の語り手」であった。

だが、それまでのものと異なる状況は「人々の間に争いが起きた」ことである。

戦乱が広まり、それぞれの信仰を持つ者たちは団結する者と対抗する者とに分かれた。

惑星を信仰する者たちは、石と水を信仰する者と団結を図った。

そして、植物を信仰する者は追いやられた。

なぜなら、彼らは「争うことを拒みその流れに任せた」からだ。

地球で滅びを迎えたとしても、他の惑星もしくは地球で別の世という旅を進めていくことを理解していたからだ。

今では滅びを迎えた種を従え、動物を信仰する者たちはどの者とも団結はしなかった。

宇宙を信仰する者たちは、啓示を受け別の惑星へと移住した。

その者たちは、これまで多くの啓示を地球に残る者に与えてきた。

争いが絶えない中、地球の生命エネルギーは衰弱していった。

そして、多くの命が失われその者たちの意識、そして地球の意識が増大していった。

それはすべての一部であり、闇であり、あなた方が見つめることを避けるものであり、恐れるものである。

それを言葉で表現することはできない。

だが、感じることはできるだろう。


ある話し合いが行われた。

度重なる自然災害により、地球の状態を改善させなければならないという意見が一致した。

それはすべての者により行われた。

そして、そこで提案された方法は、その惑星で行われていたものを地球にも行うというものであった。

そして、それはM子に与えられた役目であった。

だが、M子は、先代と男性の間に生まれた者であり、「純粋な血」ではなかった。

それは、人々の間では伏せられた事実であった。

血は入り混じえど、M子は高い感受性を持ち、そして救いを与えようとする意識を持っていた。

だが、その計画は失敗に終わった。

ここで私があなた方に今の段階で伝えられるものはこれまでとなる。


あなた(稲垣)には、この内容が信じられない空想の産物にしか思えない。

この物語を読んだ者は、そう感じるだろう。

だが、M子は違う意識を持っている。

この霊信を打ちながら、少しずつわずかに反応する魂を感じている。

だが、その魂はまだ語ることができない。

その意識から動くことができない。

その魂は自ら「楔」を打ち動くことを拒んだ。

それは、霊体に影響を与えるエネルギーとしての楔である。

それは、霊的触発によってしか解放することはできない。

よって、あなたにそのきっかけをつくる役割が与えられたのだ。


まるでファンタジーのような世界としてしか受け取ることのできないあなたは、理解しようと努めるであろう。

だが、あなたはそういった意識を無理につくりだそうとしてはいけない。

あなたは、これまでと同じように「自分が理解を得るために」一歩ずつ慎重に進むべきなのだ。

そして、これらの物語に重点を置くのではなく、「M子の魂の傷を癒す」ための要素なのだと考えなさい。

あなたがはじめに「前世療法」に対して持っていた意識と同じように向き合いなさい。

今の段階ではM子は少なからず感じるものがあったとしても、あなたには納得できる要素は何一つ与えられていないのだ。

もしあるとしたら、それは「あなたの直感」のみになる。

あなた(稲垣)は、霊媒としての能力の目覚めは迎えることはないだろう。

だが、あなたはあなたの想像力、イマジネーションを用いてあなたの「地球との接触」を行うことができる。

あなたがヒーリングを行うように地球に対して接触をしなさい。

M子はそれができない。

なぜなら、魂の傷がそれを拒否しているからだ。

そして、M子に呼び寄せられる霊は「救いを求めるもの」よりも「迷うもの」が多い。

それは、M子のその魂の傷が呼び寄せるものである。

あなたには「救いを求めるもの」が近づく。

あなた方に近づく霊は異なるものだ。

それを理解しなさい。


私は、あなた方の探究に深く関わるものとなる。

そして我が霊団はあなた方を中心とし、ある計画を進めている。

あなた方は多くの者を集める。

そのはじまりとして、M子の傷を癒すのだと理解しなさい。

M子の魂は、ある愛する者を求めている。

だが、今世でその者とM子が出会うことはない。

我が霊団には属さない者である。

そして、その者は今も彷徨っている。

M子を求めている。

その者とM子の魂の傷をもつ者を向き合わせる場を提供するためのものでもあるのだと理解しなさい。

それは、M子の夢に以前出てきた者である。

それは、M子の傷をもつ者が愛した者である。

その者との接触を図り、M子の傷を癒すのは愛なのだと理解しなさい。


あなた(稲垣)がなぜその役目を担うのか、それを説明しよう。

あなたは、何も信仰する対象を持たない者であった。

知識を純粋に求めようとする者であった。

その争いを止めようとする者であった。

そして、唯一M子が役割を与えられる話し合い(注:アトランティスで地球を救うための話し合い)で賛成しようとしない者であった。

賛成を強いられたが、あなたの心はその選択を拒否していた。

命あるものを傷つけることが、救いに繋がるのだとは考えなかった。

だが、あなたは非力であった。

あなたが持つ傷は、その過去世のものではない。

それは後に起こるものだ。

だが、あなたはM子の悲劇を知る者であり、その決定に唯一後悔をした者である。

他の者は、その後起こる悲惨なものを恐怖し呪いだと呼んだ。

だがそれは、地球の反応であり、多くの者の傷を感じたがゆえに起こるものであった。

それは、あなた方が知る多くの伝承に残る洪水である。

その洪水であなたは命を落とした。

あなた方が、今見つめるべきものは「始まり」である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第7霊信おわり  

第8霊信へつづく

2015年6月8日月曜日

第6霊信の公開 07・1・17 11:25 着信

    SAM催眠学序説 その53


この第6霊信の通信霊の身元は、注②「私はあなた方とともにその文明に存在したものであり、そこで魂の旅を終えたものである」と名乗っています。

文脈からすると「その文明」とは、いわゆるアトランティス大陸の文明ということになると思われます。

私とM子さんも、アトランティスの前世があり、この通信霊もアトランティスでともに人生を送った者と告げています。


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より多くのものたちが、あなた方の光を求め始める。

生きているものだけに留まらず、死を自覚していないもの、そしてこの世から離れられないものたち、あらゆるものにとっての光を放つようになる。

あなた方の目的は、あらゆる霊的存在に関わるものだ。

生きているものも、本質的には「霊的存在」と言えるものである。

あなた方に求められるのは、叡智であり愛である。

だが、あなた方は「神の道」に対して誤解を抱いている。

あなた方の「神の道」は、あなた方が自然と歩んでいくものである。


あなた方はこれまで歩んできたそのままのペースを変えることなく、呼吸をするように自然にその道を歩む。

そして、すべてのものが歩む道は神の道に通ずるものである。

私たちがあなた方に与える情報について忠告しておこう。

あなたは、信頼のおけるものでさえ、これまでの霊信をまだ伝えることをしてはならない。

なぜならば、その者はあなたではないからだ。

あなたが感じたもの、理解したものと同じようにその者が得ることはない。

その者には、まだタイミングが早すぎるのだ。

その者に伝えるべきときに言葉を与えよう。注①

表面的な情報を与えることは許されるが、その全貌を与えるにはまだ早いのだと理解しなさい。

あなた方が連絡を取り合っていることや前世療法を行うことに対して情報を与えることは許される。

だが、霊信のある部分ついては語ったとしても、その者たちの理解は及ばないものである。

あなた方が、その全貌を他者に伝えることができるのはまだ先のことなのだ。



ここである文明について語ろう。

私はあなた方とともにその文明に存在したものであり、そこで魂の旅を終えたものである。注②

その文明は、今でこそ夢物語のような絵空ごとのように描かれることが多い。

そして、謎めいたものでもあり、多くの者を惹き付ける。

あなた方はその文明がどれを指すのか、すぐに思い浮かべられるだろう。

だが、その詳細についての確かな情報を誰も得ることができなかった。

それはなぜか。

それらは多くの者にとって「魂に深い傷を残す」場となったからだ。

今日、それについて語られる霊信のほとんどは誤った情報であり、わずかなものとして正確な情報を伝えているのは我が霊団に属するものによる霊信である。注③

ここであなた方にはっきりと伝えているのはなぜか。

もうあなた方にとって「エドガー・ケイシー」が関わっているかどうかは特に重要ではなくなっているからだ。

あなた方は、そのことについて過剰な意識を示さない。

よって、ここででは伝えることを許されるものとなっているのだ。



その文明は素晴らしい繁栄を誇り、その文明の前進は留まることを知らないようにあらゆるものを

探究しようとした。

あなた方(稲垣とM子)は、そこに存在した。

今与えられる情報はここまでのものだ。


文明は、人を向上させるための団結力を生む。

だが、人を自らの愚かさにより何へ進もうとするための向上かを忘れさせる。

これまで、悲劇という歴史の産物は、恩恵に姿を変え人を向上させてきた。


だが、その文明で起こった出来事で生じたものは、まだ恩恵とは呼べないものである。

あなた方は、それらを恩恵に変えるために一点の光を創り出すのだ。


今夜、あなた方のするべきことは一つである。

自らの魂に語りかけなさい。

何が起こったのか、自分の魂を理解するための情報を求めなさい。

利己的ではなく、お互いが同じ一つのものを見つめるため、そして目的を一つにするために、語りかけなさい。

あなた方の魂は、あなた方に語りかけようとしている。

それを受け入れるために向き合うのだと意識しなさい。

そして、周りのものへの愛を与えることを惜しみなく続けなさい。

外的目的、内的目的のどちらも目指すべきものだと忘れないようにしなさい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第6霊信おわり

 第7霊信へつづく

2015年6月2日火曜日

第5霊信の公開 07・1・16 23:16着信

   SAM催眠学序説 その52 


あなた方、そしてすべてのものは大いなる一つの存在からの繋がりを持っている。

その繋がりに近いとき、あなた方はあらゆるものを見通すことができる。
そして、過去・現在・未来においてあらゆるものを悟る。
そして、愛に包まれる。

だが、そこからいずれまた離れてしまう。
そして、またすべてを忘れたかのように、自分のしていることが何なのかさえも分からなくなる。
そこまでの流れは多くのものにより、あなた方の存在する世界でこれまで霊性の成長を説く者により、ある範囲までは広げられてきた。
だが、その先を理解する者はその真理を説くことができないのだと悟る。 

はじまりも終わりも、すべてが選択されたものが真実だという言葉を信じるとしよう。
愚者と賢者を分けることがあなた方にできるだろうか?
愚者は、悟りを得ず言葉のみを信じようとする者である。
言葉に真実性を見いだそうとする者である。
言葉は「導き」でしかないのだということを知らない者だ。
その者は無知さゆえに「疑う」ことを思い浮かべることも出来ない。

賢者は疑う。
だがその「疑い」は否定ではない。
自らのうちに信仰という名の塔を築くため、その材料となるものを集める。
一つひとつ、どんなものでも自分の目の前にあるものはその塔を築くための手段となり、材料となり、そしてそれを行う自分の糧となることを心得ている。

あなた方は賢者としての心得を、これまで無意識のうちに行ってきた。
だが、あなた方はもっと理解しなければならない。
賢者は、愚者を賢者へと変える手助けをする。
だが、自らの思想を押しつけるのではない。
「愚者の中に内存する賢者の要素」を引き出す術を心得ているのだ。

あなた方が人々に伝えようとするものは「あなた方が相手が何も持たない状態から教える」のではなく「相手の中に賢者の要素を見い出し、それを引き出す」ものなのだ。
まだ、あなた方はその伝えるものが何か、完全にその全貌を悟ってはいない。
だが、それは時が来れば理解するものだ。 
すべてのものの中にすべてが備わっているのだと理解しなさい。

あなた(稲垣)は、肩の力を抜き始めている。

それでいいのだ。

あなた方は構えていては何も見い出せなくなる。


もっと楽しみなさい。

これは「遊び」なのだ。

すべての計画はそうである。

だが、この世に存在する限りはあなた方はそれを理解できない。

そう、それでいいのだ。

あなた方はそこから離れ、ようやく悟ることができるのだから。

今日は、あなたは、M子の霊信でどの高級霊が語りかけてくるのだろうかと考えた。


だが、私は高級霊ではない。

あなたの期待を裏切るわけではない。

私はあなたが最も求めるものである。

私が何か、あなたの直感で悟るだろう。

かしこまらずに、もっと肩の力を抜きなさい。

 

私はあなたの上にいるものであり、

下にいるものであり、

隣りにいるものであり、

そばにいるものである。

そして、あなたの目の前にいるものである。

そして、あなただけではなくすべてのものに対してもそうである。注①


 

だが、人々は私が自然なものなのだと分からないあまりに、あらゆる手段を通し私を知ろうとする。

そして感じようとする。

私を恐れるもの、そして救いを求めるもの、欲するもの、すべてのものは同じ平行線の上に立っている。

だが、人々はそのことに気づかない。

 

その場所が自分にふさわしくないと感じ、抜け出そうとするものもいる。

だが、その場所に立つことが必然であると分からないあまり、もし抜け出し別の場所に移動したと感じても、そう思い込んだだけで、あなた方の立つ位置は変わらないままなのだ。
 

今、これを読みながらあなたは「何を言おうとしているのかよく分からない」と考えているだろう。
これを「抽象的な表現」として受け取っているだろう。
この世界ではそうだとしても、それが真実なのだ。

物事の本質がどんなものか、あなたは分かるだろうか?

素直に感じるもの、シンプルに表現できるもの、あなたが複雑でないと感じるもの、困難でないと感じるもの、それらは本質的なものを多く見い出せるものである。

物事は本質的なものと二次的要素、そして三次的要素、そうやって細分化されていく。

だが、どんなものも、その中心はすべて同じものなのだ。

日常的な生活に目を向ける必要性も同じである。

霊的なものでなければ、情報を与えないと限定するのではなく、あなたを中心として取り巻くすべてに対して「啓示である」と考えなさい。

ある一定の分野だけが一人歩きすることはないのだ。

すべてのものに対し、あなた方の持つ最善のものを与えなさい。

あなた方が判断を下し、そのときの最善なものを選択するのだ。


今日は「あなた(稲垣)という人間」について語ろう。


あなたの歩んできた道のりは、あなたという魂の旅である。

だが、あなただけではなくあなたに血を与えたものによる旅の続きでもある。

あなたは高級霊のみに今は焦点を当て、意識しようとしている。

だが、あなたは忘れてはならない。

あなたの知る者の存在こそが、今のあなたを創造する過程を築いていたことを。

それは、あなたとその者の旅だけではない。

あなた方よりもさらに前、そしてその前、遡るとそれはどこまでも続いていく道となる。

あなた方はすべてとの繋がりを持っている。

それは、あなた方が今の意識で思い返せる範囲に留まらない。

その繋がりを感じようと意識せずとも、あなた方はその繋がりによる恩恵を与えられているのだ。

それは、すべてのものに対してもこれまでもそうあったものである。

あなた方はあらゆるものの魂を通し、あなた方の魂の旅をする。

M子はよく自分の行う霊信の内容を疑う。


敬意を払うあまり、そして自らの感覚に対し絶対的な信頼を持てないがゆえ疑いが生じる。

だが、そうやってすべてが繋がりを持っているのだとしたら、あなた方にどんな存在が来ても不思議はないと思わないか?

なぜ自分の感覚に自信が持てない?

M子よ、あなたの目的があなたにとって負担となるほどの大きな荷物だとでも考えているのだろうか?

あなた方は、使命を大きな負担として考える傾向がある。

だが、それは違う。

言葉に重みを感じるのは、あなた方の魂の中に抵抗や反発、恐れ、不安などを感じる部分があるからだ。

目的を楽しむのだと理解しなさい。

重みを感じたとしても「楽しもう」という気持ちを持つことで、ある変化が起こる。

その変化とは「楽しむ=陽」「重みを感じる=陰」という相反するものの要素の割合を変化させるというものだ。

光と闇、それらを相反するものとして例えにしよう。

光と闇、人々はどちらも存在するものだと理解できない。

闇を拒み、光を求める。

だがそこで必要なのはどちらかを求めるということではなく、「闇の存在を認め、光に目を向けること」である。

目に映るものこそ、その瞬間の真実である。

M子がここ数日霊信中に聴く耳鳴りは、あるものの触発である。

その呼びかけは、M子に届かない。
その音しか聞くことができない。
M子は以前、過去世でそのものに誘われ破滅した。
そう選択したのはM子だ。
これまで、そのものによる接触は「思考という意識」により行われてきた。
M子が日常を過ごすに当たって感じ取り、そして流れてくる意識としてそれは受け取られてきた。
だが、あなた方を守護するものにより、それはこれまでよりも少ないものとなっている。
あなた方は、自らの魂が「透明度を高いものとし見つめるものに惑わされない」ように意識を保つ必要がある。

あなた方が特別であり選ばれたからそのように守護されているわけではない。

今その必要があるからだ。

あなた方が、より道をよく見通し、そして進みやすい状況にするべくしての必然なのだ。

それを踏まえ、守護するものに対し感謝しなさい。

そして、あなたが今世で生じさせた傷について語ろう。

それは些細なものであり、深刻に考えるべきものではないとあなた自身は考えている。
それは、あなたの思いこみであり、その傷は癒すべき傷である。
それは、あなた自身これまでの探究により得た知識で十分理解できるものである。
あなたが違和感を感じないほど自然に流す「無意識のうちに感じる孤立感」は、あなたが目を背けているものである。

あなたは、まだ気づいていない。

あなたはもっと「今の自分に対して意識を向け注意深く観察する」必要がある。
詳細を分かりやすく説明するならば、「あなたという人間がこの世に生まれついてから、あなたの魂に刻まれたものが今のあなたを形成している。
そして、それらの中にあなたにとってあなたの道を拒むもの」が存在する。
それは妨害しない。
それはあなたを傷つけない。
だが、あなたが見つめるべきものからあなたが気づかないように「見つめるべき対象から別のものへと焦点を移している」のだ。

その主張は弱いものだ。
だが、あなたの進もうとする道を拒むものである。
それは、あなたの寂しさから生まれたものである。
あなたの幼少期に感じたそういった感情が刻まれている。
もちろんM子も同様である。

あなた方は、霊信による霊的成長のための啓示が重要だと理解するように、自分という人間が生まれついてからのそういったものに対しても目を向ける必要がある。
それさえも、あなた方を大いに助け、協力し力を与えるものとなるのだ。

そして、あなた方がそれぞれ深い繋がりを持つ人間に、霊的存在としてもそばで見守る親しきものに対し愛を感じなさい。

そして、その愛を受け取り、あなた方もそれぞれその者に対して愛を与えなさい。

あなた方に今必要なのは「やすらぎ」である。

世界中の重荷を背中に乗せているのではないと理解しなさい。

肩の力を抜きなさい。

あなた方は背負うのではない。

あなた方自身の魂の傷を含め、そのすべてを抱きしめるのだ。すべてと一体となるのだ。  

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第5霊信おわり
第6霊信へつづく

2015年5月30日土曜日

第4霊信の公開 07・1・16 2:01着信

    SAM催眠学序説 その51

この第4霊信の送信霊は身元を明かしていませんので特定不能です。
これで3人目の霊的存在からの送信となります。
第1・2霊信はエドガー・ケイシー、第3霊信は稲垣守護霊、第4霊信は身元不明ということになります。

ただし、この第4霊信では、「私からの言葉だけが啓示だと思いこまないように」と、「啓示」という言葉を用いていることに着目すると「神?」の可能性があるかもしれません。

次回公開する第5霊信も、文脈からするとこの 第4霊信と同一の送信者からのものだと判断できます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

誤った認識をしないよう、見落とすものがないよう、そしてあなた方が負担となる疲労を生じないよう今日は私からの言葉は控えるものとする。

だが、私からの言葉だけが啓示だと思い込まないようにしなさい。注①

なぜなら、あなた方を取り巻く世界すべてが情報であるからだ。

現実離れした出来事からのみ、前進する方向性を見いだすためのヒントを得ようとするのではなく、あらゆるものに目を向けることが、あなた方にとって霊性の成長へと繋がるものである。

霊信のペースが自分の理解と神に対する信頼に大きく関わるとの解釈は適切なものであるが、ある意味においてはそうではない部分もある。

その意味とは、あなた(稲垣)の信仰心はあなたの感じるものより強いものであり、あなたが自負するようなものではないということ、そして、M子の疲労により身体的影響をきたし霊信が休止するに至ることを避けるため、というものである。注②

信じようとしなくても、あなたはすでに多くの信頼を置いている。

私達はあなたを試しているのではない。


試練を置いているのではない。

必ず何かを得て進むものである。

あなた方にとって、学ぶことはどんなものからでも一つあるのだ。

そのとき手にすることができるのは、その瞬間に一つなのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第4霊信おわり

第5霊信へつづく

2015年5月26日火曜日

第3霊信の公開 着信07・1・14 22:48

   SAM催眠学序説 その50

第3霊信は第2霊信と同日に着信しています。07・1・14の第2霊信は夜明け、第3霊信は夜中ということになります。第3霊信の通信霊は、第1・2霊信の通信霊ではなく、私の守護霊のようです。
この私の守護霊は、回りくどい言い回しによって第1・2霊信の通信霊がエドガー・ケイシーであること、今回の通信霊が私の守護霊であることを認めています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この霊信を読むにあたって、注意する点をあなた(稲垣)に告げておこう。

まず、あなた方の次元にある「時間の概念」を捨てることだ。
それは足かせになる。
あなた方の次元での流れはある一定方向への流れに過ぎない。
それは、ただそうあるだけだ。

過去・現在・未来のそれぞれの定義を捨て去りなさい。
あなた方の世界に存在するにはその時間の定義は必要なものだ。
だが、あなた方にとっては、それはある意味では必要ないものである。
あなた方が理解するべきものに対しては、その概念は足かせになる。
これまでM子には幾度となくそのことを説明してきた。
だが、この次元に存在する限り、そのことを理論として伝えることはできても認識することは通常の意識では不可能なものである。

あなた(稲垣)に対して忠告しておかなければならないことがある。
あなたは突如として霊性の進化を迎え、そしてその分野に対しての学びを得るための努力を積んだ。
だが、あなたが得たものの中にはねじ曲げられ伝えられたものがある。
あなたは、それらを捨て去るべき情報と吸収するべき情報として判断を下さなければならない。
それは、あなたが今後自身を通し分かるものである。
あなたが得たもののすべてが絶対的であり、不滅である真理を与える要素ではないのだと理解しなさい。
そして、真理は統計で計るものではない。
あなたは、自らの体験をもとに叡智を創造していく。
あなたが信頼する者からの知識でさえも、時には足かせとなるだろう。注①
すべてを否定することを促しているのではない。
「必要性」は時と同じくして流動するものなのだと説明しているのだ。


人間を進化させるのは霊性である。
だが、その霊性は「霊媒としての素質」「ヒーリング能力」等の超感覚のみを限定し、対象としているのではない。
「知恵」は左脳がなければ創造されないものだ。
叡智はすべての感覚がつながらなければ存在しない。
どちらかだけのもの、それはただの「知識」もしくは「芸術性の高い作品」でしかない。
もちろん、それらにも影響力は存在する。
だが、進化を与えるものではない。「霊性の成長」は、人類すべて、そして命あるものすべて、そして霊的存在すべてにおいて有益なものである。

あなたが(稲垣)が今後おこなうものは「探究」ではない。
もちろん、ある者の見解からはそう映るだろう。
だが、それは霊性の成長であり、すべてにおいて有益な恩恵を与える進化の一つである。

あなたは霊信を受け始め「使命感」に駆られている。
使命感はあなたに義務を生じさせる。
あなたを導くものは、あなたの興味であり、直感であり、あなたが覚えておくべきことは、それらに基づきあらゆる情報を処理しながら前進することである。

霊信も同じく情報である。
すべての情報は啓示である。
ここで「世界のあらわれすべては啓示」であることをあなたがたに説くことは省略する。
それは、ある者にとっては必要性を持つ場合もあるが、今のあなた方にとってそれは必要ないものである。

そして、あなたはあなたの「魂にとっての情報」を求めている。
だが、まだあなた自身の魂についてはあまり多くの情報は与えるべき時機ではない。
あなたの傷は完全に癒しを得てはいないが、あなたにとっての負担となる影響は少ないものである。
だが、今現在のあなたという魂の一面についての情報は与えられるものである。

あなたは、今語りかけている私がエドガー・ケイシーを守護していたものと考えている。
その真偽をあなたの中で晴らすため、情報を集めた。
だが、そんなことをして何になる?
もし、私があなたに「そうではない」と言えば、それは事実とは異なるものとなってしまう。注②

あなたは、直感に完全な信頼を置いていない。
あなたのこれまでの習慣は「左脳を駆使すること」であった。
それはあなたの才能の一つである。

だが、あなたは今後それに「自分を導くもの」としての舵を与えてはならない。
あなたの魂に耳を澄ませなさい。
あなたの体の、肌の感覚、そしてあなたに接触してくる存在による空間の変化、あらゆるものを観察しなさい。

あなたはこれまでの感覚のように進もうとする波がくる。
それはあなたに長年習慣づいていた思考パターンであり根強いものである。
あなたはそのことについて、自分の知識からどんなものか容易に理解することができるだろう。
あなたに必要なのは、魂の感覚を研ぎ澄ませることである。

あなたの魂が求める「内的目的」とは、あなた自身が直接受けた傷の癒しではない。
「あなたの愛する者が受けた傷が原因となり、あなたに間接的経路を辿り起こった痛みの癒し」である。
よって、あなた自身の傷があなたの魂にとっての負担になる抑制が少ないため、あなたの霊性としての成長は起こり、あなたのヒーリング能力を覚醒させたのである。

M子の魂は、魂自身が受けた傷を持つために、完全に覚醒できない状態なのだ。
それは、M子の感覚が受け取る情報を時には混乱させる。
もちろん、このような霊信をおこなう状態においては、守護するものにより秩序は保たれている。
前回の霊信であらわれた「M子を守護するものの一人」が、なぜM子の心の管理をしていると述べたのか、なぜその必要があるのか説明しよう。

その魂の傷はあまりにも多くの哀しみを抱えている。
その傷がなぜこれまで浮上してこなかったのか、それは通常の「催眠療法」では癒すことは不可能だからである。
それは多くの高級霊による癒しを求めている。「人間による癒し」では、その傷を癒すことは不可能である。よって、あなたにその役割が与えられるのだ。


今現在PCに表示された時刻は21:59である。
M子は47分から脳の感覚に異変が起きていることを感じている。
これは、その魂の傷による影響である。
そして、これはその傷が与えるわずかな影響でしかないのだ。
だが、恐れないようにしなさい。
この感覚があらわれ始めたことは、魂が深奥から動き始めたことを意味する。
魂はすべてに理解を求めている。

今朝彼女がみた夢は何をあらわしているか、それは重要性を持つものなのか。
どんな優れた精神科医でも、それは分析不可能なものである。
よって、ここであなた方に伝えられる範囲のものを語ろう。
なぜ範囲限定という制約が生じるか、それは何度も繰り返すように「言葉では伝え切れないものが多すぎる」からだ。
あなたにM子が伝えた内容以外に、とても今のM子に重要性を持つものがある。
それは、兄との関係性である。
その場面をここで説明しよう。

M子の実家の茶の間でM子は友人たち数人と朝食の用意をしようとしていた。
だが、そこでは皆落ち着かないと察し、M子は移動しようとした。
だが、そこでM子の兄と結婚予定の恋人(現実においてそうある人物)が性的交渉を始めようとする場面を目撃し、怒りをあらわにした。
兄は、恋人の精神状態が不安定なためにそこで休み落ち着くためにしばらくいることを要求した。だが、M子はそれを家事などの手伝いをしない言い訳として受け取り憤怒する。
これは、今のM子の精神状態を暗示しているのではなく、M子の魂の傷に対し大きく起因するものを暗示している。
それは先ほど述べた「傷」とは別のものである。
その後、先ほどM子があなたに説明した内容に移る。


M子と兄は、過去世において敵対関係にあった。邪魔な存在であり、呪うべき存在であった。
二人は四度殺し合い、常に憎み合っていた。
だが、四度目に殺し合うとき、二人はお互いの立場を理解し合った。
そこで二人の中に生まれたのは「ある意味では思いやり、そしてある意味では同情」という入り混じった感情である。
だが、二人をそれでも同じ過ちへと流したのは「お互いが持つ使命感であり自らの周りを守ろうとするゆえに生じる義務感」である。
二人は、死を迎える前にそれまでの生まれ変わりで得ることのない真理を得た。
魂の浄化としての真理を得たのは死後である。

そして、二人はごく普通の家庭で兄弟として生まれた。
幼い頃はその悟りにより仲むつまじい兄弟としてある時期までは過ごせた。
だが、それ以後はお互いに辛い経験をする。
友人との関係において起こる問題、それらをお互いに知りながらも何も手出しをできない無力感を感じた。
それは、その過去世での延長する問題でもある。
今朝の夢に兄があらわれたのはその過去世での意識に触れたため、M子の意識にある情報が集まりそのような形態となったのだ。
M子の夢がなぜいつも混乱しているのか、それは先ほどにも述べた過去世の傷の影響である。
だが、流れ自体が混乱しているのではない。表現が混乱しているだけなのだ。

その場面についての説明をしよう。
実家は今現在という地点のあらわれであり、時空が混乱したように思える祖母や叔母のいる昔の実家は、あなたの深層意識のあらわれである。
そして、M子がそこで見たもので混乱していないものは「過去の自分」のみである。
他のものは、混乱したあらわれである。
そこを流れるものである。

過去にM子は夢見を通し、未来の自分へと接触した。
そして、今朝は過去の自分と接触した。
過去の彼女は助けを求めていた。
今のM子はそれを拒否した。
当時のM子がその場面の前に見た夢の内容を彼女は覚えていない。
なぜ覚えていないのか、それは「助けてほしい」という意識のみのあらわれでしかないからだ。
幼い頃の彼女には、それを夢で見ることができなかった。
そして、今朝、M子が自分を拒否したとき、なぜ以前反対の立場から同じ内容の夢を見ていたことを思い出す必要があったのか。
それは、M子の魂がM子自身に救いを求めていたからである。
幼い頃をしているが、その彼女は「これまでの彼女のあらわれ」である。もちろん、癒しを得ている部分も多くある。
だが、これまでに傷を受けてきた彼女自身はまだ存在する。
そして、これは彼女自身の意識変革を暗示しているものである。
現在の彼女と過去の彼女が夢に同時に存在する、それ自体が変化の兆しを意味する。

ここでなぜ、あなたにM子のこの夢についての説明をするに至ったか。
それは、あなたがそのことを知るべきであるからだ。
より潤滑に行うため、あなたには情報が与えられる。
M子に対して行うのは、あなたがこれまで行ってきた「前世療法」や「年令退行催眠」とは異なるものと踏まえなさい。

もちろん、その夢に関わる過去世は霊的存在からの癒しを求めているわけではない。
だが、あなたがM子に前世療法を行う際に「そこで浮上するどの前世が霊性にもっとも大きな影響を与えているか」をより明確に判断できるように情報を提供する必要があるのだ。

あなた方の道は決まっている。
だが、あなた方がクリアすべき項目は道が決まっているにも関わらずあるのだと理解しなさい。

ここで、あなた(稲垣)に告げておくことがもう一つある。
M子の魂に大きく影響する傷は、一度崩壊した。
そして、今世でM子が辿るべき目的はある意味においてはその過去世と同じものである。
彼女がはじめてこの世に生まれついたとき、彼女はその目的をやり遂げることができなかった。

そして、368回の輪廻転生を繰り返し、369回目に彼女はその目的を達成させる。
それは、彼女の魂がすべて決めたことである。
生まれ変わりを始める前、彼女はそのすべてを決めたのだ。
そして、あなたも同じようにそうである。注③

あなたについて語るのは、わたしたちを守護するものから直接伝えられるであろう。注④


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第3霊信おわり
第4霊信へつづく