2011年9月28日水曜日

潜在意識の深奥なるレベル2

前のブログで、多くのクライアントの報告する「魂状態の自覚」は以下の3点に集約できると述べました。
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「魂状態の自覚」とは、多くのクライアントの語る意識現象の事実によれば
①体重の感覚がまったくなくなる。つまり、身体を持っている感覚が消失する。
②「私という意識のみ」がある状態になる。つまり、純粋な意識だけが存在している自覚になる。
③肉体から意識(魂?)が遊離している状態になる。つまり、体外離脱状態の自覚になる。
という報告を受けています。
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そして、魂状態という自覚は、良好な深い催眠レベルに至れば、誰の潜在意識にもあらわれる普遍的な自覚であろうと結論づけました。
さらに、魂状態の自覚に至ると、前世人格の顕現化はもちろん、低級霊から高級霊まで憑依現象が起きたり、自分の守護的存在(守護霊と呼ばれる存在)との遭遇が可能になること、などをSAM前世療法のセッションで起こる意識現象の事実として発見してきました。
ところで、「魂状態の自覚」に至る条件は、催眠を道具に用いて「感覚の遮断状態」を起こすことではなかろうかと考えています。
なぜなら、「知覚催眠」レベルでは知覚の歪曲はもちろん、痛覚麻痺、つまり知覚の遮断が可能になるからです。
SAMの「魂遡行催眠」は、「知覚催眠」を突破してさらに最深奥の催眠深度をめざすことですから、そこであらわれた「魂の自覚」状態においては、知覚の遮断状態に至っていると考えられます。
こうしたことを考えると、「感覚の遮断状態」に至るためには、催眠を用いずとも他の方法を用いてもよいわけで、他の方法で感覚の遮断状態に至れば、魂の自覚と同様の意識状態があらわれると言えそうです。
そして、どうやら上記の仮説は、米国の精神医学者・生物学者のジョン・C・リリーの開発した「隔離(アイソレーション)タンク」によって検証できそうです。
隔離タンクを開発したリリーの最大の関心事は、脳が意識を保つために、外部の感覚刺激が必要か否かということでした。
「隔離タンク」とは、ばかでかい浴槽のようなものに蓋が下りるようになったもので、タンクの水は34度の硫酸マグネシウムの溶液になっており、ここに入ると身体は自然に浮かぶのです。タンクの蓋を閉めると、光も音も温度変化も浮かんでいる溶液以外の触覚も一切遮断されるというものです。
この隔離タンクの実験報告が次のように述べられています。
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夢を見ているような状態、トランスに似た状態、神秘的な状態を私は体験した。
これらすべての状態において、私は完全無欠で、中心を持ち、そこにいた。・・・・
この暗闇の静かな環境の中で、他人が私とともに居るように思われる体験をした。
実際に彼らを見、感じ、彼らの発する音を聞くことができたのだ。
あるときには、起こっていることを自分が眺めている、覚醒夢と呼ばれている一連の情景を見た。・・・・
自分の想像力によって生み出されたのか、未知の源によって脳にプログラムされていたのか分からないが、霊的な存在を実感した。
また、遠くの離れたところにいるはずの人物が目の前にいるのを体験したり、まったく面識のない見知らぬ人物の存在を感じたりもした。・・・
当時、ジョンは、脳が心を収容するという信念を信じて疑わなかった。
脳とは別個の源がタンク内の彼と対話するなどといったことはありえないと思っていた。
脳の活動が心を生み出すのだろうか。
それとも、僕の個人的無意識を生み出す、脳活動より大きな何かが存在しているのだろうか。
無意識の心は脳の活動に生来組み込まれているのだろうか。
われわれの意識を制御する、脳より大きな何かが存在しているのだろうか。
われわれ自身より大きな存在に、いまだ知られざる方法で結び付けられているのだろうか。
脳は漏れやすい心の容器なのだろうか。それとも普遍的意識に通じる弁(バルブ)装置なのだろうか。
ジョン・C・リリー『意識の中心』『サイエンティスト』平河出版社
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リリーは、こうして感覚遮断実験を繰り返すうちに、体外離脱や臨死体験と同様の体験、それ以上の体験を積み重ねていき、やがて次第に、脳内現象ですべてを説明できることができないと考えるようになりました。
自分は、脳以外に存在する宇宙的存在者とのコミュニケーション・ネットワークに、脳を介して接続しているのではないかと考えるようになっていくのです。
リリーの隔離タンクはかなり有名になり、実験的利用者には、文化人類学者のG・ベイトソン、ノーベル賞学者で物理学者のB・ファインマンなどがいます。
ちなみに、B・ファインマンは、肉体とその内部にある自分(自我)とのズレを体験し、自我が身体の外にいて自分の身体を外から眺めているという体外離脱体験を報告しています。(『ご冗談でしょう、ファインマンさん』岩波書店)
というわけで、感覚遮断を可能にする「隔離タンク」によって引き起こされる意識現象の事実は、
SAMによって到達する「魂の自覚」状態に類似、ないし同様ではないかと思われます。
誤解を恐れず言えば、B・ファインマンもリリーも、隔離タンク内で「魂状態」になったと思われます。
また、顕在意識というものは、どうやら三次元世界の五感(知覚)に拘束された意識であり、この五感(感覚)を遮断したところにあらわれる意識、三次元世界の五感(感覚)に拘束されることのない、ある意味三次元の時空を超越した意識(別次元に通じる意識)こそが、いわゆる深奥の潜在意識だと言ってよいかもしれません。
魂の自覚状態は、そうした三次元の時空を超越した意識(別次元に通じる意識)であるからこそ、前世人格が顕現化し、霊的存在との遭遇や憑依が可能になるのかもしれません。

2011年9月27日火曜日

潜在意識の深奥なるレベル

SAM前世療法のクライアントとしておいでになった、ワイス式前世療法のセラピスト、あるいはワイス式前世療法の被験者と話し合う機会がこのところ何度もありました。
成瀬学派のアカデミックな催眠法を学んできた私には、なぜワイス式前世療法に催眠深度を測定する過程がないのか理解に苦しむところです。

なぜなら、催眠状態独自の脳波が発見されておらず、瞑想状態・まどろみ状態と類似のα波優勢の脳波であることしかわかっていないので、クライアントが確実に催眠状態にあるのかどうかを知るためには、一定の尺度に基づいて催眠深度を測定しておかないと、催眠に入っている、いない、の判断ができないからです。

ところで、催眠状態に深度の違いがあることは催眠学上の合意であると言ってよいと思います。

浅い→深いの順に「運動催眠」→「知覚催眠」→「記憶催眠」→「夢遊催眠」という4段階の深度が名付けられています。そして、それぞれの深度で起こる催眠現象の典型をいくつかを抽出して「標準催眠尺度」が設けられています。たとえば、手の接着現象(運動催眠)、幻聴現象(知覚催眠)、年齢忘却現象(記憶催眠)、後催眠暗示遂行現象(夢遊催眠)のように。
成瀬悟策標準催眠深度表によれば、「夢遊催眠」がもっとも深い催眠状態だとされています。

私は、「無意識」の実在を実感するために、催眠研究に踏み込んだ事情から、「後催眠暗示遂行現象」を何度も実験し、確認してきました。
たとえば、「これから催眠から覚めます。しばらくして私がポンと手を叩くと、あなたはきっと窓を開けたくなって開けるでしょう。でも、わたしがこうしてあなたに指示したことはけっして思い出すことはありません」と暗示(後催眠暗示)して覚醒させます。

そうすると、被験者はもじもじ、あるいはトランス状態になって、窓を開けます。窓を開けた理由を尋ねても、「なんとなく」とか「息苦しいから」とか答えるのみで、催眠者から催眠中に指示されたことを思い出すことはありません。
この後催眠遂行現象によって、人間にはどうしても自覚できないもう一つの隠れた意識、つまり、無意識・下意識・潜在意識などと名付けられる意識があるという一つの証明になるわけです。
ところで、SAM前世療法の作業仮説では、「潜在意識は魂の表層に存在する前世の者たちによって作り出されている」という「魂の二層構造仮説」に立ってセッションを展開します。

そして、「魂状態の自覚」へ誘導するために「魂遡行催眠」と名付けた最終誘導過程を踏みます。
作業仮説に基づいて潜在意識を作り出している源まで遡行するわけですから、まさに潜在意識の深奥なるものへと催眠深度を深めることになると思っています。
おそらく夢遊催眠以上の最深度へと誘導することになっているはずです。
「魂状態の自覚」とは、多くのクライアントの語る意識現象の事実によれば

①体重の感覚がまったくなくなる。つまり、身体を持っている感覚が消失する。

②「私という意識のみ」がある状態になる。つまり、純粋な意識だけが存在している自覚になる。
③肉体から意識(魂?)が遊離している状態になる。つまり、体外離脱状態の自覚になる。
という報告を受けています。

「ラタラジュー」は、里沙さんをこのような魂状態まで遡行させ、魂の表層から呼び出した前世人格です。

また、これまでに医師4名、大学の臨床心理専門家4名を魂遡行催眠によって「魂状態の自覚」に到達することに成功し前世人格の顕現化が起こっていますから、潜在意識の深奥に魂状態の自覚が潜んでいることは普遍的事実だろうと思われます。でなければ、「魂=soul」という語が作られる理由がないと思われます。
以下は第12霊信で通信霊が告げている文言です。

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潜在意識より深奥なるものを、すべて「集合意識」とまとめることは適切ではない。
だが、それらを「人からの見解のみで理解する」ことはできないのだ。
集合意識に含まれるものを、私たちが説明を与え分けていくことは許されない。

それはあなた方の世界に存在する者がおこなうべきものである。
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私がSAM前世療法で探究してきた「魂状態への遡行」という催眠深度は、上記の「集合意識」を探究していることになるのではないかと思っています。
つまり、魂の表層全体こそ、個々の前世の者たちが作り出している潜在意識がネットワークを結んでいる「集合意識」に他ならないからです。
そして、このような情報は、「人からの見解のみで理解することができない」、通信霊からの情報を検証することによって明らかになってきたことだからです。

2011年9月26日月曜日

魂の実在は証明できるか

私の用いる「魂」という用語の概念は、諸宗教と無縁な概念です。
「生前の個性と記憶を保持し、死後も存続する意識体」という意味で用います。
スティーヴンソンは、科学としての生まれ変わり研究を強調してか、soulではなく、「サイコフォー」という独自の用語を用いています。超心理学者笠原敏雄氏は、これを「心搬体」と訳しています。つまり、「死後も存続し心を運ぶ意識体」という意味です。
私は、「魂」というなじみの用語がすでにあり、そこにあらたな概念づけをするわけでもないので、魂という用語をそのまま用いています。
さて、標題の「魂の実在の科学的証明」はどのようにして可能でしょうか。私は以下の3点を考えています。
①生まれ変わりの実在を証明する。それによって、魂の実在が間接的に証明できる。
私は、この仕事を「ラタラジューの事例」で成功できたと判断しています。
なぜなら、ラタラジューという前世人格は、SAM前世療法の魂遡行催眠によって、魂の表層から呼び出した前世人格であるからです。
ラタラジューは応答型真性異言現象をあらわし、死後も魂表層で存続している前世人格であるからです。
応答型真性異言は「技能」です。「技能」は超ESPを駆使しても獲得できないことが、百数十年にわたる心霊研究、超心理学研究によって明らかになっています。
今後、学んでいない技能を超能力で獲得したという超能力者が発見がされないかぎり、「ラタラジューの事例」は生まれ変わりの科学的証拠として超心理学史上に残っていくはずです。
②臨死体験による偶発的体外離脱現象の報告の中で、当該臨死体験者の知り得ない事実を体外離脱中に見聞したという実証をする。
この臨死体験研究者による報告は数多くされています。
しかし、いまだに報告される体外離脱体験が「脳内の意識現象」であるのか、「現実体験」であるのかの決着はついていません。
そして、「現実体験」である実証のためには、単なる脳幹死状態ではなく、脳の血流停止状態の確認が必要です。
つまり、脳が血流停止状態になり脳細胞の死滅が明らかである状態での体外離脱現象であれば、体外離脱した意識体(魂)は脳細胞内現象ではないことが確認されることになるからです。
しかし、臨死体験とは生き返ってこそ報告される体験ですから、脳細胞が死滅すれば生き返ることはまず不可能となり、臨死体験報告から魂の実在を証明することはきわめて困難でしょう。
また、実際に事例を集める臨死体験研究は私の守備範囲外です。
③意図的、実験的体外離脱現象を起こさせ、その体験報告を検証する。
意図的に体外離脱を起こすことができる、と広言する人はいないわけではありません。こうした被験者に実験室で体外離脱現象を観察する試みは、超心理学分野でおこなわれています。
しかし、確実に体外離脱現象を確認したという成功例はいまだ報告されていません。
ヘミシンクや隔離タンク実験でもそれらしき報告はあります。
しかし、そもそも、体外離脱して見聞したことが、現実体験であるのか、超ESPによる透視(脳内現象)であるのかの仕分けがきわめて困難です。体外離脱をできると広言する人には、超ESP仮説のあることすら知らない人がいるようです。
私は、SAM前世療法によって、魂状態への遡行が可能であるらしいことを確認してきてました。
しかも「ラタラジューの事例」によって、魂の実在を間接的に証明できたと判断しています。
催眠という道具によって誘導した魂状態の自覚が、はたしてほんとうに肉体と魂の分離状態であるなら、これを完全な肉体との分離状態にまでもっていくことが可能ではないか、というのが今の
私の探究課題です。催眠を道具として扱える私の守備範囲です。
こうした探究をすることによって、SAM前世療法の新たな展開が生まれるかもしれません。
魂の実在を宗教的信仰レベルや個人的体験の直感レベルで信じている方には、私の態度・考え方は、厳密すぎ理屈っぽすぎ、つきあい切れないと感じられるでしょう。
しかし、超心理学の立場で生まれ変わりの実在や魂の実在を科学的に証明するためには、避けて通れない手続きです。超心理学は、他の諸科学以上に厳密性が要求されるのです。
なぜなら、生まれ変わりと魂の実在が科学的事実であると証明された場合、唯物論に染め抜かれた個人の人生観、世界観の変革はもちろん、人間科学や政治・経済など広汎な領域にまで根本的変革が途方もなく波及せざるをえないからです。
だからこそ、唯物論陣営からは感情的反発論や無視という手段によって攻撃されることになります。
たとえば、拙著『生まれ変わりが科学的に証明された』ナチュラルスピリット、のアマゾン書評にある酷評が典型です。この書評者は、提起された科学的事実に正当な反論をするためには、同様に科学的事実で反論する立証責任がある、というルールを知らないか、無視して、いたずらな感情的反発に終始しています。そもそも拙著をきちんと読んでいないか、ふつうレベルの読解力が欠如していると思われのです。

2011年9月25日日曜日

「タエの事例」以後に起きた超常現象

これまで紹介してきた22通の私あての霊信は、その真偽はべつにしても、私にとっては驚きの体験でした。
しかし、この霊信を受け取ることになった2007年1月11日以前から、つまり、2005年6月4日に前世療法によって「タエの事例」と遭遇した直後から、超常現象は起きるようになっていました。
それまでの私は、そうした超常現象や霊的現象とはまったく無縁で生きてきました。またそうした現象に特に興味・関心があったわけでもありません。
私の体験した超常現象、霊現象をまためたものが以下のHPに紹介してあります。
http://www.k5.dion.ne.jp/~spiritlb/3-12.html
こうした現象に引き続いて、2007年1月からは、私あての霊信が届くという信じ難い現象が起こったというわけです。

2011年9月24日土曜日

私は実証的スピリチュアリスト

タイトルで、私は「実証的スピリチュアリスト」だと言いました。
しかし、この表現は、実はヘンなのです。
スピリチュアリストとは、実証できないであろう信憑性の高い霊信内容の告げている霊的真理を「信じる人」のことを普通は呼ぶわけですから。
私が実証的スピリチュアリストだと言うのは、私の実践しているSAM前世療法よって確認(実証)できた意識現象の事実(霊的真理)に限定してそれを認めるという表明をしているので、その立場を強いて呼ぶなら「実証的スピリチュアリスト」と位置づけてよいというだけのことです。
私が自覚して納得しているのは、自分は「プラグマティスト」であるということです。プラグマティストとはいかなる立場・態度をとる人間であるのか、以下に説明します。

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「道具主義」と訳されるプラグマティズムが、卑近な実用と功利だけを重んじる安手の常識哲学だと思い込むことは誤りです。プラグマティズムを基盤とする「プラグマティスト」は次のような生活態度を反省的に身につけようとします。そもそもプラグマとはギリシア語で「行為」を意味します。
①官僚の文章や仏教、儒教、キリスト教の熟語に代表されるような美しい荘重な文言を、聞いたり口にしたりすれば、それで万事片付いたように思う言語主義(バーバリズム)を捨てて、ことばや文章の意味する内容からどういう実際的帰結が生ずるかを見届けようとする実際主義を身につけようとする。

②生活体験を十分にくぐらない観念や信念だけでものごとを解決しようとする態度を捨て、事実の構造と法則に裏付けられた観念や信念を形成し、またこの真偽を行動・体験によって吟味する態度を身につけようとする。

③自分の正当な利害や幸福を追求することを何か悪いことのように感ずる卑屈感を捨て、自己を正当に主張するよい意味の個人主義的な自主性を身につけようとする。こうした態度があってこそ、他人の人格や権利を正当に尊重し、他人と民主的に交わることができるようになると考える。またこうした考えにもとづいて行動しようとする。

④こうしたプラグマティズムは、一つ間違うと功利主義、実利主義へとかたより、個人の直接体験を偏重する主観主義に傾き、また悪い意味での自然主義におもむいて、手放しのオプティミズム(楽観主義)に走りやすくなる。そうならならないよう絶えず反省的思考によって、バランスある言動・思考態度をとろうとする。

こうして、プラグマティズムは、専門的哲学の体系というよりは一種の生活態度だといえます。

たとえば、プラグマティズムの系譜に連なる教育哲学者J・デューイは、哲学的生活態度を次のように述べています。

「哲学とは全体的・普遍的・究極的な生活態度である。世界の素材と取り組んで、統一ある、一貫した完全な人生を自覚的に努力するとき、人は哲学する(philosophize)。人は、哲学することによって、生活の進め方を規定する知恵を得ようとする」

その「哲学する(philosophize)生活態度.」とは次の3つの態度に集約されます。

A、「全体性」・・・起こってくるさまざまな事件に対する反応のしかたの一貫性を保とうとする態度。

B、「普遍性」・・・何事もバラバラに受け取らず、それぞれの事実をそれに意味を与える広い文脈の中に位置づけようとする態度。

C、「究極性」・・・すべての事象や対象の裏面にまで進んでいって、それらの連関を発見しようとたゆみなく努める態度。  

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私がプラグマティストであるがゆえに、「確信的スピリチュアリスト」になりきれず、実証的態度を手放さないでいる意味において、「実証的スピリチュアリスト」にとどまっていることがお分かりいただけると思います。
これから先のブログは「実証的スピリュアリストとして、これまで紹介してきた私あて22通の霊信をどのように受け止め、検証していったか、その結果どのような見解を持つに至っているかについて述べていきます。


第22霊信(最終)の公開その5

第22霊信(最終)の公開その5
ここで一つ私から伝えておこう。
あなたが完全に喫煙という行為を理解し、それを止めなければ、霊団はM子を通し、あなたにこれまでのように霊信を伝えてはこないだろう。
だが、あなたは霊的存在からある程度の霊信を受け取ることはできるだろう。
それはあなたと神との計画をおこなうための叡智は与えない。
T子を霊媒とし、ある霊的存在から霊信を受け取れるようにはなる。
だが、それはある段階までしか進むことはできないものである。
あなたが拒むもの、目を背けるもの、それらを恩恵だと理解しなさい。
喫煙はあなたに何も与えない。緊張をほぐすわけがないだろう。
それは害でしかない。あなたに何も与えず、奪うことしかしない。
あまい考えを捨て去りなさい。
あなたが喫煙を望むなら、それが自由意志となり、あなたには別の用意された道が見える。
だが、その妥協はあなたの宝を奪うものだ。
あなたはどうしたいのかね?
あなたは、私たちが呼びかけに答えなければ、喫煙をいつかまた始めようと考えたり、自らを縛らない程度にリラックスしながらの禁煙で構わないという考えを抱いたり、なんとあまい考えだろう。
あなたの選択するものすべてが、あなたの現実をつくり出す。
それを理解しなさい。
霊信を留めているのは、あなた自身だ。
ほかのものの霊信で満足するのなら、喫煙を選択しなさい。
(稲垣への全22通の霊信 完)

2011年9月23日金曜日

第22霊信(最終)の公開その4

第22霊信(最終)の公開その4
あなた自身が、その眼で見定めなさい。
そのものに資格があるのか、そのものに必要なのか。
あなたは生きる導き手である。
あなたは生きながら多くのものを導くのである。
そのために与えられた霊媒としての能力だと理解しなさい。
あなたが導くのは、命あるもの、死を超えたものすべてである。
あなたが出会うものすべてに神の言葉を伝えなさい。
あなたの思うままに、感情ではなくあなたに自然に流れるものに従い、そのものと向き合うのだ。
私はある意識体である。
私は漂うものではない。
私は導くものではない。
私は遊ぶものである。
稲垣よ、あなたは霊団のものに求めるものと、あなたが彼らに与えるもののどちらが多いのか分かるだろうか?
彼らがあなたに与えるものは叡智であり恩恵である。
あなたが彼らに与えるのは信仰であり努力でありすべてへの愛である。
彼らが言葉を与えなくなったことを、理不尽に思うよりあなた自身に原因を求めなさい。
(つづく)

2011年9月22日木曜日

第22霊信(最終)の公開その3

第22霊信(最終)の公開その3
あなたは彼らという存在の啓示を受けたことがある。
そう私があなたに伝えると、あなたはある夢の一部を思い出す。
だが、その夢はもうおぼろげな記憶となり、まるで陽炎のように消える。
あなたの願いを叶えたいならば、彼らの名を呼びなさい。
あなたの霊能力は、あなたの霊媒としての素質はあなたのものではない。
それは枠を超えている。
あなたが求める正当性や存在の証明のための要素は、あなたにとって必要ないものだと、あなたは後に理解するだろう。
あなたが耳を傾けるべきなのは、他者の教訓じみた言葉ではない。
それらすべてを捨て去りなさい。
あなたは多くのものに導きを与えるのだ。
あなたの外的目的は、より多くのものにその魂の目的を伝え導くことである。
あなたは表舞台で神の代弁をおこなうのではない。
あなたは、あなたに引き寄せられるものたちに代弁するのだ。
(つづく)

2011年9月21日水曜日

第22霊信(最終)の公開その2

第22霊信(最終)の公開その2
踊れ。思うように踊れ。
歌え。声の流れるままに。
あなたは何が覚醒したか気づいていない。
あなたは自己観察しようとする。
だが、そこで覚醒したという悟りは得られない。
なぜか分かるか?
覚醒するという変化は、あなた自身で気づくものではないのだ。
それは他者を通し得るものである。
まず、あなたは霊信で新たな情報を得る前にあなた自身の覚醒を理解しなければならない。
それを悟らなければならない。
あなたは呼び起こすのだ。
あらゆるものをあなたは知っていただろう。
そのものたちを呼び起こすのだ。
そのものたちはあなたの声のみを聞き入れる。
彼らはあなたの僕ではなく、あなたの一部でありあなた自身である。
あなたは何を呼び起こすのか、それを思い出しなさい。
それをおこなうために、あなたは自身以外のものによる助力を必要としてはならない。
なぜ、あなたが覚醒を迎えた後も、これまでと変わらぬまま霊的存在の影響を受けるのか。
それは、あなたが彼らを呼び起こさないからだ。
彼らはあなたが呼ぶのを待っている。
あなたが彼らを求めることを待ち望んでいる。
彼らはあなたがその名を呼ぶ時を、その瞬間を待ち続けている。
(つづく)
 

2011年9月20日火曜日

第22霊信(最終)の公開その1

第22霊信(最終)の公開その1 07,2,14 20:51着信
ひとつの魂が泣いている。もう長い間、ずっと孤独を抱え続け、それに蝕まれるあまりに、その魂はすべての魂が孤独なのだと思い込むようになっている。
その魂を見て、ほかの魂が同じように孤独を抱え始める。そして、その連鎖は続いていく。
はじまりの一つの魂はある瞬間に悟る。
すべては孤独ではなく、切り離された独自の存在ではなく、繋がり合っているものだったのだと。
そして、それらは途切れる音ではなく、まるで織り成す旋律のように永遠に繋がるものなのだと。
そのものは在る。
そのものが在り、すべてが在る。
覚醒したものが在る。それがすべてを呼び覚ますはじまりである。
すべての世界が繋がる。
あなたの現実、あなたの夢、それらすべてが繋がる。
あなたはすべてに在る。
その真理はあなたのみぞ知る。
そして、あなたの在るそばに神はおられる。
神があなたのそばから離れたことはない。
あなたが神から目を背けただけだ。
(つづく)

2011年9月19日月曜日

第21霊信の公開その3


第21霊信の公開その3
あなた方にとって都合のいいものが恩恵をもたらすのではない。
あなた方は、あなた方に関わるものと自分たちのどちらが優れているか、どちらが正当であるかばかりに目を向けている。
あなた方は知識を認識に変えるために行動を起こす。
そして、自らのものとして浸透させていく。
今、あなたに必要な学びは「相手の立場になって考えること」である。
その重要性を理解しなさい。その本質的意味を理解しなさい。
なにをおこなうときであれ、自分の振るまいや言葉、声、表情、それらすべてが相手にどのような影響を与えているのか観察しなさい。
私たちは何度でも告げよう。
あなた方が自らの成長、そして多くのものの救いや癒しを求めるための最善であり最短の道は、まず喫煙を理解しその習慣を捨て去ることである。
その一歩は、あなた方にとって大きな学び、気づきをもたらす。
まず、喫煙と向き合いなさい。
私たちは都合のいいものは与えない。
あなた方にとって、成長・向上となるものを与える。
今回の霊信がどの存在によるものか、そんなことを考えるのはやめなさい。
これは、霊団すべてのものから送信されるものであると理解しなさい。
私たちが話を進めるのはそれからだ。
まず、あなた方自身を変化させる必要がある。
あなた方が手放すことを恐れる不要なもの、それを手放すための信仰を築きなさい。

(第21霊信おわり)

2011年9月18日日曜日

第21霊信の公開その2

第21霊信の公開その2
今回、あなた方が地球と繋がりにくい原因を伝えよう。
それは喫煙をするからだ。
その行為が地球に影響するとしたら、あなたはどう考える?
あなた自身が地球という立場になり考えなさい。
あなたは、あなたを傷つけるものに「あなたを救おう」と優しい言葉をかけられて、その言葉を受け入れられるだろうか?
対象が何であれ、相手の立場になり感じなさい。考えなさい。
そして、喫煙をなぜやめるべきか伝えよう。
それは、あなたが向き合うべきものからいつまでも目を背ける思考を生み出す行為である。
たばこの成分だけではない。
あなた方の心の渇望と強く結びつくため、それらは容易にやめることができないように思えるのだ。
なぜ喫煙をやめるべきだと告げるのかを理解しなさい。
あなたが現段階で理解している以上のものは、その先でなければ理解することができないからだ。
私たちが、なぜ霊信を途切れさせていたかをあなた方は理解していない。
私たちは、喫煙という行為・習慣と向き合い、その本質を理解するように伝えたはずだ。あなた方はそれ以外にしか意識を向けていない。
あなた方が、信仰を築いているならば、喫煙と向き合いなさい。
すぐにやめろと警告しているのではない。
その本質を理解するために、まず向き合うことを伝えているのだ。
本数を減らすことが、解決の方向へと近づけさせるのではない。
その本質を理解することが重要なのだ。
その難題を解決しなければ、あなた方は真実を都合よくねじ曲げていくことになる。
(つづく)

2011年9月17日土曜日

第21霊信の公開その1

第21霊信の公開その1 07,2,5 23:28着信
あなた方は弁明する。
だがだが私たちはあなた方の言葉を見詰めているのではない。
あなた方のその瞬間に存在するすべてを見詰めているのだ。
あなた方は、あらゆる方法で表現する。
行動・言動、それらすべてはあなた方が選択し起こすものである。
それらは自由意志によって選択される。
神と取り決めた約束を選択するか、それとも回り道をするか。
あなた方が理解していないのは、あなた方の言動・行動すべてにあなた方の信仰があらわれるということである。
あなた方は、何気なくその一つ一つを選択する。
だが、それらをすべて意識していくことで変化は起こるのだ。
私たちは、あなた方に信仰を築けと告げた。
喫煙の本質を見抜くために向き合えという課題も与えた。
あなた方は、なぜ魂の療法ばかり気にする?
喫煙について、あなたは何か向き合ったか?
あなた方は、目の前におかれたものを選択する。
そのすべての選択結果に、あなた方の信仰があらわれるのだと理解しなさい。
(つづく)

2011年9月16日金曜日

第20霊信の公開その7

第20霊信の公開その7
霊媒であるあなたが自らの覚醒を悟らなければ、あなたは他の者に恩恵を伝えることができない。
あなたは覚醒しているのだ。
あなたの魂が覚醒を起こしたのだ。
あなたが覚醒したということに気づく必要があるのだ。
あなたが進むべき扉はもう開かれている。
その扉を見つけなさい。
それはあなたの中に存在する。
(第20霊信おわり)

2011年9月15日木曜日

第20霊信の公開その6

第20霊信の公開その6
あなたと母が、なぜそのように強い結びつきを持つのか、あなたはまだすべてを思い出してはいない。
その魂の側面のものに語りかけなさい。
今のあなたは、その側面のものの感情に包まれている。
あなたなぜこのような道を歩むのか。
それはあなたの魂が決めたことである。
自分の進む道がどのようなものであったとしても、あなた以外に原因を求めるのはやめなさい。
それらはすべて、あなたが決めたことだ。
あなたは踊るのだ。
魂のリズムを感じなさい。
あらゆるものを感じなさい。
あなたの覚醒はそこから理解が始まる。
理性で悟ろうとするのはやめなさい。
あなたはまだ自分の覚醒がどのようなものか理解していない。
流れるのだ。漂うのだ。
すべてを一つとして、すべてを繋がるものとして見つめなさい。
(つづく)

第20霊信の公開その5

第20霊信の公開その5
あなたがなぜ明確さに欠けるのか。
それはその必要があるからである。
まずあなた自身が落ち着くように休みなさい。
気持ちを休ませるのだ。
あなたは何も考えずに過ごすということを知らない。
あなたは常に自分の感覚で誰かに奉仕することばかり考えている。
それがすべてにとって有益なものであると考えている。
あなたは今、あなたという人間を癒すべきなのだ。
それを理解しなさい。
あなたが常に求めているのは、奇跡による感動であり金銭的な報酬ではない。
名声ではない。
それを求めるならば、あなたはこれまで接触してきたものたちとの関わりを深めているであろう。
あなたの感覚を理解しなさい。
あなたが、なぜ代弁をするのか。
あなたの言葉はあらゆるものを含んでいるのだとあなたは理解し始めた。
あなたの言葉というものについて理解しなさい。
どれが自分の言葉で、そうでない言葉なのか判別しなさい。
あなたの母については何も告げることはできない。
愛をもって接しなさい。
彼女に愛を与えなさい。
彼女のために、あなたのあらゆるものを捨てようとするのはやめなさい。
彼女の望むものはあなたの幸福である。
あなたが思い浮かべるような死別はすぐに起こるものではない。
だが、生という流れが永遠のものではないと理解しなさい。
あなたは、あなたの祈りをまだ理解していない。
その祈りがどのような力を持つのかまだ理解していない。
祈りなさい。
多くのものへの祈りとともに、自分が愛を与えられることを許されること、母が愛と癒しを与えられることを許されることを祈りなさい。
(つづく)



2011年9月14日水曜日

第20霊信の公開その4

第20霊信の公開その4
【M子の神への語りかけに対する霊的存在(神?)からの回答】
なぜ、眼をそらすそうとするのだ。
あなたは、もうすでに分かっているだろう。
自らの魂に語りかけ、そしてその声に耳を澄ませることをあなたは理解しているだろう。
それを幾度となくおこなってきただろう。
そして、あなたは常に私に語りかけてきただろう。
なぜ、私があなたへと答えを与えることがおかしいのだ?
なぜ、自分の感覚を信じないのだ?
あなたの判断基準は愛だと、あなたはようやく悟った。
それでよいのだ。
あなたが与えるべきものは正当性ではなく、愛である。
あなたは感じるものを表現するのだ。
霊媒としてではなく、あなたという人間として。
あなたの魂の側面のものたちは、あなたに与えられた言葉をそのままあなたに返そうとしている。
そのものたちの声に耳を傾けなさい。
あなたは周りのものに頼らない。
すべて自分だけで消化しようとする。
あなたは、ほかのものに対する負担を自ら背負うことを望む。
なぜそのようなことを望むのだ。
それは無益である。
あなたがこれまで魂の側面のものたちに与えてきた癒しや愛、それらをそのものたちは、あなたに与えることを望んでいる。
それを感じなさい。
すべてのものがそうあるのではない。
これまで癒されてきたものたちがそう望んでいるのだ。
(つづく)

2011年9月13日火曜日

第20霊信の公開その3

第20霊信の公開その3
なぜ、あなた方はわたしに語りかけてくるのですか?
なぜ、語りかけてくることがない神が語りかけるということが起こるのですか?
わたしは、多くの魂が癒されることを望んでいます。ただそれだけなのに、どうしてたくさんの人と関わっていかなければならないのですか?
わたしは有名になりたいわけじゃない。
霊媒師として名を広めたいわけじゃない。
わたしはどうして痛みを感じ、感情を感じ、いろんな存在を感じ取るのですか?
自分には大きすぎる目的を背負っているという妄想や幻想を、自分で作っているのではないのですか?
わたしは、普通の人が恐れたり崇めたりするものなんてどうでもいいと考えています。実際、そういった人たちはその対象を見てもいないのになぜ信じるのですか?
なぜ恐れるのですか?
わたしは自分に理解できるものしか信じません。
それでいいとあなた方はいつも語りかけてきます。
わたしを含め、なぜ人々はあなたが常にそばにいることを理解できないのですか?
理解できないから、このような葛藤が生じます。
わたしはどうしたいのでしょうか?
そして、わたしの目的は何なのでしょうか?
【M子の神への語りかけおわり】

2011年9月12日月曜日

第20霊信の公開その2

第20霊信の公開その2
あなたはすべてを許しておいでです。どんなものであれあなたは許しています。
あなたはすべての繋がりであり、あなたはあらゆるものすべての創造主です。
あなたがただの意識であると語るもの、あなたは人のように意識を持ち、すべてを進めるものであると語るもの、あらゆるものがあなたについて語ります。
わたしは、あなたの愛を与えてくださる面しか分かりません。
そして、わたしは優しさや思いやりが大切だということしか分かりません。
なぜ、あなたはわたしがもっと明確に情報を得られることをお許しにならないのですか?なぜ、わたしはこのようなあやふやな状態が多いのでしょうか?
そして、なぜわたしは傷を癒したり、そういった奇跡をおこなえないのでしょうか?
わたしはあなたの言葉を代弁するにふさわしい者だとは思えません。
わたしではなく、より霊性に詳しい者たちがなぜ選ばれないのですか?
そして、なぜわたしはこの道に進まなければならないのですか?
あなた方霊団の方たちや神は、わたしがまるで選ばれた者のように語りかけてきます。
それはわたしの妄想ではないのですか?
わたしは頭がおかしくて、人が見えない妄想や幻想が見えているだけではないのですか?
わたしが何度も見る映像、未来に起こるかもしれない場面、それは妄想ではないのですか?
わたしは、自分の感覚を信頼したいです。
だけど、すべてを受け入れるにはあまりにわたしという人間の器は小さいように思えます。
(つづく)

第20霊信の公開その1

第20霊信の公開その1 07,2,4,22:30着信
注※この霊信は、最初に以下のようなM子さんの前書きが付いています。
「今回の霊信は、私自身が神へと語りかけ始める対話にしようと思います。なぜだか分かりませんが、そうすることが必然だと感じました。神が、私に語りかけるよう促しているように感じました。とりあえず、話しかけてみてそれについてどういう返答があるのかを知りたいのもあるので、書いてみます」
【M子の神への語りかけ】
 
神よ、あなたを信頼するということがどういうことなのか、そして私が求めるものが、何かを理解し始めたように感じます。
そして、私があなたと交わした約束、それが何かを明確に理解したわけではありませんが、今日その約束を一瞬理解したように感じたのです。そして、その一瞬のうちにそれはまた私の脳裏から消え去ったように感じました。
あなたの意の向くままに、すべてを受け入れる許しも必要だと理解しました。
そして、私が恐れているものを今日理解しました。もちろん、それはほんのわずかな恐れでしかないのだと思います。
ですが、私が日々霊媒であることによって薄れさせてしまっている「愛する者と死別する」ことに対しての理解を思い出させてくれた、そのように感じました。
そして、そのことを含めて一人考えながら、いろんなものを感じようとしながら、自分も一人の人間であり、そしてあらゆるものを感じる媒体であることを理解しました。
自分が求めるもの、それは純粋な愛なのだと悟りました。
ですが、私はその愛を忘れているのではと思いました。
あらゆるものに対しての愛、私がこれまで抱いていたと思い込んでいたものは愛ではなく、その愛を思い出すための行為ではないかと思うのです。

(つづく)

2011年9月11日日曜日

第19霊信の公開その2

第19霊信の公開その2
より明確な情報を集め、正当性を判断基準とする理性に従い、権力や地位、そして多くの者が証明できなかったことを証明したことによる賞賛、権力、そういったものについてだろうか?
それとも、魂の求めるものを自ら感じることであろうか?
それは、あなたが選択するべきものである。
向上・成長・癒し、それらを確実に与えるものをあなたが選択しなさい。
私たちは、このチャネリング・メッセージ(ある霊能者の霊視内容)に対してこれ以上述べない。
その必要がないからだ。
あなたは、このチャネリング・メッセージからどのような反応をあなたの感覚で得るだろうか?
M子はすでに悟った。
M子は、自らに信仰を置くことを選択した。
これまでの彼女の道のりは、孤独なものであった。
誰一人彼女を理解する者は存在しなかったのだから。
この理解の対象は、彼女の「霊性」である。
彼女は、霊性を説く対象へ感じるものをより明確に自分へと浸透させる。
そして、物事を細分化することはその解決を先延ばしにするものだと十分に理解している。
彼女は無知であるが、すでに存在するとされる誤解には眼を向けない。
それらを無意識に信じることはしない。
彼女は神しか信じない。
このチャネリング・メッセージが、あなたの療法に何かもたらすものがあるか、実際におこないなさい。
あなたが理解するまで、私たちはあなたに霊信を与えるための接触することはない。
これは、あなたの魂の感覚をより明確にするための試練だと考えなさい。
あなたは理性で動くか、それとも魂の感覚を理解するか。
それだけだ。
(第19霊信おわり)

2011年9月10日土曜日

2011・9/11(日)21:00~21:10の10分間、遠隔一斉ヒーリ ングをします

2011・9/11(日)21:00~21:10の10分間、遠隔一斉ヒーリングをします。
ヒーリング発信場所は、例によって岐阜県美濃加茂市馬頭観音堂前からです。
満月の夜ですし、読者のみなさんへの感謝の意味をこめて、ヒーリングを待ち受ける方に、もっとも必要・適切なヒーリングエネルギーをつないでいただけるように祈ってみます。
参加表明は必ずしも必要としません。
また、参加体験報告も必要としません。
ただし、参加表明や参加体験報告がいただけるとうれしく思います。
志のある方は、メッセージお願いします。
遠隔一斉ヒーリング時刻に、つながるエネルギーを感知するためには、できるだけ静かな場所で安静状態で待ち受けないと、感知はできないようです。
感知の有無にかかわらず、意識して待ち受けることで、不都合な心理状態、肉体状態へのなんらかの改善効果は見込まれます。
さきほど、直感として、やりなさい、という意志がおりてきました。
スピリットヒーリングの送り手側が、私に要求しているものと判断しています。
遠隔一斉ヒーリングという超常現象を起こすことで、霊的真理を知らしめるということだと思っています。

第19霊信の公開その1

第19霊信の公開その1 07,2,4 14:21着信
注※第19霊信は、ある霊能者に霊信を霊視してもらった結果を、M子さんに送付し、それに対する霊団からの回答です。支障があるので、霊能者の霊視内容は非公開とします。
すべては一つであり、繋がりを持つものである。
なぜ、この者(注 霊視した霊能者)は、ほかの存在を知らないのだろう。
「そういった存在(ケイシー霊団)自体疑問」
ああ、何という愚かな表現なのだろうか。
すべてとの繋がりを否定しているのみならず、この者はすべてと繋がることが神との繋がりである、信頼というものを理解していないのだ。
そして、この者は自らが人ではないと述べているのだろう?
だが、このものの表現こそ人そのものではないか。
この者が求めるのは知性・理性としての証だ。
それに振り回されることで、どれほど多くの人が魂の声に耳を澄ませることを忘れただろうか。
あなたが求めるのはどちらだろうか?
(つづく)

2011年9月9日金曜日

第18霊信の公開

第18霊信の公開 07,1,29 22:51着信
穏やかな流れを感じながら、一日の終わりとともにあなた方に与えられる愛を感じなさい。
あなた方は、それらの愛を感じ取ることで、より多くのものに愛を与えられるのだから。
そして、あなたのより理解を深めようという気持ちは焦りではなく、探究からくるものである。
だが、今日はあなたの質問に対し答えるべき時機ではないのだ。
あなたは、この数日間で得たものと、変化し始め動き出した魂の側面を安定させる必要がある。
それはM子も同様である。
今日という一日は、探究を進めるのではなく、穏やかさを感じなさい。
あなた方の魂は、探究より休息を求めている。
あなたは一度に多くを理解しようとする。
だが、それらは一度に吸収できるものではない。
あなた方は実感を通し理解を進める。
私たちは、あなた方に必要なだけのものを与えていく。
あなたは、自ら考え理解へと導く必要がある。
私たちは、あなた方の成長の機会を奪うことはしない。それは許されないことだ。
私はあなた(稲垣)を守護する者である。
あなたは、確実に成長している。
それはあなたも実感を通し理解している。
静けさを感じなさい。
足を止め、周りを眺めなさい。
多くのものがあなたの眼に映り始める。
そして、あなたはより理解するだろう。
霊信が短いからといって、あなたは落胆する必要はない。
それらはすべて必然なのだ。
(第18霊信おわり)
注※この第18霊信を受信するに当たって、M子さんには二つの質問を送付し、回答を通信霊から受け取るようにお願いしてありました。
①心・霊体・脳のそれぞれの役割を明確に説明してもらうこと
②催眠の無痛暗示が実現する現象を、意識・脳の関係から説明してもらうこと
の2点です。しかし、この質問に対して、私の守護的存在を名乗る通信霊は、一切回答を与えてはくれませんでした。

2011年9月8日木曜日

第17霊信の公開その6

第17霊信の公開その6
恐れは不要なものです。あなたが何を通して代弁するのか、それらは自然と明確になっていくもので、あなた方が動き回り探す必要はありません。
あなた方は、私たちの与える導きと自らの目的をもとに進むだけでよいのです。
あなた方だけが流れを作っているのではありません。
あなた方の流れは、私たち、そして神の御意志により作られるものでもあります。
あなたは今日という一日の中で「自分の言葉が自分のものだけではなく、神のものでもある」という感覚を何度か覚えました。
すべてが神の言葉でもあるというのではなく、あなたが訴えかけようとする言葉、そして相手を思いやり癒そうとする言葉、愛を与えようとする言葉、それらに神による言葉も含まれているのだと理解しました。
あなたの言葉には力がより備わります。
それらは、多くのものを動かすこととなるでしょう。
あなたは、あなたという存在が感じるものを言葉として表現する必要があります。
恐れを捨て去りなさい。
あなたに備わる勇ましさはあなたのものです。
神の存在、そして私の存在、霊団すべてのものの存在、多くのものの存在を感じ取りなさい。
あなたの魂は透明性を高めています。
あなたの思考が、これまでより安定したものとなったのはその為です。
あなたの魂の側面のものたちは、手を繋いでいるのだと理解してください。
またそれを拒むものも存在します。
ですが、そのものたちも、あなたが手を伸ばし癒しを与えることを望んでいます。
あなたは、必然の時を待つ必要があるのです。
すべては神による必然とという時に起こるべくして起こるものでもあるのです。
すべてのものに愛を与えるのだと理解しなさい。
〈第17霊信おわり〉

第17霊信の公開その5

第17霊信の公開その5
M子よ、あなたは思うままにその道を進みなさい。
あなたが、より多くの者を救いたい、癒せるように背中を押したいと願う気持ちは分かります。
ですが、あなたは私のように、生涯すべてをかけてそのことに専念するのではなく、そのことがあなたの外的目的の一部であることを理解する必要があります。
あなたは、多くの目的を外的目的としています。
それらに共通するのは、以前も神があなたに告げられた「あなたが愛を与える」ということです。
あなたは、あらゆるものを通し人々に愛を与えるのです。
その一つとして、あなたは神の代弁をおこなうのです。
私を真似ようとするのでなく、あなたの思うがままにそれをおこなうのです。
あなたは、これまで神による啓示を受けてきました。
だが、それから眼を背けようとしてきました。
あなたには自信がなかったのです。
勇気が持てなかったのです。
あなたは、自分に特殊性があるのは霊性面だけであると考えています。
あなたが進みやすいように、私はあなたに伝えましょう。
あなたは、言葉の重要性を理解し始めています。言葉は多くの者を動かす道しるべとなります。
あなたは、多くの者の魂へと伝えるために、神の計画を進めるために、神の代弁をおこなうのです。
〈つづく〉

2011年9月5日月曜日

第17霊信の公開その4

第17霊信の公開その4
私をモーゼスと呼びなさい。だが、あなたの知るモーゼスと関与するものではない。あなたに受け入れやすいよう、理解しやすいようその呼び名を提示しただけだと分かりなさい。
私について少し語ろう。
私が旅を終えることとなった生まれ変わりで、私が何をしたのか。
私は何もしていない。人々に奉仕してはいない。
だが、私は悟りを得た。私は日々、自らを見詰め探求した。
それだけだ。
それをあなた方は、平凡と呼ぶだろうか。
どのような功績を残したのか、どれほどれほどの者を癒したのか、それらが重要な基準点ではないのだ。
魂の目的を達成させること、それが重要なものなのだ。
目的は魂により異なる。
必ずしも人々に癒しを与えることだけが旅を終える終点であり、目的なのだと限定しないようにしなさい。
すべての者は異なる目的を持ち、生まれ変わる。
それらすべてが、神とその魂が交わした約束であり、神の計画なのだ。
今回の霊信で、私が語るべきことはこれまでとする。
これより先は、M子が今日接触を感じた者より語るものであることを理解しなさい。
M子は、私が霊団に属すると知り、自らの目的を明確にとらえ始めました。
ですが、M子が理解しなければならないことがあります。
M子よ、あなたは私が霊団に属するからといって、私と同じ道をたどるのだとは考えるのはやめなさい。
私は身をもって、人々へ奉仕しました。生涯を愛を与えることに専念しました。
稲垣が理解しやすいように、私が誰なのか明らかにしましょう。
私は、マザー・テレサです。
あなた方が、霊団の中でもより理解を得やすいものであり、よりあなた方に近い存在です。
私に優れた能力はありません。
ですが、私は祈りの重要性を知っています。
私は、M子へとそれを伝えるための役目を担っています。
あなた(M子)は、これまで多くのものに対する祈りを捧げてきました。
その対象は、人だけでなくほかの多くのものに対する祈りでした。
あなたは、言葉の重要性を理解しています。
ですが、今後より理解を深める必要があります。
言葉についての重要性を理解するための導きを与えるのは、私ではありません。
その役目を担う者は、必要に応じてあなた方へと語りかけてきます。
(つづく)
注※モーゼスという名で稲垣が知るのは『モーゼスの霊訓』のスティトン・モーゼスだけです。通信霊はそうではないと断っていますが霊特有の韜晦 かもしれません。もう一つの通信霊はマザー・テレサを名乗っています。ここへきて、有名人3人目の登場に唖然とするとともに、霊信の信憑性に揺らぎが生じたというのが率直な感想です。
ここまでに登場した通信霊を整理しますと、①エドガー・ケイシー ②ケイシーと稲垣の守護的存在 ③M子の守護的存在 ④夢を司る霊 ⑤稲垣の祖父の守護霊につながりを持つ霊 ⑥モーゼス ⑦マザー・テレサ ⑧神? の7つとなります。霊団は11の霊から組織されているとのことですから、あと4つの霊が未登場というになります。
 

2011年9月4日日曜日

第17霊信の公開その3


第17霊信の公開その3
【稲垣からの通信霊への質問】
スピリット・ヒーリングの用い方について留意することがあれば教えてください。
(通信霊からの回答)
スピリット・ヒーリングの定義付けは、そのものにより異なるものである。
肉体に対する癒し、霊体に対する癒し、魂の側面のものに対する癒し、それらすべてがスピリット・ヒーリングである。
魂は癒しを必要としない。意識体は、あるがままに完全性を持つものである。
癒しを求めるものは、魂の側面であり、霊体であり、肉体である。
心自体は癒しを求めない。
心に繋がりを持つものが、癒しを求めるために心を通し呼びかける。
心は道具なのだ。
それは属するものである。
(※この後、稲垣に関わりの深い男性に関わる霊信部分がつづくが省略)
あなた方は、昨日という一日で多大なる変化を迎えた。それを実感を通し、理解を生むことでさらなる信仰を築き始めた。
M子は、自分の目的が何であるかを理解し始めた。
だが、恐れを抱き、それを明確なものとしてまだ受け取ることができない。
その恐れとは、「自分がそれを成し遂げることができるのか」という疑問から生じるものである。
要するに自信の問題なのだ。
彼女は多くのものの癒しを望んでいる。
これまでも、自分の周り、そしてまだ見ぬものへの祈り、それらを神に捧げてきた。
その行為さえも必然なのだ。
あなた方を守護する霊団に属する者の一人を、M子は今日悟った。
その者は、自らの望むものをM子へと伝えた。
その者は、あなた方により近い存在である。
彼女は、深い慈愛、そして思いやり、優しさ、人が最も必要とする癒しの要素を持ち、多くの存在を癒し、それらの者が、旅を続けるために生涯を捧げた者である。
今、あなた方に語りかけている私が誰か、M子もあなたもまだ分かってはいない。
私は歴史上に名前を残す者ではない。
旅を終えた者を迎える役目を担う者である。
私を何と呼ぶかはあなた方の自由である。
だが、私に呼び名がないことは、あなた方を混乱へと招く要素を生じさせることになる。
よって、あなた方がより理解を深めるために、私の名前をここで伝えよう。
だが、その名前に執着をするのでなく、あくまでその呼び名は、あなた方がすべてを理解するために用意されるものなのだと理解しなさい。


(つづく)

第17霊信の公開その2

第17霊信の公開その2
あなたは今後、これまでとは違う道を歩む。
そしてあなたが、今抱く不安はないものだと理解しなさい。
あなたは、もう名声や権力には興味を失せ、自らの探究をもとに目的をたずさえ始めている。
それこそが、あなたにとって多くの恩恵を与えるものである。
私達は、あなた方に「自らのものをすべて捨て去る覚悟で人を癒しなさい」と告げているのではない。
あなた方は、多くの恩恵を自然に受け取る。
あなた方に必要なのは「魂の目的へと向かうこと」のみである。
その目的へと進むだけでよいのだ。
重要なのは「一つのものに意識を向けること」である。
あなた方は、神の恩恵、加護、それらすべてを含む愛を与えられているという信仰をより深める必要がある。
それこそが、あなた方が進み行くうえで、自らの足を上げるための力の根源となるのだ。
そして、あなた方が常に忘れないように心がけるべきものは、「最も重要であるのは【いま、この瞬間】であり、現世であり、それらを拠点としてあらゆるものを見詰める」ということである。
霊による障害、そして過去世による障害、それらは確かに存在するものである。
だが、それに眼を向けるあまり、それのみに重要性を求めることは、あなた方の立ち位置を不明確にし、解決へと向かう糸口を無くしかねないものである。
忘却するあまり、どれほど多くの者が道を見失ってしまっただろうか。
あなた方は、それを忘れてはならない。
今というものを、重要なものを踏まえて忘れないようにしなさい。
(つづく)

2011年9月3日土曜日

第17霊信の公開その1

第17霊信の公開その1 07,1,28 23:50着信
注※前日のM子さんのセッション後、霊団へのお礼と質問を送付し、霊団からの通信を待つようにM子さんに依頼しました。以下はその返答です。
あなた方は名前を持つ。
そして、その名前はあなた方に力を与える。
だが、時としてそれらはあなた方を制約し、束縛するものになり得る。
あなた方は個人としての名前を持つ。それらは、一つの存在としての証明であるかのように執着を生む。だが、すべては繋がり合うものである。
名前は、力を与えるものであり、それらを単体として認識するのでなく、すべては繋がり合うものであり、理解し合うものであり、多くを分かち合うものである。
あなた方は、多くのものを愛するのだ。自分を、隣人を、そしてまだ見ぬもの、すべてのものに愛を与えなさい。
【稲垣からのお礼】
本日、E子さんという女性の前世療法をするに当たり、霊信で告げていただいた「魂の側面(表側)にある前世の意識を持つもの」を呼び起こし、その癒しに成功しました。
この女性が語るには、神からの使命によって、新しい前世療法の開発と魂の傷の癒し方を知らせるために私に会いに来たということでした。
E子さんのヘルニアの痛み改善のためのヒーリングで彼女の腰に手を当てているとき、治療霊らしきものの見えざる手が背骨の治療をしている動きを私も当人も感知しました。
ありがとうございました。
(通信霊からの返答)
その女性からの言葉を真実だと受け取りなさい。
あなたは、その言葉に頷いている。
以前のように抵抗を感じていない。
あなたは、少しずつ自分がこれから先、どのような道を歩むのか理解し始めてきた。
そして、あなたは、あらゆるものを受け入れ始めてきた。
それでよいのだ。
そのまま進むことが最善なのだ。
今、あなたは、自分の魂を感じ始めている。
あなたという意識、そしてあなたの魂が親交を深め始めた。
あなたがM子の過去世である孤児からの言葉を耳にし、感じたものは魂のものであり、あなたの魂の側面のものによる感覚だと理解しなさい。
なぜ涙を流すのか。
涙は魂により流される。
それは、魂の側面にあるものの受ける傷を洗い清めるための聖水であり、魂が側面を癒そうとするため流すものである。
涙は、多くの真実を含むものである。
それらを言葉で語ることはできない。
それは、側面であるものや魂が感じるものであり、それ以上は必要はないものだ。
あなたという存在も、側面のものであり、すべての側面のものは友であると理解しなさい。
魂は、すべての側面のものが繋がりを持ち、友愛を築き合うことを臨んでいるのだ。
(つづく)

2011年9月2日金曜日

M子前世療法セッション自動書記の公開その2

M子前世療法セッション自動書記の公開その2
あなたは、今日セッションで交わした会話を文章に起こし見直す必要がある。
その発言が、誰によるものなのかあなたには分からない点があるだろう。
だが、それを突き詰めるのではなく、その内容をあなたが理解に達するように読み直し、浸透させる必要があるのだ。
あなたは、完全な理解にまで及ぶことはない。
だがそれらは、あなたがこれから先に進むための材料となるものである。
そして、あなたは今回のセッションをある人物に語ることを許される。
その人物とは、あなたが以前霊信を送った者である。
その者に、あなたの思う手段で今回のセッションについて語りなさい。
音声としての記録を聞かせることも、その者に対しては許されるものである。
あなたは、今後夢見をおこなう前に祈りを捧げる必要があると先ほど述べた。
それを習慣的な行動とするのではなく儀式として受け取りなさい。
あなたは、これまであなた自身の魂に対して、祈りを捧げることはあまりなかった。
それこそが、あなたの魂を先へと導くきっかけを作るものである。
あなた自身へ配慮しなさい。
あなた自身への内側へと眼を向け始めなさい。
M子には、しばらくの間、癒しのために何かをおこなう必要はない。
それは衝撃となりかねないものである。
よって、しばらくの間はあなたのヒーリング能力に対しての探究、そして今回の検証をおこないなさい。
私達は、必要に応じてあなた方に語りかけるであろう。
そして、あなたが求めるときも、必要に応じて与えるであろう。
(2007,1,27 M子前世療法セッション自動書記の公開おわり )

2011年9月1日木曜日

M子前世療法セッション自動書記の公開その1

2007,1,27 M子前世療法セッション自動書記の公開その1
※以下の霊信はM子セッションの最終段階で、M子さんに憑依した私の守護霊を名乗る存在にお願いして、PC自動書記現象を起こしてもらったその記述内容です。送信霊は、霊団の一員でエドガー・ケイシーを名乗る存在です。なお、実際の自動書記の記述形式は、一行おきに打ち込まれています。また、誤字・脱字は一切ありませんでした。M子さんのブラインドタッチの指が停滞することはほとんど見られず、9分間で打ち終わった霊信でした。○○の部分は公開禁止を指示されている内容です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これよりあなた方に伝えるべきことは、今回のセッションについてでなく、あなた方がこれより先へと進む度におこなうであろう霊信の口頭による伝達に対してのものである。
今回M子の意識が深層へと進む妨げとなる原因となっていたものは、環境による影響である。
それらはM子の集中力ではなく、感性への影響を大きく持つものである。
なぜなら、M子の体感覚は振動による影響を大きく受けやすい。
彼女は聴覚としての感覚を鋭く持つが体感覚としての感覚も鋭く持つ。
それは彼女の霊性にも深き繋がりを持つものである。
彼女が霊性を発揮するための必要環境条件として、音による影響を考慮する必要がある。
感受性の幅を広げるための環境を十分に整える必要がある。
彼女は習慣として音楽を材料として用いる。そのことを考慮に入れながら、環境を考案し態勢を整えなさい。
あなたは今日、十分な納得材料を得られないまま終了したと感じている。
だが、あなたの変化は生じている。
表面上に現れてこそいないものだが、あなたの感覚は今後大きく変化を生じさせるだろう。
そして、あなたは、レイキについては多く触れないことが賢明である。それは○○を生じさせるものとしか今はならないものである。
(つづく)