2011年10月10日月曜日

生まれ変わりの証拠「タエの事例」その6

(その5のつづき)
CL はい。
TH あなたならすべてお見通しなので聞きますが、里沙さんの魂は、今までどれくらい生まれ変わりを繰り返したのでしょうか? 回数、分かりますか?
CL 長く繰り返している。
TH 一番古くはどんな時代でしょう?
CL 天明、タエが初。
TH もう一つ聞きます。その魂はいったいどこから生じるのでしょう?
CL 中間の世界。
TH そうすると、あらゆる魂はもともと一つのところから生まれてくるのですか?
CL 中間の粒子が魂に生まれ変わります。
TH 中間の世界で粒子が魂になる。
CL そうです。
TH 魂は永久に生まれ変わりを続けるわけでしょうか?
CL 粒子の色が消えると、生まれ変わりはなくなります。
TH その魂は、中間の世界に留まることができるのですか?
CL わたしの一部になります。
TH 分かりました。ありがとうございました。わざわざお呼び立てして、申し訳ありませんでした。でも、随分いろんな勉強になりました。
この後、タエの次の生まれ変わりを尋ねることになります。そこで現れたのは、ネパール人ナル村の村長ラタラジューを名乗る人物でした。
ラタラジューに、ネパール語を話せるかどうか求めたところ、2文ほどのネパール語とおぼしき言葉を発話しました。しかし、この現象は真性異言(学んだことのない外国語、この場合、里沙さんが学んではいないネパール語でその一節を発話すること)のうちでも、朗唱型真性異言と呼ばれる超常現象です。これは、応答的なネパール語どうしの会話ではありませんから生まれ変わりの科学的証拠とされる応答型真性異言ではありません。ある外国語の一節を発話するのみであれば、それは情報であるわけで、超ESP(万能の超能力)で獲得可能であり、生まれ変わりを持ち出すことなく、生きている人間(この場合里沙さん)の心の力(超能力)であると説明可能になります。つまり、単なる情報は、超能力で獲得可能です。
しかし、このセッションの4年後、応答型真性異言の実験再セッションで、ラタラジューはついに、生まれ変わりの科学最有力の証拠である応答型真性異言現象を示したのです。この再セッションのネパール語会話のビデオ映像が、2009年8月5日のアンビリバボーで1時間に渡って放映されました。
次回は、今回に引き続いておこなったラタラジューとの会話を紹介します。
(つづく)

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