2011年8月27日土曜日

M子前世療法セッションの公開その6

M子前世療法セッションの公開その6
T:あなたは片腕をなくしていますか?
C:生まれつき右腕がないんです。でも、先生は、手が一本だけでも大丈夫だっていつも言ってくれた。
T:そうですか。
今、あなたが生きている時代はいつ頃でしょう。
わたしには、それも見当がつかない。西暦で何年くらいのことか分かりますか?
C:紀元前600年。
T:どこのお国でしょう?
C:・・・プ、プティアドレス。
T:それは地球上にあった国ですか? 
ほかの惑星ですか?
(この後、幼子が大人の男性的口調になり、霊団の一人が憑依したと思われる)
C:それは地球にあり、前後の違いにより、今は別の地名として伝えられている。
T:日本ではないようですね。
中近東とかヨーロッパですか?
C:違う。
T:中南米とか南米でしょうか?
C:南米に近いが・・・パレンケ・・・パレンケ・・・カメン・・・。
T:いずれにせよ、わたしは紀元前600年頃の過去世で、そういう孤児を世話した教師であったわけですね。
そのときに片腕であった子どもが、わたしに伝えたくて悲しみを背負ってきたわけですね。
そのことをわたしは知りましたから、わたしの魂の傷は癒えましたか?
C:それだけでは十分ではない。
あなた自身が思い出す必要がある。
ほかにも多くの傷がもっとある。
そして、今語ったものについても十分ではない。
あなた自身が前世療法を受けるのだ。
記憶はすぐに浮かび上がるわけではない。
あなたは、それを期待してはならない。
あなたに必要なものが、一つずつ思い出されるのだ。
T:そして、わたしはそうして霊性を高めていくことになるのでしょうか?
C:それはあなたが理解するものである。
T:分かりました。
それではもう一つお尋ねします。
M子さんの傷をさらに探る必要はありますか?
C:今の段階では、進めることはできない。
魂に触れることをこれ以上進めることは、衝撃を作りかねない。
T:分かりました。その判断に従います。
今日は、ここでセッションをやめますが、必要があれば、また続けることになりますか?
C:ある。
あなた方はまた何度かおこなう必要があり、そしてM子の意識をより深い状態へと、その変性意識をつくる必要がある。
M子は自らの環境を整える必要がある。
そして、深い意識へと進むことを容易にするための練習をおこなう必要がある。
(つづく)
注※憑依したと思われる霊的存在が告げた地名「パレンケ」は、実在するマヤの「パレンケ遺跡」ではないかと思われる。
これはインタネットで検索した結果判明したことである。
M子さんの潜在記憶の可能性は排除できないが、普通は持ち得ない知識であろう。
このページの右腕のない幼子は、第14霊信で告げられていた「M子は生まれつき右腕がない障害を持ち、それにより他の者より愛情を持ち接した」者であることは間違いない。
このセッションにおいても、拙著「タエの事例」と同様、M子さんを媒介にして憑依したと思われる霊的存在と直接対話したことになる。

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